樽熟成ラム酒の芳醇な香り!時間と共に変化するテリーヌショコラ

私の知るパティシエ、ショコラティエの中でも、実に多数のメーカー、多種類のチョコレートを使い分けている方といえば、真っ先に思い浮かぶのが、「マ・プリエール」の猿舘英明シェフです。三鷹にある「マ・プリエール」は、チョコレートの専門店ではなく、パティスリーとしてケーキや焼き菓子も人気のお店ですが、ボンボンショコラは通年で販売。フルーツのコンフィにチョコレートがけしたものなども、驚くほど種類豊富で、ショーケースを見ただけで、「この人はどれほどチョコレートが好きなのだろう!」と思わずにいられません。フランスでの修業時代には、パリのショコラトリーの名店「ミッシェル・ショーダン」でも腕を磨き、2004年には、フランスで開催された「ガストロノミックディジョンコンクール」のチョコレート部門・味覚審査で1位になりました。

チョコレートを使った焼き菓子も様々な種類があり、しっかりしたカカオ感や、しっとりした食感など、表現したい内容によって、様々なチョコレートやカカオを自在に使いこなされます。そんな猿舘シェフが作るチョコレートの焼き菓子の中でも、特にリッチで特別感のある品が、この「テリーヌショコラ ラムレザン」。こちらは、普段、お店では販売されておらず、催事販売にたまに登場する機会と、オンライン限定でしか入手できないのです。

箱を開けて包装を解くと、まずは、たちのぼる芳醇なラム酒の香りに驚かされると思います。
このテリーヌショコラに使用しているチョコレートは、カリブ海に浮かぶドミニカ共和国産カカオを使用した、カカオ分67%のもの。とかしたチョコレートとバターを合わせて、卵と砂糖を加えて混ぜ、しっかりと乳化させていきます。ここに加えるのが、猿舘シェフお気に入りだという、樽熟成のオールド・ジャマイカラム ゴールド。最後に小麦粉もほんの少し加えてつなぎとして、低温でじっくり焼き上げているそうです。さらに、底の方には、この芳醇な香りのジャマイカラムに漬け込んだサルタナレーズンがたっぷりと散りばめられています。私もラムレーズン好きなのですが、こんなに贅沢に使われたテリーヌショコラは初めて!まさに “お酒好きのための”テリーヌショコラです。

この商品は、冷蔵庫で冷やしたまま状態でもひんやりした口当たりが楽しめるのですが、しばらく置いて常温に戻ってくると、お酒の香りがよりいっそう豊かに感じられます。口どけも、ねっとり重厚かと思いきや、しっとりなめらかで、甘さだけでなくキレがあるので、もう一切れ、と想像以上に食べ進んでしまいます。気づけばほんのりと顔が赤くなっているかも?徐々に変化していく味わいや香りを楽しみながらいただくのも、贅沢な時間の使い方ですね。

辛党の方にもお勧めしたい一品。ワイン会の手土産や、バレンタインに合わせたギフトとしてお勧めですよ!

商品名:テリーヌショコラ ラムレザン
販売:マ・プリエール
文:お取り寄せの達人:平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)

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