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大爆死? いや意外に面白いだろ? 第2期ゆえの障壁に悩まされるアニメ『おそ松さん』の評価

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 テレビ東京系で現在放送中のアニメおそ松さん』第2期が大爆死した? ネットで飛び交う感想を見ると「第2期になってつまらなくなった」「見るのをやめた」というツイートが飛び交っているのだ。

一時は、Twitterの検索窓に「おそ松さん」と打ち込むと「つまらない」とサジェストされる事態も起こり、視聴していないクラスタまでもが盛り上がる有様なのである。

15年10月から16年3月までの2クールで放送された『おそ松さん』第1期は、空前の大ヒットとなった。いまや1万枚も売れれば大ヒットといわれる円盤(Blu-ray&DVD)の売り上げが11万枚を超え、作品だけで関連グッズなど300億円を超える市場規模となったのだ。

それが今回は、初回は1.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった視聴率が、最低0.6%まで急落。円盤の売り上げランキングでも、第1期のような目を見張るような数値にはなっていない。

この急落現象の背景として指摘されるのが、第2期の初回で握手会をネタに腐女子を小バカにするようなネタが展開されたというもの。しかし、その内容についてネット上で、それほど叩かれたわけではない。

この衰退現象の理由を説明する、もっともわかりやすいものは「2期に伴う弊害」である。

「第1期の終了から1年半も時間が空いてしまったのは長すぎた。とりわけ『おそ松さん』のファン層は若い。このブランクのせいで、興味が別のコンテンツに移ってしまったことは否めません」(業界筋)

多くの深夜アニメは、1クールで放送を終えて人気や反響が多ければ2期へと継続するスタイルが、当たり前のものになっている。だが、どんなに作品の内容がよくても2期になってから、右肩上がりになるものは少ない。多くの作品が1期の人気で得た“貯金”を食いつぶすことになる。

「17年では『神撃のバハムート』(TOKYO MXほか)がそうでしょう。前作に続いて、潤沢な資金を投じており作品のクオリティ自体は目覚ましかったのに、人気はパッとしなかった。そもそも2期から新規に視聴する人は少ないですから」(TV局関係者)

2期までのブランクの間に、さまざまなグッズやイベントを通してファンをつなぎ止める方法は『おそ松さん』でも、当然行われている。だが、コラボの数こそ多いものの、どれもパッとしなかった。あるいは、コラボ企画が多すぎて、熱量を注ぎきれないというファンからの意見もあった。

そうしたブランクを埋めるための戦略を見誤ったことが「2期が面白くない」という言葉で表されているようである。

ネットでは「大爆死」と不評だらけだが、継続している視聴者の間では「変わらず面白い」という声も根強いが……。
(文=是枝了以)

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