花粉や風邪、肌荒れの悩みを和らげるハーブとは?

マイロハス

2018/1/27 18:30

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フランスから認定された日本初の植物療法専門学校「ルボア フィトテラピースクール」を設立し、フィトテラピーの第一人者として活躍する森田敦子さん。今回は、森田さんに、今の季節に知っておきたい、植物療法のエッセンスと活用法についてうかがいます。

『フィトテラピーを学ぼうと渡仏したのは、1992年10月のこと。その頃の私は休職してぜんそくの治療を受けていました。気管支拡張剤とステロイドが手ばなせない毎日。でも、異変はそれだけではすまず、体の不調は心の不調になりました。何が悲しいかのかもわからないまま、ぽろぽろ涙がこぼれ落ち、大地にのめり込むような落ち込んだ気分の繰り返し……。今でいう、自立神経失調症だったのです』(『心と体にもっとやさしく深く効く! 自然のお守り薬 ~薬だけに頼らず、植物の力で不調を治す!』(永岡書店)より抜粋)

「フィトテラピーは、心や体に起こる問題に応じてハーブや精油を処方します。それらは、心にも体にもとても優れた効果をもたらしてくれます。ちょっとした不調を感じるとき、予防をしたいというときに植物の力を取り入れて、健やかに、美しくなる方法を伝えていければと思います」 (森田さん)

1 「ちょっと風邪気味……」というとき


「風邪が流行していますね。不調を感じたら、タイム、ユーカリ、ティートリーの精油を活用してみてください。 例えば、タイムのハーブティーを飲んだり、マスクの内側にユーカリラジアタの精油を1滴しみこませてから着けると、薬効が鼻の粘膜に届いて呼吸を楽にしてくれます。ユーカリラジアタ、ティートリーの精油はアロマバスにも適しています。精油は天然塩、植物オイル、重曹などと合わせるとお湯と混ざりやすくなりますよ。ちなみに、私の息子は、風邪で学校を休んだことがないのが自慢です」 (森田さん)

2 「肌の調子が優れない……」というとき


「肌にダメージが出たと感じたら、私は『ウチダのよくいにん』を使っています。煎ってリゾットなどに入れてもいいですよ。20代から使っていますから、もう何百袋も使っていると思います。煮出して飲むのもオススメです」 (森田さん)

3 「花粉症がキツい……」というとき

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「花粉症にオススメなのが、エキナセアのチンキです。エキナセアは、白血球の働きを活発にし、免疫力を向上させてくれる効果をもっています。水180mlに、チンキを10~15滴加えて混ぜてください。著書でもチンキの作り方を紹介していますが、市販のチンキを使う場合はパッケージの容量に従ってくださいね。ちなみに、CosmeKitchenで展開しているハーブ専門ブランドHERBORISTERIE(エルボリステリア)でも、チンキ(タンチュメール)が買えますよ」(森田さん)

また、植物の力は、免疫力が低下しているときだけでなく、女性が抱える不調にも寄り添ってくれるそう。

プレ更年期で辛いと感じているかたにはチェストベリー、メリッサといったハーブを取り入れるのがオススメです。PMS、生理痛など、女性特有の不調を感じるときにも重宝しますよ。私も、一時期は『子どもは産めないだろう』と諦めていましたが、40代で自然妊娠することができました。これも、植物の力を取り入れて、病気を克服したからこそだと感じています。自分の体の声をいちばん聞いてあげられるのは自分自身。体調が悪いけれど薬には頼りたくないというときこそ、自分の体質、体調にあった植物を取り入れてみてください」
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『心と体にもっとやさしく深く効く! 自然のお守り薬 ~薬だけに頼らず、植物の力で不調を治す!』では、むくみ、肩凝り、腹痛、不眠、イライラ、落ち込みなどの症状のみならず、男性特有の症状、加齢に伴う症状など、76もの症状を網羅し、不調に効くフィトケアレシピが具体的に紹介されています。

私自身も、肌荒れに悩んでいるときに「ハトムギ茶を飲む」といった知恵を本書から得ました。 フィトテラピーの教科書として、入門書としておすすめです。

[ Intime Organique]

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