倉本聰脚本「やすらぎの郷」続編が2019年に放送決定! 主演は八千草薫&清野菜名

ザテレビジョン

2018/1/24 10:30

テレビ朝日系の昼の帯ドラマ枠「帯ドラマ劇場(シアター)」にて、2019年度に脚本家・倉本聰氏のオリジナル作品「やすらぎの刻(とき)~道」の放送が決定。テレビ朝日開局60周年記念番組として、1年間放送することが分かった。

倉本氏から「シニア・高齢層を対象にしたシルバータイムを設置し、帯ドラマを放送すべき」という提案を受けたテレビ朝日は、2017年4月から同枠を創設。そして、同年9月まで「やすらぎの郷」を放送し、シニア世代のみならず幅広い年齢層から絶大な支持を集めてきた。さらに、「東京ドラマアウォード2017脚本賞」や「ギャラクシー賞9月度月間賞」を受賞し、大きな話題を呼んだ。

第2弾は黒柳徹子の半生を描いた「トットちゃん!」、第3弾は「越路吹雪物語」と現在も昼の帯ドラマは放送中で、視聴者から引き続き高い評価を受けている。

そして、「やすらぎの刻(とき)~道」の放送が決定したことに伴い、2018年度の「帯ドラマ劇場」は1年間休止し、その準備にあてることも発表。秋からの撮影、収録に備えて倉本氏は2017年から執筆に取り掛かっているという。

気になる物語は、「やすらぎの郷」から始まり、“ふるさと”をテーマに、無名の夫婦の一代記をつづっていく。ある時、「やすらぎの郷」主人公の作家・菊村栄(石坂浩二)が、以前“ボツ”になったシナリオを思い起こす。すると、白川冴子(浅丘ルリ子)、水谷マヤ(加賀まりこ)らお馴染みのメンバーが見守る中、菊村はそのドラマをモチーフに、今は亡き“姫”こと九条摂子(八千草薫)をモデルに据え、どこにも発表する当てのないシナリオを書き始める。

その作品は昭和、平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描くもので、テーマは、“ふるさと”。「やすらぎの郷」から始まったドラマは、次第に菊村の新たなシナリオの世界に変わり、夫婦の生涯をその時代と共に描くものとなっていく。昭和初期から始まり、戦中、戦後、平成を描くこの作品の前半の主演は、清野菜名が担当。そして、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半となる主人公の晩年を八千草薫が演じる。

さらに、「やすらぎの郷」のその後も描かれる予定となっており、新たなドラマ「道」の展開と共に新しい時も刻まれていく。

■ 倉本聰氏 コメント

東京ファーストと人は言います。

この言葉に私は疑問を持ちます。

東京は地方人の集合体です。たとえ、都会のコンクリートの上で生まれ育った人間が圧倒的に今増えているといっても、人々はどこかで、そのルーツである“ふるさと”の土の匂いに頼っており、そこに郷愁を感じています。

中高年層においては、特にそうです。

都会といういわばガラス細工の、砂上の楼閣に暮らしていても人はふるさとの原風景を心の中に秘かに刻んでいます。

子供のころ親しんだ、田舎の、未舗装の一本の小道。

今は便利になり、アスファルトで覆われ、高速道路が縦横に走る豪華な世の中になったとはいえ、人々が最後に心に描くのは己の貧しい原風景の中にある“ふるさと”の細い小道ではないか。

このドラマはそうした小道の変遷を通して、昭和・戦中・戦後・平成、日本の豊饒への歴史を辿りながら、それに翻弄される一組の夫婦の“倖せ”への郷愁を探り、描くものである。

(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/134991/

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