数々の騒動を起こしたiPhoneのバッテリー騒動ですが、ようやくその終着点が見えてきました。Apple(アップル)は次期アップデート「iOS 11.3」の概要を公開し、開発者向けプレビュー版の配布を開始しました。バッテリー状態の表示機能や新Animoji、ARKit 1.5など、見どころの多いアップデートとなる予定です。なお、正式公開は今年の春を予定しています。 Image: Apple via MacRurmos まず顔の表情を再現する絵文字ことAnimojiでは、上のようにライオン、クマ、ドラゴン、ガイコツが追加されます。これにより、iOS 11では合計16種類のAnimojiが利用できるようになります。
さらにバッテリーの状態表示では、「iPhone 6」とそれ以降の端末でバッテリー状態、交換に関する判断、パワーマネジメント機能のオンオフが可能になります。この機能は、今後リリースされるiOS 11.3のプレビュー版にて実装される予定です。 Image: Apple via MacRurmos さらにARプラットフォームが「ARKit 1.5」にアップデートされ、水平面だけでなく垂直面のオブジェクトも認識できるようになります。また平面テーブルの読み取り精度が向上したり、サインやポスター、アートワークを読み取ったり、現実世界の解像度が50%向上します。