覆面パトカー部隊もある知られざる機動隊の実態

ラジオライフ.com

2018/1/24 17:05


警察で事件を未然に防ぐ使命を負うのが「警備部」。警視庁の場合「警備第一課」「警備第二課」「災害対策課」「警護課」「警衛課」「機動隊」で構成されています。そんな警備部の中における、執行部隊が機動隊です。コワモテな機動隊の知られざる実態について詳しく見ていきましょう。

覆面パトカー部隊もある知られざる機動隊の実態

機動隊の任務は治安警備と災害警備


機動隊は各本部に1隊は編成されており、最も多いのが警視庁の10個隊です(特科車両隊を含む)。機動隊は警察組織の中でも最多の警察官が配属されていて、警視庁での在籍数は約3,000人。これは三重県警全警察官に相当する人数です。

つまり、それだけ機動隊の任務は警備活動の中でも最重要だということ。1個隊のみの本部には、非常時に臨時で編成される「第二機動隊」もしくは「特別機動隊」「方面機動隊」と呼ばれる部隊があり、管区警察局には同じく臨時編成の「管区機動隊」が存在します。

また、千葉県警には「成田国際空港警備隊」、大阪府警には関西国際空港での対処に当たる「スカイ・マーシャル」という特別機動隊が設置されています。

そんな機動隊の任務は、大きく2つに分けられます。1つは治安警備であり、もう1つは災害警備です。治安警備とはテロ対策やデモへの対処、暴徒の鎮圧といったものから、イベントなどの雑踏警備も含まれます。災害警備は、大規模な自然災害や事故・遭難の救助活動などのことです。

機動隊に交通取り締まりも行う部隊


この機動隊の各任務のために結成されている専門集団が「機能別部隊」。テロ対策の「SAT」「銃器対策部隊」のほか、化学・生物兵器に対応する「NBC対策部隊」や爆発物処理専門の「爆発物処理部隊」などです。また、自衛隊とも連携して銃の取り扱いや狙撃などの訓練も行われているといいます。

このほか、右翼の街宣車や新左翼のサウンドデモに対応する「騒音取締部隊」、デモ隊に先行して街頭警備を行う「機動隊自動二輪部隊」、覆面パトカー部隊の「遊撃捜査部隊」、街頭警らによる警戒や警備、交通取り締まりも行う「遊撃警ら部隊」があります。

自然災害に対しては、都道府県の枠を超えて即応する「広域援助隊」、消防のレスキュー隊に似た活動を行う「機動救助隊」、そして、遭難救援のための「水難救助部隊」「山岳救助部隊」などが存在します。

また、水難救助部隊と山岳救助部隊は地域部にもあり、機動隊が出動の際には混成部隊が編成。なお、海難事故の際には、管轄の海上保安庁と協力して救援活動を行っています。

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