冬ドラマ、ママがハマる大本命は? 松潤、吉岡里帆…壮絶な過去を持つ主人公がいっぱい

2018年冬ドラマが出そろい、浮かび上がったのは「つらい過去を背負う主人公」というキーワード。とはいえ、どれも暗~い物語ではなく、愛にあふれ、乙女心をくすぐる作品ばかり。なかでも今回は、ママの心に響くドラマをピックアップ! これまでの放送分のレビューも含めて見どころを解説したい。

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松本潤石原さとみが真実究明に挑む!

松本潤扮する弁護士の深山大翔が、99.9%有罪とみなされた事件について残り0.1%の事実を追求する『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』TBS系)は、1stシーズンでハマったママも多いのでは?

前作で深山の父親が殺人の罪に問われ、獄中死を遂げていたことが発覚。新シーズンでは、この事件の真相に徐々に迫るものと思われたが、第2話で早くも父の冤罪(えんざい)が明らかに。これを機に元裁判官・尾崎舞子(木村文乃)も斑目法律事務所に正式加入し、次回からいよいよ新体制として本格始動する。

ちなみに本作は、『昆虫すごいぜ!』(NHK)に出演している香川照之にかけて「カマキリ大量発生注意!!」の看板が登場するなどコネタも満載。基本的に1話完結なので、これから観ても十分楽しめるはず!

一方、“一家心中、唯一の生き残り”という過去を乗り越え、真相究明に挑む法医解剖医がいる。遺体の解剖結果と死因に矛盾が生じれば、手段をいとわず事実確認に奔走する『アンナチュラル』(TBS系)の三澄ミコト(石原さとみ)だ。

ただの推理モノとは一線を画すドキドキ感は『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の野木亜紀子脚本ならでは。窪田正孝のバイク運転や、窮地でミコトを救おうとする男気などの胸キュン要素もてんこ盛りで、ママ世代がドハマリする大本命ドラマといえそう!

山崎賢人、山田涼介が女心を刺激!?


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トキメキといえば、『トドメの接吻』(日テレ系)も外せない。主演の山崎賢人を筆頭に、志尊淳新田真剣佑菅田将暉などなど、とにかくいい男たちがそろい踏み。とくに、第2話で披露された名言「今夜、あいてる?」をはじめ、山崎演じるクズ男・堂島旺太郎のダメかっこいい言動には女心をグイグイと刺激され、これだけでも観る価値アリ。

ちなみにドラマ放送後にHuluで配信される『トドメのパラレル』では、旺太郎の死後の世界をコメディタッチで描いている。本編、スピンオフともに予測不能の展開が、日曜夜のママたちの楽しみのひとつとなることは間違いない。

そして、家庭での地位がとてつもなく低い北沢秀作(山田涼介)が一念発起し、家族が起こした事件を隠蔽(いんぺい)する『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)もまた、予測不能の物語。

魅力は「なぜ!?」とツッコみを入れたくなるほどとっぴな展開と、山田の“顔芸”の。さらに、家族のためにけなげに使命を果たそうとする秀作の姿と切ないナレーションには「かわいい」「かわいそう」という二大感情が巻き起こり、自然と母性本能が刺激されてしまう…!

■不妊治療にオタク…。さまざまな愛のカタチに共感必至!


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『隣の家族は青く見える』フジテレビ系)には、子どもを望むカップル、子どもは作らないと決めているカップル、同性カップルなどたくさんの家族が登場。

深田恭子松山ケンイチ演じる五十嵐夫婦の「不妊治療」を主軸に描かれるが、それぞれの家族がそれぞれの愛のカタチを見つけていくストーリーには共感必至。余談になるが、ママ世代としては深田の35歳とは思えぬ美貌への羨望(せんぼう)も止まらない!

美貌といえば、瀬戸康史の女装姿が話題の『海月姫』(フジテレビ系)。海月オタクの主人公・月海(芳根京子)は、ひょんなことから出会った女装男子・鯉淵蔵之介(瀬戸)と、その弟・修(工藤阿須加)との不思議な三角関係に陥ることに。

一筋縄ではいかない恋愛の行方はもちろん、“オシャレ人間”に近づくことのできないコンプレックスばかりの月海と、一見たくましく見えるも自分の生い立ちに引け目を感じている蔵之介の心の成長にも注目だ。

木村拓哉広瀬すず吉岡里帆が過酷な運命に立ち向かう


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『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)第1話で感じたのは、「あの木村拓哉が帰ってきた!」というワクワク感。それもそのはず、脚本は『GOOD LUCK!!』(TBS系)『エンジン』(フジテレビ系)などを手掛けた井上由美子で、木村とは14年ぶりのタッグとなる。

木村が演じるのは、敏腕ボディーガードだった過去を封印し、新人BGとして再スタートを切った島崎章。章が第一線を退いたキッカケは、世界的サッカー選手の警護中、眼前に落下した一つのネジにあるようだが…はたしてその真相とは!?

過去を封印して生きるのは、『anone』(日本テレビ系)の辻沢ハリカ(広瀬すず)も同じ。親に捨てられたハリカと、娘が失踪してしまった林田亜乃音(田中裕子)が紡ぐ、ありえない設定の中にあるリアルな人間愛には思わず引込まれてしまう。『Mother』『Woman』(ともに日本テレビ系)に続く坂元裕二脚本×水田伸夫監督三部作と称される本作からは、早くも名作の予感が香ってくる。

そして最後は、主人公が過去に縛られ続ける『きみが心に棲みついた』(TBS系)。小川今日子(通称:キョドコ/吉岡里帆)は、合コンで出会った吉崎幸次郎(桐谷健太)に思いを寄せるも、学生時代から“愛”という名の“依存”を続けてきた星名漣(向井理)からなかなか離れずにいた。

ゆがんだ愛で今日子を束縛する星名の言動は背筋が凍るほど恐ろしく、「いつもの優しそうな向井理はどこ?」と目を伏せたくなるようなシーンも…。キョドコが本当の幸せを手に入れるために必要なのは、過去、そして自分自身からの脱却。“ラブストーリー”という言葉では言い表わせない複雑な三角関係の結末に、ママたちはどんな感情を抱くだろうか…?

すでに放送中とはいえ、どのドラマもストーリーはまだまだ序盤。最近は各局アプリで、放送後7日間限定で無料配信をしている作品も多いので、気になるドラマは早めにチェックを!

(nakamura omame)

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