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ワンオペ育児で37個の家事をやめてみた! 山田綾子さんのシンプルな生活

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近頃、1人で育児と家事をこなす「ワンオペ育児」という言葉を多く耳にするようになりました。子どもと向き合う時間を作りたくても、しなければならない家事の山に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する山田綾子さんは、3人の子どもを育てながら親子カフェを経営するワーキングマザー。2017年12月に出版された初の著書『その家事、いらない。』には、37個もの家事をやめてシンプルに生活する山田さんの経験が書かれています。どうやって家事を減らせばいいのか、著書に込めた思いなどを聞きました。

○山田綾子

家事・育児コンシェルジュ。実家なし、夫の手助けなしのワンオペ育児の状態で、3人の子どもを育てた経験を持つ。お母さんが息抜きできる場所として、2011年に「親子カフェjoy」を開店。無類の本好きで、年間100冊以上の本を読む。

○笑顔のお母さんでいるためにやめた家事

――「いらない家事をやめる」という考えに至ったのはなぜですか?

初めての子育てのときは、たくさんの家事に関する本を読み、それぞれの良いところを生活に取り入れようと必死でしたし、2人目が生まれてからも、"良いお母さん"になろうと奮闘していました。

しかしある日、子ども2人を連れて外出する際にふと鏡を見ると、そこには眉間にシワが寄って、怒っているような自分の顔があったんです。そのとき、今の生活が自分自身のキャパシティを超えていると気づきました。

"良いお母さん"は無理でも、せめて"笑顔のお母さん"でいたい……。それが、家事の量を減らそうと思ったきっかけです。

――具体的にはどんな家事をやめたのですか?

まずは、作り置きです。日々の家事を楽にしようと始めましたが、子どもたちがたくさん食べるので、週末を利用して作り置きをすると調理にとても時間がかかりました。結果、他の予定が入れられなくなり、ストレスがたまることに。家族も作り置きしたものを食べたがるとは限らなかったので、これはやめて正解でした。

2つ目は、洗濯物をたたむこと。洋服はトップスをハンガーにかけ、そのほかはバスケットに入れるだけにしています。そこから子どもたちが自分で着ていく服を選ぶため、バスケットの中はグチャグチャになってしまいますが、元々たたんでいないので気にならず、イライラしません。

そのスペースに入る量しか買わないので、先買いやセール品の購入もしなくなりましたし、子ども服の量も減りました。

――家の中の物も減らすことができたんですね

はい。収納術を駆使したり、収納グッズを使用したりすることも減りました。そもそも物が減ったので、収納が不要になったのです。掃除も楽になり、目に見える効果として大きかったですね。
○「理想の1日」から家事の必要・不要が分かる

――山田さんは他にも合わせて37個も家事をやめたそうですね。生活は問題なく回っていくものでしょうか?

そもそも、何をもって生活が回っているとするのかが重要だと思います。一つの家事について、やめたら問題があると思う人もいれば、思わない人もいます。問題かどうかはそれぞれが決めることです。

私の場合は、家事をきっちりやっても家族に笑顔がなかったり、家族が一緒に過ごせなかったりすることの方が問題だと思いました。やめる家事が37個以上ある人もいれば、3個しかないという人もいるかもしれませんが、しっかりと自分の基準を守れていれば、問題なく生活は回っていきますよ。

――いらない家事の量や内容は人それぞれ違う、ということですね

自分の「理想の1日」がどのようなものか考えてみると、家事の必要・不要の判断に役立ちます。

朝何時に起きて、何を着て、どこに住みたいか……まずは、自分の理想の平日について事細かに考えてみてください。そのうち、既に叶っている要素に丸をつけ、必要ないかもしれないというものを消して保留にしましょう。

最後に、理想の1日に欠かせない要素に丸をつけてください。私の場合は、その要素が「家族そろって笑顔でごはんを食べること」で、食卓のイメージは栄養たっぷりのご飯でした。ですから、この時間を捻出するための家事は削ってもいいし、逆にこのイメージを実現するための家事は必要だと考えています。

自分にとって理想の1日に欠かせない要素が何か把握できれば、その家事をするかしないかの基準が見えてくると思います。
○見えてきたのは自分が大切にしたいこと

――いろいろな家事をやめたときの子どもたちやご主人の反応はどうでしたか?

夫は元々、私が家事を「やりすぎ、がんばりすぎ」だと思っていたそうで、家事を減らしたことで安心してくれたようです。子どもたちは他の家と比べられないので、特に気にしていないように思います。ただ、私と一緒にいられる時間が増えたことは、喜んでくれていますね。

――家事を減らしてよかったとご自身が感じることはありますか?

やめる家事を考える中で、これだけはやめたくないと思うものが出てきました。自分が大切にしたいものが見えてきたのは、良かったと思います。

著書の中でも「やめないことリスト」としていくつか紹介しているのですが、例えば私の場合、「子どもが読みたい本は漫画でも図鑑でも何でも買う」はやめたくないのだと気づきました。

本は図書館で借りることもできますが、家で自然と手に取れるような環境にしてあげたい、それは譲れないことでした。やめない家事は、母が自分にしてくれて大人になってから良かったなと実感したこと、そして子どもたちを見て自然と決まったことの両方があります。
○どうしたら自分が機嫌よくいられるか考えよう

――もちろん周囲のサポートがあるに越したことはないですが、どうしてもワンオペ育児にならざるを得ない状況のママたちは多いと思います。ワンオペ育児に奮闘するママたちが、よりよく生活するためのアドバイスがあれば教えてください

一つ目は、いつも機嫌を良くしておくこと。現実の状況を変えることは難しくても、自分自身の気持ちが変われば、その捉え方は変えられます。積極的に自分の機嫌が良くなるアイテムを見つけて、生活に取り入れてみてください。

二つ目は、自分が本当はどうしてほしいのかを知ること。以前、夫が家事や育児の大変さを分かってくれないとイライラしていたことがありました。私の場合は、実際に手伝ってほしいというよりも、ただ労いの言葉をかけてほしかった。それをそのまま夫に伝えると、問題は解消しました。

自分自身が相手にどうしてもらったら満足するのか判明させて、パートナーに伝えることが重要だと思います。

――最後にメッセージをお願いします

世の中には家事に関する素敵な本がたくさんありますし、素敵なママがたくさんいます。中には「その本の通りになんてできない!」と苦しくなってしまう人もいるかもしれません。そんな人たちが少し楽になれるように、「やめてみてもいいんじゃない?」という気持ちで本を書きました。私は周りから見たら素敵なママでも何でもないと思いますが、それでも毎日笑って暮らしていますから。

○『その家事、いらない。』(税別1,200円/山田綾子著/ワニブックス)

忙しいのに、ついがんばりすぎてイライラしているママたちに贈る、"捨てる"家事術の指南書。37のいらない家事をやめた山田さんが、ワンオペ育児でも子どもとの時間を増やして自分らしく暮らすための方法が紹介されている。

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