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高校生アニソンシンガー・亜咲花、4thシングル「SHINY DAYS」を語る

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●『ゆるキャン△』にも、卒業間近の自分にも重なる「SHINY DAYS」
ハスキーかつダイナミックなボーカルが魅力の高校生アニソンシンガー・亜咲花。TVアニメ『ゆるキャン△』のOPテーマに起用された4thシングル「SHINY DAYS」では、その卓越した歌唱力を活かして、ミドルテンポの明るく爽やかなナンバーをソウルフルに歌い上げている。本稿ではそのリリースにあたってのインタビューを掲載。もちろんこのシングルに込めた想いにも迫りつつ、彼女が"仲間"と称するファンと同じ目線を、あらゆる活動において大事にしているということもうかがうことができた。

○▼アニメ・アニソン好きの源流は『涼宮ハルヒの憂鬱』と『マクロスF』

――今回は、まず亜咲花さんのデビューのきっかけからお伺いしたいと思っています。

2015年に、通っていたボイストレーニングのスクールの校内オーディションで声をかけていただいたのがきっかけでした。

――昔からアニメやアニソンはお好きだったんですか?

はい。小さいころ、アメリカに5年間住んでいたんですけど、日本に帰ってきてからアニメとかアニソンにハマるようになりまして。ちょうどアメリカにいたときに放送されていた作品を2~3年越しで観ることが多かったんですけど、『涼宮ハルヒの憂鬱』がすごく衝撃的で、アニメを観始めるきっかけになりました。

――アニソンにハマったのも、それがきっかけで?

アニソンに興味がわき始めたのは、それからちょっと経ってからでした。『マクロスF』でMay'nさんやアニソンシンガーっていう職業を知って、中2~中3の頃に「私もMay'nさんみたいなアニソン歌手になりたい!」と思ったんです。

――御自身でもライブに参戦されたりするんですか?

はい! アニメのイベントもライブもよく行っています。特に「アニサマ」は毎年楽しみにしているんですけど、未成年なのでいつも父と一緒に行っているんです。そうしたら、最初は保護者として来てくれていた父もいつの間にかアニソン大好きになっていて(笑)。今では毎年一緒に、横でペンライトを振っているんですよ。それにアニサマは「自分もこのライブに出たいな」という具体的な目標にもなっていて、"アニソンシンガー"という自分の夢に刺激も与えてくれた場所なんです。

――逆に、ステージに立つ側としてこれまで印象深かったことはありますか?

去年の夏に、アニサマの「けやきひろばステージ」に出させていただいたことですね。この間まで観客の側だったのにまさか自分がステージに立てる日が来るなんてまったく思っていなかったので、すごくうれしかったです。なにより父もいちばん喜んで、すごく楽しんでいましたし(笑)。みんなの顔がはっきり見えて、景色を感じられたのがすごくうれしかったです。けやきひろばを経験してから本編に出られた方もたくさんいらっしゃるので、自分もいつかそのひとりになれたら、と思っています。

○▼いつまでも、自分の曲がOPで流れることへの感動を忘れたくない

――さて、今回4thシングル「SHINY DAYS」がリリースされました。今回はTVアニメ『ゆるキャン△』のOPテーマに起用されていますが、その作品自体にはどのような印象をお持ちですか?

しっかりキャンプの楽しさを詰め込んだ作品になっていて。「(まんがタイム)きらら作品で、キャラクターが可愛いのはもちろんなのですが、可愛いだけじゃなくてキャンプの勉強にもなる作品だな」って思いました。

――「SHINY DAYS」自体の第一印象はいかがでしたか?

すごくふわっとした、かわいい曲だなぁと思いました。今回は初めてのOPテーマということで私の歌でアニメが始まるということなので、「これから『ゆるキャン△』が始まるんだ!」っていうワクワク感・ドキドキ感をどう伝えればいいんだろう? と思った部分もあったんですけど、「せっかく私が歌わせていただくからには、かっこよく仕上げたいな」と思って、"爽やか"と"かっこいい"をテーマに歌わせていただきました。

――この曲は亜咲花さんの曲としても新しい曲調だと思うのですが、何かレコーディングでトライしたことはありますか?

今回は洋楽調の楽曲だったので、曲全体的に洋楽っぽい歌い方や歌いまわしを意識しました。あとはキャラクターの気持ちもありつつ、自分の気持ちも乗せて歌いましたね。というのも歌詞の一つひとつがこの春高校を卒業する今の自分と重なっていて、「この曲には、卒業してからの未来が詰まっているんだなぁ」って思いましたし、深読みすればするほどこの曲の歌詞が自分の人生に近いような気がしてきたんです。

――それは、特にどんな部分で?

1サビ前までがデビューまでの道のりで、1サビが今のアニソン歌手としての道を表しているみたいなんです。それに2番の「少しの勇気がきっかけで 動き出す世界」っていうのも、オーディションを受けて世界が変わった私と重なって。なのですごく爽やかな曲なんですけど、ちょっとウルッとするところもありました。

――そんなこの曲を歌うときに、テーマにされたことはありましたか?

今回のこの曲のテーマが「キャンプに行く前の、『ゆるキャン△』に登場するキャラクターたちのワクワク感やドキドキ感」だったので、作品の世界観を踏まえつつ、キャンプへの道中に聴いてほしい曲になるように仕上げました。

――まさに"TVアニメのOP"らしい立ち位置の曲ですね。

はい。そのテーマを聞くまでは私もキャンプの最中を思い描いていたんですけど、そのテーマが頭に入ると歌い方も全然変わったんですよ。たとえば「窓を開けたら」っていうのも寝起きというのを頭に置いてあまりテンションを上げすぎず、でも爽やかな感じで歌いました。

――その直後の「胸に あふれていく」の部分は、抜き気味で歌われながらも特にワクワクがあふれているように感じました。

そうなんです! ここを強く歌っちゃうと「行くぞ!」って感じになっちゃうんですけど、それよりも「もうすぐだ、ドキドキ……!」っていう気持ちを抜き気味の歌声で表現しました。

――アニメのOP映像と合わさって、ファンの方から声はありました?

すごい反響でした。私はOPを観て号泣していたんですけど(笑)、ファンの皆さんも「OP聴いただけで泣いちゃったよ」みたいにおっしゃってくれたので、みんなで一緒にひとつの目標に向かっていけることはすごくいいことだなと思いましたし、そういう声をもらって改めて、「私もみんなと一緒に、夢に向かって歩んでいるんだ」っていうのを実感できました。

――やはり映像と一緒に流れると、グッときますよね。

きますきます。こういうお話をいただくときにも映像が出来上がったときも泣きますし……普段あんまり泣かないのに(笑)。アニソンシンガーになれて、次々と夢が実現していくことはやっぱりうれしいでですし、デビューから1年経った今でもそのうれしさや感動は抜けません。でもまだまだ夢はたくさんありますし、それがかなうたびにうれしいですし……この気持ちを、いつまでも忘れたくないですね。

――映像といえば、今回もMVを製作されています。こちらは歌詞のイメージと非常にリンクしたものになっていますね。

はい。本当に朝起きて、窓を開けて、光が差す……っていうところから始まるんですけど、いつもの背伸びした自分を出すMVではなく、高校3年生の素の自分を詰め込んだものになっているんです。なのでこれまでの"演じる楽しさ"とは違った、"素を出せる楽しさ"を知れました。

――特に楽しさが強く感じられたのは、バーベキューのシーンでした。

すごく楽しかったです。今までのMVではほかの方とガッツリ絡むシーンはなかなかなかったんですけど、今回はみんなであーんしたりとか「これ食べるー?」ってみんなで回したりとか、「すごいキャンプ感あふれてるなぁ」って思いました。

――しかもそこには、『ゆるキャン△』の第1話とリンクするシーンもあるんですよね。

ねぇ。みんなで自撮りしたり、マシュマロも焼いたり。でもマシュマロは、時間の都合で食べられなかったんですよ。スモアっていうクラッカーにチョコと焼いたマシュマロを挟んで作るお菓子ががすごく好きで、アメリカでバーベキューしたときはよく作ってたんですけど……『ゆるキャン△』の作中にもスモアは登場するので、「早く、アニメに出てこないかな?」ってドキドキしてます(笑)。

●ファンは、一緒にステージを作っていく"仲間"

○▼カップリング2曲も"亜咲花"を感じられるナンバーに

――さて、今回のシングルにはカップリング曲も2曲収録されています。まずは「Just A Way You Are」からお話お伺いしたいのですが、これこそ洋楽っぽいなと感じました。

ハイスクールミュージカルみたいな感じですよね。学校で「ウェーイ!」ってやりながら廊下を歩いて、うしろにみんなを連れて歩く……みたいなのをイメージしていただくとわかりやすいかなと思うんですけど。私、まさにこの曲の歌詞のような学校生活を送っていたんですよ。

――すごく亜咲花さん自身とも結びつく。

はい。作詞してくださった柿沼雅美さんが私をイメージして歌詞を書いてくださったんですけど、特に「私はわたしでいたいよ 誰が後ろ指さしても」とか「好きなこと好きなだけ 覚悟できてるから」っていうところは、母や先生に「アニソンシンガーじゃなく、手堅い道を歩んでほしい」と言われても夢を貫いた、っていうところに結びつくんです。あと、この曲にはちょっと恋を匂わせるような部分があるんですけど、実はその"恋"は全部私の妄想だった……っていうオチなのが面白くて。やっぱり私自身アニメも好きだし妄想も好きなので(笑)、「わかってらっしゃるなぁ」って思いました。

――なるほど! 普通にラブソングと学生生活とのダブルミーニングだと思いました。ビートが強めな曲なので、それを胸の鼓動のように感じまして。

あー! そこまで深読みしてなかった!(笑)。

――でも、妄想でも高鳴りますからね(笑)。

はい。高鳴ります!(笑)

――そしてもうひとつのカップリング曲「Round of new thing」は、このシングルの中でいちばんかっこいい曲です。

ただただ明るいパーリーな曲のように思えるかもしれないんですけど、それはサビだけで。その前までは「学校なんて」って思ってる女の子が、実は学校出たらすごい元気でパーティーが大好きな子だった……っていうテーマなんです。元々「タオル曲を作っていただきたい」ということで生まれた曲なんですけど、そういうテーマなので最初からテンションが高いと学校が大好きな子のように見えちゃうと思って、クールな大人の女性をイメージして歌いました。でもサビでは、歌詞通りに「遠慮とかいらないよ」っていうことで思いっきりみんなでタオルを回す……っていうイメージなんです。

――学校も絡みつつ、亜咲花さんとつながる部分はこの曲にも?

そうですね。Dメロではガラッと雰囲気が変わって一瞬過去を振り返る感じになるんですけど、すぐ「過去より、今は楽しいことだけを考えよう」ってすぐ前向きに戻っちゃうので、そういうところはホント自分だなって思うんですよね。思い立ったらすぐ行動っていうところも、自分っぽいんですよ。

――そして先ほど、この曲をタオル曲にしたかったとのお話もありましたが。

はい。しかも私の中のイメージは踊りに近い感じでタオルを回しているものだったので、「踊れ」とか「Every one」と書いていただいて、もうピッタリだと思いました。今は「皆さんどういう反応してくれるんだろう?」って、すごくドキドキしています。

○▼"卒業"がテーマの初ワンマンでは、ファン目線で選曲したカバーにも注目!

――その反応をいちばん強く感じられるのが、3月4日開催のワンマンライブだと思います。

そうなんです。しかもフェス以外で生バンドを引き連れてのライブは初めてなんです。やっぱり音源とバンドサウンドは全然違うと思うので、音の部分でも楽しんでもらえると思います。

――内容もだいぶ詰まってきているんでしょうか?

最近セットリストを決めました。盛り上がりを最優先に考えつつ、"卒業"というライブのテーマになぞらえて、自分の生い立ちやシンガーとしての1年半も詰め込んだものになっています。あと、今回はカバーも歌おうかなと思ってまして。やっぱりアニソンが大好きなので、自分の好きなアニソンを歌いたいなと思ったんですよ。それも「みんなが喜んでくれるか?」とか「盛り上がってくれるかな?」っていうところをいちばん大事にして考えたので……絶対大丈夫だと思ってます!

――今まで亜咲花さんが客席側で感じていた熱を、今度はステージ側から感じることになるわけです。

そうなんです。でも選曲するときには、自分がオタクになりながら。やっぱり私もオタクとして、好きなアーティストさんが好きな曲を歌ったらすごいことになっちゃうので、その感覚を大事に。

――ファン心理をもって考えられているというのは、とても大事なことだと思います。

今でも変わらずに、オタクとしてみんなと同じ目線でものを見ているので……だから私は、ファンというより"仲間"って思ってるんです。"ファン"と"アーティスト"と区切るんじゃなくて、みんな仲間として一緒にステージを作っていけたら、と思っています。

――そうやってまたひとつステップを踏まれてこれからも活動されていきますが、今の亜咲花さんが思っている「こういうアニソンシンガーになりたい」という目標はどのようなものなんでしょう?

私はMay'nさんやいろんな方々のアニソンを聴いて「アニソンっていいな」と感じたので、いつか私の曲やステージを通じて「私もアニソンシンガーになりたい」って思ってくれるような方が出てきたらうれしいなと思っています。でもそれは結構先の目標で、近いところで言うと、ちょっと英語が話せるので"洋楽×アニソン"と言いますか……もちろんアニソンの界隈を第一優先にしつつ、誰にでも「あ、これいい曲だな」って思ってもらえるような曲もいいなぁって思っています。

そのなかで、洋楽テイストなアニソンってまだ少ないかなと思うので、そういった楽曲を歌っていけたら面白いのかな、って。あと、2ndシングル「Edelweiss」では表題曲の歌詞の英訳もさせていただいて英語バージョンも収録させていただいたんですけど、アニメって今は世界中で盛り上がっていると思うので、そういうふうに世界中の人に楽しんでもらえるアニソンを作っていきたいです。

○▼亜咲花 4thシングル「SHINY DAYS」

発売日:1月24日
【DVD付盤】(CD+DVD)
価格:1,900(税抜)
収録内容
・CD
01.SHINY DAYS
02.Just A Way You Are
03.Round of new thing
04.SHINY DAYS(off vocal)
05.Just A Way You Are(off Vocal)
06.Round of new thing(off vocal)
・DVD
01.「SHINY DAYS」Music Video
02.メイキング映像

【ゆるきゃん△盤】(CD)
価格:1,500円(税抜)
収録内容
・CD
01.TVアニメ「ゆるキャン△」ドラマパート
02.SHINY DAYS
03.Just A Way You Are
04.Round of new thing
05.SHINY DAYS(off vocal)
06.Just A Way You Are(off Vocal)
07.Round of new thing(off vocal)
※TVアニメ『ゆるきゃん△』描きおろしジャケット
※各務原なでしこ(CV:花守ゆみり)によるドラマパート収録

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