男性保育士が大量の児童ポルノを所有 保育園にUSBを置き忘れ発覚(独)

ドイツ南西部ブルッフミュールバッハ=ミーザウ(Bruchmühlbach-Miesau)の保育園で今月22日、園内に忘れ置かれていたUSBから大量の児童ポルノ画像及び動画が発見された。所有者を明らかにするため中身を確認した結果、同園に長年勤務する48歳の男性保育士のものであることが明らかとなったため、同僚らもかなりの衝撃を受けているようだ。

ブルッフミュールバッハ=ミーザウ市長クラウス・ノイマン氏(Klaus Neumann)は地元紙『Die Rheinpfalz』のインタビューに対し、この保育園に24年勤務し家族もいる男性保育士は、児童に異常な興味を示すといったような目立つ素振りを見せることは全くなかったと話している。事件の動機についても周囲が知りうる限り「全くない」といい、そのため同僚の保育士達の間にも動揺が広がっているという。

警察による捜査で、USBに入っていた画像と動画は全てがインターネットからダウンロードされたものであることが判明している。心配されていたような、園児を撮影したものは一切発見されることはなかった。その後に行われた家宅捜索では他の記録メディアも押収されており、これらは全て警察の鑑識に回された。

事件を受けて、男性保育士はすぐに保育園を解雇された。しかし警察によると、児童ポルノ画像及び動画を大量に所持していたとはいえ「それが逮捕に至るまでの理由にはならない」とのことで、また逃走の可能性もないと判断されたため、現在まで男性保育士の身柄は拘束されていない。

24日午前中から、ノイマン氏は警察とともに園児の保護者に事件に関する情報提供を行っており、また同時に質問も受け付けている。ノイマン氏によると、保護者達が受けた衝撃は非常に大きかったものの、その反応は極めて冷静であり、誰一人として事件を理由に我が子を欠席させることはなかったそうだ。また同氏は「事件が保育園を閉鎖させる理由にはならない」とし、この保育園は今後も通常通りの運営が行われる予定だと説明している。

画像は『n-tv.de 2018年1月24日付「Erzieher entdecken Kinderpornos in Kita」(Foto: picture-alliance/ dpa)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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