結局「ネット中立性」ってなに?バーガーキングが分かりやすい解説動画を公開

かみあぷ速報

2018/1/27 08:00


以前かみあぷでもご紹介し、度々問題として取り上げられる「ネット中立性」の撤廃、なんとなく良くない事柄ではあると思ってはいるもののちゃんと理解していない、と言う人が多い問題の1つです。

この問題について理解を深めてもらうため、バーガーキングがハンバーガーショップならではの例え動画を公開しました。

■飲食店ならクレームもの


現在アメリカで進められている「ネット中立性に関する規制の撤廃」、これは「ネット上のすべてのデータを平等に取り扱うべき」という考え方を止めよう、という動きです。

文字だけだとかなり分かりにくいので、ハンバーガーチェーンで有名なバーガーキングはこの動きがどのような結果を生むのか、ショップでの日常を例にした「注文(ネット)中立性のないハンバーガー店」の動画を制作・公開しました。

カウンターで番号札を持つお客さんの呼び出しがあったのですが、それよりも前に注文したを持ったお客さんは結構待たされているので、「私の商品はまだですか?」と問いかけ。

すると店員は「ワッパーを注文したんですね」と冷静な対応をし、もうしばらく待つよう促します。

他のワッパーを頼んだお客さんも待たされる事が多く店員に問い合わせるのですが、「この注文内容だとワッパーをお渡しするまでにまだ時間がかかります」と一蹴。

実は動画の中でワッパーの料金が普段と変更されており、
  • 遅いワッパー …4.99ドル
  • 早いワッパー …12.99ドル
  • 超早ワッパー …25.99ドル

と、通常のワッパーが4.99ドル(約545円)なのに対し、ただ渡す時間を早くするだけで8~21ドル(約874~2,295円)も追加料金がかかる設定に。

2人組の女性客がこの価格設定に驚愕していると、注文した直後にワッパーを受け取った男性客が現れ「(ワッパーに)26ドルも払ったの?」と質問、店員の「優先度が高いとこうなります」という説明に驚愕します。

もちろんこの店側の対応に納得している人は誰一人おらず、待ちきれなくなったお客がクレームを言ったり、店員からワッパーを奪う事態にまで発展…。

通常の飲食店では調理時間により多少商品引き渡しは前後するものの、支払った価格によって同じ商品の引き渡し順が前後する事は有り得ません。

「ネット中立性」問題にこの動画での出来事を例えるなら、
  • ワッパー:ネットコンテンツ
  • 料金:ユーザの差別方法
  • 引き渡し順:ユーザ差別の結果

となるでしょう。

■まとめ


実際にプロバイダ側で一部サービスや接続先の通信速度を規制・ブロックしている例などもあるのですが、通信速度がある程度あれば問題に思わないのか、一般への関心はまだまだ低い状態と言えるでしょう。

しかし今回の動画のように、「注文内容によって提供者側から差別を受ける」というこの動きが、果たして危険ではないと言えるでしょうか?

あなたにおすすめ

すべての人にインターネット
関連サービス