人間に聞こえない音でスマートスピーカーを操作できる模様。早稲田大学が実験で証明…

かみあぷ速報

2018/1/28 12:00


一部では「一度手に入れたら手放せないアイテム」としてその勢力を拡大し始めているスマートスピーカー、AppleのHomePodもついに予約がスタートしましたね(日本発売は未定)。

そんなスマートスピーカーを、人間に聞こえない音で第三者が勝手に操作してしまえる事を、早稲田大学が実験で証明してしまいました。

■現状悪用は難しい


早稲田大学の森達哉准教授が率いる研究チームはこの度、特殊な装置を用いてスマートスピーカーを第三者が勝手に操作できるかを実験。

どのスマートスピーカーが対象になったのかは明かされていませんが、複数のメーカー、複数のスマートスピーカーで操作できる事が確認されており、「装置さえあれば第三者が勝手に操作できる」事を証明する結果となりました。

この実験で用いられた装置は、人の声を特定の方向にしか伝わらない特殊な音に変換し、周囲の人間に聞かれる事なくスピーカーに指示を出すものとの事。

実験では指示を出してエアコンを操作したり、保存されているカレンダーのスケジュールを読み上げさせたりする事に成功しています。

研究チームは「直ちに悪用することは難しいものの、より安全性の高い製品づくりが求められる」と話しており、すぐに悪用するのは難しいものの、スマートスピーカーの製品特質上の欠点を指摘。

スマートスピーカーのような製品が普及すれば、こういった悪意ある製品が開発・悪用されないとは言い切れず、こういった装置で発せられる特殊な音声への対策が求められますね。

実験では明言されていないもののGoogle Homeが利用されており、Googleはこの件について「今回の研究内容を把握していないのでコメントできない」と発表。

その上で、「日頃から利用者のプライバシーとセキュリティーを重視して取り組んでいく」としており、今後こういった不正操作への対応をしていく姿勢をみせました。

■まとめ


ただちに悪用できないとはいえ、すでにスマートスピーカーを持ち手放せなくなっている人にとっては、間違いなく脅威と言える実験結果だったと言えます。

海外でもこういった実験は多数行われており、今後こういった実験を元により強固なセキュリティを獲得できれば、スマートスピーカーの普及は加速するのかも知れません。

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