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人気沸騰!「ディアウォール」や「ウォリスト」で棚を作ろう

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木材(2×4材)で柱や棚が作れる「ディアウォール」や「ウォリスト」。賃貸でも壁を傷つけずに棚が作れるとあって、人気沸騰中のアイテムです。「省スペースで棚が作りたい」「ディアウォールが気になってる!」という人のために、天井と床を突っ張って作る「オリジナル棚」のDIYについて、レクチャーします。

「ディアウォール」ってどんなもの?





「ディアウォール」は、2×4(ツーバイフォー)住宅の構造用木材「2×4材」をはめ込んで、天井と床の間に突っ張らせ、壁に柱を作ることができるパーツ。専用の棚受けパーツを使って、手軽に棚を作ったり、ウォールデコレーションが楽しめます。「ディアウォール」は商品名ですが、このパーツやシステムについての一般名称のように使われています。

■「ラブリコ」や「ウォリスト」にも注目!



「ディアウォール」が発売されたのは10年近く前。数年間はひっそりと販売されていましたが、昨今のDIYブームで一気に注目が集まり、同じ機能を持つ「ラブリコ」や進化系の「ウォリスト」などが、続々デビュー。

「ディアウォール」「ラブリコ」「ウォリスト」素材&機能比較



「ディアウォール」「ラブリコ」がばねの力で突っ張るのに対し、「ウォリスト」はばねとジャッキの力で突っ張る仕組み。また、「ウォリスト」は2×4材を4本までまとめて使えるので、しっかりとした棚や収納には「ウォリスト」が向いていると言えます。

価格は、「ディアウォール」「ラブリコ」「ウォリスト」ともに1つのパーツが800~1,500円程度(柱用システム1本分/棚受けともに・税抜)です。

「ラブリコ」は公式オンラインショップで、2×4材とのセット販売や豊富なカラーラインナップ、2×4材用の壁紙なども扱っているので、DIY初心者やウォールデコレーションとして楽しみたい人におすすめできそうです。

「2×4材」って何?



2×4材は、2×4(ツーバイフォー)住宅用に規格化された木材。「厚み」と「幅」が「インチ」(欧米の長さの単位)で表され、1インチと2インチの2種類の厚みがあり、それぞれ「1×材(ワンバイ材)」「2×材(ツーバイ材)」と呼ばれています。幅は2インチ~10インチまでさまざまなサイズがありますが、“突っ張り柱”に使うのは、主に4インチのもの。2×4材と1×4材です。

1インチ=2.54㎝ですが、木を切り出した後に乾燥させると約0.5インチ分縮むなどの理由で、流通しているものは上記のサイズになります。

建築物の構造部分に使う「構造材」なので丈夫なうえに、研磨&面取りされていて表面がなめらか。ねじ打ちや切削(せっさく)、塗装などの加工もしやすく、木工DIYの材料としても注目され、近ごろはステインや塗料で着色した「2×材」も見かけるようになりました。成長の早い「SPF材」を使って大量生産されているので、安価なのも人気の理由。ホームセンターや通販などで、手軽に入手できます。

※SPFはSpruce(スプルース/とうひ)、Pine(パイン/松)、Fir(ファー/もみの木)の総称。加工しやすく建築に適した樹種で、主にアメリカ、カナダが原産。

要注意! ディアウォールの危険な使い方


■【危険①】柱より奥行きのある棚



柱の奥行きに収まる荷重は下に向かいますが、柱からはみ出た部分に荷重がかかるとその方向に引っ張られ、転倒につながります。2×4材の柱の場合奥行きは約9㎝なので、棚の奥行きもそれ以内に収めるようにしましょう。

■【危険②】柱の前面に棚やテレビを設置する使い方



柱より前に荷重がかかると、常に前に引っ張られている状態になり、転倒につながります。柱の前面に棚をつけたり、柱を壁掛けテレビの支柱にしたり、壁を作ったりする使い方は危険なのでやめましょう。

飾るものが軽ければ、前面に取りつけるのが可能な場合も。その際は、確実に天井に土台が入っている場所に配置し、メーカーの耐荷重を目安に、週に1回程度、必ず「突っ張りシステム」がしっかり固定されているかどうかを確認しましょう。

■【危険③】部屋の間仕切りに使うこと



天井には根太(土台)のある場所とない場所があり、土台がない場所は「突っ張り力」がきちんと働きません。部屋の周囲(壁側)には土台が入っているので壁面に使うようにしましょう。壁面以外は土台が入っていない場所が多いため、パーテーションとして使うのは危険。

部屋の周囲であっても、部屋と部屋の境目など、背面に壁のない場所で使うのは危険です。壁や柱のように見えるとつい、つかまったり、寄りかかったりしがち。子どもが出入りする場所では特に、注意しましょう。

棚を作りたい人には「ウォリスト」がおすすめ


■2×4材を束ねることで奥行きのある棚を作る



「ウォリスト」は専用の金具で2×4材を4本まで束ねて使うことができるため、奥行きが最大で35.6㎝に。また、ばね&金属製のジャッキで突っ張ることで、よりしっかりと固定されます。

<2×4材を束ねたときの奥行き>
1本で使うと:奥行き 8.9㎝
2本束ねると:奥行き17.8㎝
3本束ねると:奥行き26.7㎝
4本束ねると:奥行き35.6㎝

■壁一面の本棚も夢じゃない!



奥行きがあって、金属製のパーツでしっかり固定するため、本など重いものをのせても大丈夫。壁一面の本棚も実現できます。

「ウォリスト」の棚の作り方をプロが解説!



「ウォリスト」を使った棚の作り方を、「ウォリスト」を開発したDIYの老舗商社、和気産業/企画部の河西清一さん、垣見直樹さんに教えてもらいました。自社主催のワークショップやホームセンターを経由して届くユーザーの声をもとに開発された「ウォリスト」は、DIYファンが今一番注目しているアイテム。
「だれでも簡単に使用できるように作ったので、特にお教えすることはないです(笑)」というお2人でしたが、ちょっとしたコツや安全に設置する方法と合わせて、作り方プロセスを教えてくださいました。

組み立てに必要な道具


■基本の道具



(あ)定規 
材料の長さを測って、ねじ(ビス)を打つ位置やカットする場所を決めるときに欠かせない道具。もちろん普段使っている定規を使ってもOKですが、直角に折れた金属製の定規(さしがね)は角度を正確に測ったり、線を平行・垂直に引くときに便利。200~300円で購入できるので、そろえておきたい道具です。

(い)巻き尺(メジャー)
床から天井までの高さを測るときに使う道具。一般的な住宅であれば、3mくらいまで測れるものがあれば問題ないでしょう。

(う)鉛筆
ねじを打つ位置や木材をカットする場所などに、印をつけるときに使います。

(え)電動ドライバー(またはドライバー)
ねじ(ビス)を回転させて固定するための道具。手動のドライバーは力が必要で、何本もねじをとめるのは想像以上に重労働。できれば電動ドライバーがあると◎。

■あると便利な道具



(お)ドリルビット
ねじの下穴をあけるために使うドリル状の金具。(え)の電動工具にセットして使います。(先端のドライバー部分と交換して使う)。下穴をあけることで、ねじが曲がって入ったり、木材が割れることを防ぎます。

■【電動ドライバーは必要?】



手動のドライバーでねじを締めるのは、思っている以上に重労働。「2~3本ねじを締めたら手が痛くなって、くじけてしまった」という経験談もよく耳にします。

電動ドライバーならば力を使わず、あっという間にねじ締めができるので、DIY初心者こそ揃えたい道具です。先端の金具をつけ替えてドリルとして使うこともできるので、ねじの下穴をあけるのも簡単。充電式やパワーの大きいものは値段も高くなりますが、最初のうちは手頃なものでも十分。2,000~3,000円で入手できるので、購入を検討してみては?

最近では、電動ドリルドライバーに強力な打撃力がそなわったインパクトドライバーを使いこなすDIY女子も急増中。長いねじをスピーディに打つことができ、金属、コンクリートなどにも使えるプロユースの道具ですが、使いこなせばDIYの世界がぐっと広がります。

“突っ張り柱”を使った棚の作り方



「ウォリスト」を使った収納棚をDIY。ワードローブ用のハンガーラックとしても使えるように、棚板を少なめに配置して作りました。可動棚を追加したりテレビラックに転用するアレンジと合わせ、作り方を紹介します。

■【材料】(仕上がりサイズ:高さ約195×幅約94×奥行き約27㎝の場合)



※2×4材を3本束ねて使用
A 補強板(1×4材)86㎝……2枚
B 棚板(2×4材)86㎝……9枚
C 柱用板(2×4材)189㎝……6枚
D 束ねる金具(2×4材 3枚用)……4個
E キズ・ズレ防止用シート……4枚
F 突っ張りジャッキ(専用ねじつき)……2個
G 棚受け金具(2×4材 3枚用)……6個
H 補強金具 エンド(両端用)……4個
I ねじ(ウォリスト用「2×4材用タッピングねじ」または 4×30㎜のねじ)……48本
J ねじ(ウォリスト用「1×4材用タッピングねじ」または 4×16㎜のねじ)……16本

■【作り方】



■1 設置する場所の高さを測る



a 設置する場所の高さを測り、その寸法から6㎝マイナスした長さで柱用の2×4材を用意。
※計測の精度に自信がないときは、余裕をもって7~8㎝マイナスしておくとよいでしょう。ジャッキで締めるので、多少の誤差は気にしなくてもOK。
b 壁の棚板を取りつけたい位置(高さ)にマスキングテープなどを貼ってマーキングする。
c bで印をつけた位置の高さを測っておく。

■2 柱を作る



d 「柱用の2×4材」を3本ずつまとめ、上下に「束ねる金具」をあてがい「2×4用のタッピングねじ」で固定。
※ねじが打ちにくいと感じたら、電動ドリルで下穴をあけるとスムーズに打てるようになります(以下、ねじ打ち箇所はすべて同様)。
e dでまとめた柱の木目の表情などを見て、上下、内側・外側の方向を決める。
f eで決めた配置をもとに、柱の上部奥になる位置にそれぞれ「突っ張りジャッキ」を付属のねじで固定する。
g 柱の底に「キズ・ズレ防止シート」を2枚ずつ貼る。

■3 棚板、補強板をつける



h 「棚板用の2×4材」を3枚ずつまとめ、「2×4材用タッピングねじ」で「棚受け金具」に固定し、cで測った柱材の“棚をつけたい位置”を目安に「2×4材用タッピングねじ」で固定。
i 「補強用の1×4材」2枚をそれぞれ「1×4材用タッピングねじ」で「補強金具」に固定し、hの上・下各10~15㎝の位置に、同じく「1×4材用タッピングねじ」で固定する。

■4 設置する



j 設置する壁面の前に、起こしたときに上下左右が正しくなる向きでiを置く。
k 両側を持ち、ゆっくりと起こす。
l しっかり壁面に接するように位置を調節し、「突っ張りジャッキ」のねじを締めて固定する。
m 棚が完成。今回は衣類収納やテレビが置けるラックにアレンジできるよう、棚板を少なめに仕上げ。

■【好みでアイアンハンガーなどを取りつける】



n アイアンハンガーやフックなどのDIYパーツを自由にプラスして楽しむこともできます。今回は100円ショップのアイアン製のハンガーバー2本と、13㎜の木ねじを8本用意。
o 一番上の棚板の下面に、ねじで固定。

■突っ張り棚の完成!



2×4材を3本束ねた27㎝弱の奥行きは、圧迫感が出すぎずに収納力もあるサイズ感で、使い勝手も◎。ハンガーにかけた衣類も、程よく収まっています!

棚柱で可動棚板をプラス! する方法


■1 棚柱をつける



■【材料】



A アルミ製の棚柱(今回は長さ約80㎝)……4本
B 棚受け(棚1枚につき)……4個
C 木ねじ(長さ1.3㎜)……8~16本

[POINT]
棚柱は棚を動かせるようにしたい範囲の長さにカットして使用。棚柱をつけた部分に使う棚板(可動用の棚板)は、固定の棚板より8㎜短い長さで用意します。

■【作り方】


a 棚柱を設置する位置に印をつける。柱板の内側に左右2本ずつ、上下左右が対称になるように。4本の高さが揃わなかったり、棚柱が斜めになると棚板が傾いてしまうので、ていねいに印をつけて。
b aの印位置に棚柱を合わせて、20~30㎝に1カ所を目安に、木ねじで固定する。
c 好みの位置に、同じ高さで棚受けを取りつける。

■2 可動式の棚を作る



■【材料】(棚板1枚分)



D 棚板(2×4材)長さ85.2㎝(棚の内幅-8㎜)……3枚
E 束ねる金具(2×4材 3枚用)……2個
F ねじ(ウォリスト用「2×4材用タッピングねじ」または 4×30㎜のねじ)……6本

■【作り方】



「2×4材」3枚を「束ねる金具」でまとめ、ねじで固定し、1でつけた棚受けにのせる。

■高さが変えられる棚板がついた!



棚板を増やして、本棚兼リビング収納に!「ウォリスト」を使うことで梁の高さまでスペースを有効活用できるので、たっぷりと収納ができるようになります。

専用金具で壁掛けテレビ用シェルフにアレンジ



「ウォリスト」には、32~52インチテレビに対応する、専用の「テレビ壁掛け金具」もラインナップ。補強材と金具で棚の内側に設置すれば、ブルーレイやスピーカーなどの周辺機器もすっきり置くことができます。

https://kurashinista.jp/feature/detail/1622

「ディアウォール」でおしゃれな飾り棚


■壁と柱を同柄でつなげ、飾りを引き立てる棚



賃貸だけれど壁ディスプレイがあきらめられず、ディアウォールを使って飾り棚をDIYした実例。柱用の木材に壁と同じ白レンガ柄の壁紙を貼り、柱を壁に溶け込ませることで飾った雑貨がさらに引き立つ仕上がりに。

※柱の前に棚をつけると、前に荷重がかかって、転倒しやすくなります。床から天井まで柱を立ててキャビネットでおさえると、ストッパーになって安心です。

■ディアウォールでカフェ風インテリアの完成!



キッチンのカウンターにディアウォールで柱を立て、飾り棚をDIY。有孔ボードやアイアンバー、ボックスなどを組み合わせて、雑貨ショップのようなディスプレイボードに。ジャコビアン色の「ブライワックス」で塗装し、ヴィンテージ感のある仕上がりが実現。

「ディアウォール」や「ラブリコ」で設置する薄型本棚


■突っ張り型の薄型本棚で寝室をすっきり!



以前はカラーボックスに本を収納していたこのお宅では「圧迫感があって、掃除がしにくい」という理由で、この“突っ張り柱”システムの本棚にチャレンジ。棚柱を取りつけて、可動式の本棚に。縦の空間を生かしたことで、すっきりたっぷり収納できるようになりました。

※この実例で使われているパーツは「ラブリコ」のものです。

子どもデスクや棚の悩みを突っ張り棚で解決!


■リビングのキッズデスクコーナーに棚をプラス



リビング続きの和室に作った子どものデスク。「教科書を置く棚は必要だけど、いずれは子ども部屋に移動するし、壁に穴を開けられない」と、ディアウォールで簡易本棚を設置。ブルーにペイントしたり、文具などが掛けられる有孔ボードを取りつけたのがポイント。

※柱の前に棚をつけると倒れやすくなるので注意。このように机でしっかりおさえて使って。

■兄弟用の学習デスクをディアウォールでDIY!



「狭い部屋に2人分の机とベッドは入らない!」――既製の学習机はあきらめて、ディアウォール棚&カラーボックスで兄弟並んで使えるデスクをDIY。男の子らしくブルーグリーンにペイントし、ファブリックパネルやキャラクターを飾り、楽しいコーナーに仕上げています。

■有孔ボードと合わせて、キッズ用壁面収納に



子ども部屋のデスク前の壁がねじが打ちにくいコンクリートだったため、ディアウォール&有孔ボードを使って壁面収納をDIY。子どもの描いた絵や思い出の写真を飾ったり、フックや100均のふたつきボックスやカップをつけ、小物収納にも役立っているそう!

ペットのための意外&楽しい! 使い方


■ソファで支えて「突っ張りキャットウォーク」



ソファ背面の壁を利用して、ディアウォール&棚柱でキャットウォークをDIYしたユニークなアイデア。白く塗装済みの2×4材を使って、壁になじませたのがポイントです。棚板の場所が自由に動かせるから、猫のお気に入りのポジションに調節してあげられますね。

※棚板を柱の前面につけると転倒しやすく。特に猫が飛びはねたりすると荷重がかかるので注意! 実例のように、ソファなどの大きめ家具でおさえて使いましょう。

突っ張り用の棚受けパーツを使って作る棚のDIY、いかがでしたか? 今回は2×4材を3枚束ねてしっかりとした棚を作りましたが、1~2枚タイプの華奢な棚にもチャレンジしてみたくなりますね(束ねるパーツを変えれば、2×4材はそのまま使えます)。ステインや塗料でペイントすれば、男前テイストも楽しめそう! 2×4材だからこそ、自由なカスタムもしやすいんです。

「ディアウォール」や「ラブリコ」でも奥行きの浅い棚が作れるので、安全に注意しながら、DIYでの棚作りを楽しんでみて。

撮影/黒澤俊宏(主婦の友社写真課)
取材・文/小沢理恵子

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