旅立つ前に知っておきたい、モロッコ旅をもっと楽しくする9のキーワード

GOTRIP!

2018/1/24 20:56

エキゾチックな街並みや雄大な砂漠、キュートな雑貨で人気のモロッコ。その異国情緒あふれる風景は、「アラビアのロレンス」「グラディエーター」「セックス・アンド・ザ・シティ2」など数々の映画のロケ地にも選ばれています。

そんなモロッコをもっと楽しむために、旅行前に知っておきたいモロッコ旅のキーワードをご紹介します。

・マグレブ



モロッコに関する資料を読んでいると、よく「マグレブ3国」という表現が出てきます。「マグレブ」とはアラビア語で「日が沈む所」「西方」の意味で、一般にモロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビアの北西アフリカ4か国を指します。

「マグレブ3国」という場合は、その4か国からリビアを除いたモロッコ、アルジェリア、チュニジアのこと。

・メディナ



モロッコの都市にはつきもののメディナは、旧市街のこと。モロッコの街の多くは、7世紀にアラブ人が侵入してきたときに造られたメディナと、19世紀以降にその周辺に造られた新市街に分かれています。

歴史的建造物が集まるメディナこそ、モロッコらしい情緒が味わえる観光の中心。マラケシュのメディナやフェズのメディナなど、まるごと世界遺産に登録されているメディナもあります。整然とした旧市街に対し、細い路地が張り巡らされた迷路のような構造がメディナの特徴。

・スーク



メディナに必ずといっていいほどあるのが、アラビア語で「市場」を意味するスーク。生鮮食品などが中心のローカルスークから、土産物が充実した観光客向けのスークまで、都市やエリアによって特色があります。なかでも、「世界最大の商業地区」ともいわれるマラケシュのスークは有名。

・モスク



イスラム教の礼拝所であるモスクは、人口のほとんどをスンニ派のイスラム教徒が占めるモロッコでは欠かせない存在。祈りの場としてだけでなく、社交場としての機能も担っていて、モロッコの都市はモスクを中心に造られています。

モロッコのモスクはイスラム教徒以外は入れないところがほとんどですが、モロッコ最大、世界でも5本の指に入るというカサブランカのハッサン2世モスクは観光客にも公開されていて、ガイドツアーでその壮麗な姿を見ることができます。

モスクの尖塔は「ミナレット」と呼ばれ、街のランドマークの役割を果たしています。

・アザーン



イスラム教の礼拝(サラート)への呼びかけが、アザーン。一日5回の礼拝の時間になると、モスクに設置されたスピーカーから一斉にアザーンが流れます。

メディナでこれを聞くと、イスラム世界を旅しているという実感が湧いてくることでしょう。早朝に流れるアザーンに起こされるというのもイスラム旅ならでは。

・マドラサ



マドラサとはコーランの暗唱やイスラム法の解釈など、イスラム式の高等教育を目的に設置された神学校のこと。

教育の場としての機能を終えて観光客に開放されているものもあり、北アフリカ最大を誇るマラケシュのベン・ユーセフ・マドラサや、「中世イスラム建築の傑作」といわれるフェズのアッタリーン・マドラサは必見です。

・ベルベル



モロッコの人口の30パーセント以上を占めるのが、マグレブの先住民族ベルベル人。「ベルベル」という名は古代ローマ人とアラブ人が、非アラブ人を「バルバルス(野蛮人)」と呼んだことに由来し、ベルベル人自身は自分たちのことを「イマジゲン(自由な人々)」と呼んでいます。

衣服や絨毯、音楽など、モロッコで見聞きするもののあちこちに彼ら独自の文化を見つけることができるはずです。

・リヤド



モロッコを旅するなら一度は泊まってみたいのが、リヤド。もともと「リヤド」とはアラビア語で「中庭をもつ邸宅」を意味する言葉ですが、現在ではほぼ「中庭をもつモロッコの伝統的な邸宅を利用した宿」といった意味合いで使われています。

一口にリヤドといっても、カジュアルで手頃なB&Bスタイルの宿から、5つ星ホテル顔負けの豪華リヤドまで、選択肢は豊富。

モザイクタイルやランプ、ステンドグラスなど、モロッコらしいインテリアでまとめられた空間が旅情を盛り上げてくれます。伝統的なモロッカンスタイルだけでなく、フランスのエッセンスを取り入れてより洗練させたフレンチ・モロッカンスタイルのリヤドも人気。

・ハマム



イスラム圏にあるスチームサウナ式の公衆浴場がハマム。ローマの公衆浴場が起源といわれ、今でも中東や北アフリカでその文化が残っています。温浴だけでなく、あかすりやマッサージなどのオプションを利用することも可能で、モロッコ人は入念にあかすりを行います。

おもに観光客向けのツーリストハマムと地元客が利用するローカルハマムがあり、ツーリストハマムのほうが料金は高めですが、タオルや石鹸などを持参する必要がなく手ぶらで利用できる、言葉が通じやすい、インテリアが豪華といった利点があります。



日本ともヨーロッパともまったく違う文化と景観をもつモロッコは、まさに異国。出発前に少しでも予備知識を得ておくことで、驚きと刺激たっぷりのこの国がもっと楽しめることでしょう。

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