国内初の死者も「人獣共通感染症」予防に気をつけたいこと

まいじつ

2018/1/24 17:30

gurinaleksandr / PIXTA(ピクスタ)
gurinaleksandr / PIXTA(ピクスタ)

1月14日、犬や猫などのペットから人間にうつるとされる『人獣共通感染症』によって、国内で初めて死者が出たことが確認された。これは『コリネバクテリウム・ウルセランス感染症』と呼ばれており、ペットなどの動物が持っている菌に感染することで起きる。厚生労働省では動物から感染する病気として『動物由来感染症』のホームページ※を開設し、注意喚起を促している。

動物からの感染症は、蚊やダニを媒介することなどが知られているが、今回は身近なペットから感染したということで、加藤勝信厚労相が「動物との過剰な触れ合いを控えてもらい、動物に触ったら必ず手洗いを徹底してもらうようお願いする。感染が疑われる場合は、速やかに医療機関の受診をしてほしい」と異例の呼び掛けをしている。

かわいいペットとの触れ合いを控えるというのは何とも寂しい気持ちになるが、大事に至らないためにも、以下の点を注意しよう。

■手を洗う


ペットに触った時には、流水で十分に手を洗うこと。その際、殺菌消毒のできる石鹸を使うことが望ましい。

■野生動物は飼わない


犬や猫などの一般的なペットに比べて、野生の動物はきちんと飼育環境を整えることが困難な場合もある。動物の持つ病気の情報も広く知れ渡っていない場合もあるので注意が必要だ。

■予防注射をする


犬には狂犬病などの動物由来感染症がある。いったん発生すると人命にも関わるので、法律上も飼い主の義務としてワクチン接種は絶対に忘れないようにしよう。

■過剰な接触を控える


愛情を込めて飼育するペットにはついつい、過剰な触れ合いをしてしまいがち。食事の際に、食器類を共有するようなことは避けよう。また、口移しで餌をやることも厳禁。一緒の布団で寝ることも、できれば避けた方がいい。

症状からはすぐに発見しにくいという特徴も…


人獣共通感染症は罹るとインフルエンザや風邪のような症状が出るため、医者でも見つけにくい場合がある。病院で治療を受けているのになかなかよくならない場合は、医者に相談してみるといいだろう。

【参考】

動物由来感染症 – 厚生労働省

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