「セックス・アピールに必要なのは、ベッド・ルームじゃない」。

TABILABO

2018/1/28 10:00



「美しい人」ってどんな人でしょう?

人それぞれ、いろんな定義があると思います。そしてそれは、時代とともに移りかわっていくものでもあるでしょう。

「可愛くなりたい」「スタイルがよくなりたい」「女性らしさがほしい」。漠然と「美しい人」に憧れては、わたし自身が思ってきたこと。

もちろん間違いではないけれど、20代も終わりに近づいてきた今、その概念が自分のなかで変わってきつつあります。彼女の言葉にであって、本当の美しさは、やわらかくしなやかな「強さ」でつくられているのだと気づいたからです。

現代を生きるすべての女性へ
オードリー・ヘップバーンの言葉


01.




フリルを取り去って、

リボンを取り去って、

さらに不要なものを取り去れば、

肝心なものの輪郭が

はっきりと見えてきます。



シンプルな装いを好んだというオードリーのワードローブは、スカートとブラウスが1枚ずつ、靴が1足、ベレー帽が1つ。でもスカーフだけは、14枚も持っていたんだって。ベレー帽のかぶりかた、スカーフの巻きかたを変える。それが彼女の、おしゃれの楽しみかた。持ちものをすくなくしていったとき、自分に残るものはなんだろう?いま持っているあれやこれ、本当に本当に、必要なもの?

02.




お世辞からは

何も生まれません。



いつも、真実をみつめること。この人が言っていることは真実かな?うわべじゃないかな?大人になると、気づかないうちに「思ってもいないことを言葉にする」ことが上手くなっていってしまう。生きていくうえでどうしても、必要なときもある。けれど、いつも最後にはちゃんと、素直な自分の心に耳をすませていたい。そのうえで一緒に笑っていてくれる人を、好きでいたいな。

03.




自分自身に対して

100パーセント率直になって、

欠点から目をそらさずに

正面から向かい合い、

欠点以外のものに

磨きをかけるのです。



メイクできれいになっている自分の目に、じつはコンプレックスをかかえていたオードリー。「世界一美しい目のもち主」というのは、彼女にとっては、あくまでも他人からの評価でしかなかったんです。きっと、そういうのはだれにだってある。でも、大切なのは、コンプレックスをなくすことじゃないみたい。あなたが自分で認めてあげられる、自分のすてきな部分。それはどんなところ? 思いついたら、そこを一生けんめい磨いてあげよう。

04.




セックス・アピールというのは、

心の深いところで感じるもの。

見せるよりは、

感じさせるものなのです。



オードリーが「女らしさ」を問うとき、なによりも意味を込めて発したのがこのことば。セックス・アピールに必要なのは、ベッド・ルームじゃない。服を着ていても、それを感じさせることはできると主張します。だれかを包みこむようなおおらかさ、だれかの表情に向けるささやかな視線、うちに秘める深いかなしみ。「女らしさ」は、佇むように存在する「強さ」のことをいうのかもしれません。

05.




年とともに自分が

変わっていくのがわかります。

でもそれを直視しなければ。

みんなが経験することですから。



年をとり、増えていく目尻や唇のわきの皺。オードリーは「これは笑い皺です。笑いほど嬉しい贈り物はありません」ときっぱり言い切ります。加齢にたいして、むやみな抵抗をしませんでした。もちろんいつまでも若く元気でいたいけれど、増えていく時間の証を、生きてきた歴史を大切に数えるみたいに、受け入れていける自分でいたいな。

06.




この世で

一番すてきなことは

笑うことだって

本気で思います。



彼女が、若い頃からこの世を去る直前まで、もっとも大切にしていた美徳のひとつは「笑うこと」。笑わせてくれる人が大好きで、愛する人の笑顔がなにより嬉しいって言っていたんだって。好きな人が笑っていると嬉しいと思うようになったのは、いつからだろう。どうしてこんなに嬉しいんだろう? 答えは簡単。それは「この世で一番すてきなこと」だからだったんだね。


『オードリー・ヘップバーンの言葉』(大和書房)著:山口路子

足るを知り、謙虚で、周囲の人たちを好ましい空気で包み、美しいものを愛し、慈愛に満ちたまなざしで、あらゆる物事、人々を眺める。そんな彼女の言葉を集め、コンプレックスとの向き合い方、愛情の表し方、働くということ、仕事と結婚のバランス、パートナーの選び方、人生の目的など、現代を生きる女性たちに多くの「気づき」を与えてくれます。

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