警察官が駐車違反と勘違い “車”に感謝のメッセージ残す(カナダ)

駐車違反を発見したら警察官は違反チケットを切らねばならないが、冬にマイナス30度まで下がることもあるカナダの都市から心がほっこりする話題が届いた。地元の警察官が見つけたその違反車は…。『The Sun』『Dagbladet』などが伝えている。

ケベック州最大の都市モントリオールは、冬になると積雪が3メートル以上になることもある。その時期は建物はおろか車や街路樹など全てが雪に覆われるのだが、今月中旬に地元の警察官が雪に覆われている1台の違法駐車を発見した。

しかし警察官は違反チケットを切ろうとしたところ、戸惑ってしまったようだ。車だと思っていたものは、実は雪を固めて作った雪像だったからである。

この雪像の制作者はサイモン・ラプライズさん(Simon Laprise)というアートクリエイターだった。そしてサイモンさんはこの雪像がイタズラだと気づいた警察官の様子を撮影しSNSに投稿したところ、多くの人々を笑顔にした。

それはこの雪像で一杯食わされた警察官も同じだった。彼は違反チケットの代わりに別のチケットを置いていったのだが、そこには「君のおかげで最高の夜になったよ! ハハハハハ!」とスマイルマークまで添えたメッセージが書かれていたのだ。

この粋なやり取りに対して、SNSユーザーからは「イギリスの警察だったら妨害したとかの理由で違反チケットを切られていたかもね」「カナダの警察官、最高! ユーモアセンスが素晴らしいね」といった警察官の粋な計らいに対して称賛のコメントが見られた。

ちなみにサイモンさんが手掛けた雪像は、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』に登場する車型タイムマシン「デロリアン(DeLorean)」をモチーフにしたもので4時間かけた大作だったという。今回のイタズラは除雪作業員に対して仕掛けたものだったが、警察を巻き込むつもりはなかったと明かしている。

人々に笑いをもたらした雪のデロリアンだったが、その日の夜のうちに取り壊されたそうだ。サイモンさんはFacebookで「(雪像は)除雪車にひかれてしまいました」と冗談交じりにコメントしている。

画像は『L.S.D Laprise Simon Designs 2018年1月16日付Facebook「muhahaha」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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