平原綾香、歌って踊ってタップを踏んで大阪に初登場!

Walkerplus

2018/1/23 23:40

「Jupiter」の華々しいデビューから15周年目を迎えた平原綾香。音楽界で確実に活躍を続けている彼女だが、舞台でも2014年に「オペラ座の怪人」の続編ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」でクリスティーヌ役を演じ、17年はキャロル・キングの半生を描いたミュージカル「ビューティフル」に主演。今回、3作目のミュージカルとなる「メリー・ポピンズ」で主演、大阪に初登場する。第1作目と今回、ともに濱田めぐみとのWキャスト。濱田のことを「お姉さん的存在。今回も一緒でうれしい、心強いです」と語る。

1964年にディズニーが製作、ジュリー・アンドリュース主演で映画化したアカデミー賞5部門受賞の名作「メリー・ポピンズ」。1910年のロンドンを舞台に、空からバンクス家に舞い降りたメリーが子供たちの家庭教師となり、不思議な力を発揮して活躍する物語だ。04年にミュージカル化されロンドンで初演、ブロードウェイなど世界10か国以上で上演を続け日本に初登場、日本人キャストで上演される。

来阪した平原綾香は、とても気さくで親密感のある人だった。「楽しいことが大好きで、あまりキチキチとしてないA型」と自己分析。そして前世は宇宙人らしい。お父さんが大阪出身と聞いて関西人のDNAを納得し、11年間のクラシックバレエ歴、タップダンスもアイリッシュタップまでできると聞いてビックリ。歌はもちろんお墨付き。新たなミュージカルスターの誕生に期待が高まる舞台、稽古を控える彼女が意気込みを語った。

【「メリー・ポピンズ」との出会い】

「映画は物心ついたころには見ていたと思います。メリーに憧れて傘を持って高いところから飛び降りてみたり(笑)。昔はメリー・ポピンズが空からやってきて、空に戻って行くというのが不思議には思わなかったんですけど、大人になって見たら、おかしいぞ、なんかヘンだなと思って。職業がわからない、何者なんだ?煙突掃除屋のバートとの関係は?と、改めて見た方が不思議がいっぱいで。もう一回、疑いの目で見たのが最近。でも、その答えを知ってしまったんです」

【「メリー・ポピンズ」の正体と前世】

「オーディションを受けた時に、プロデューサーの方に“メリー・ポピンズは宇宙人のような存在なんだよ”って言われて。その時はあまり納得ができなかったんですけど、演じているうちに結構腑に落ちるところがたくさんありまして。実は私、占いで前世を見てもらったら、宇宙人だと言われたことがあるんです。“まだ地球に慣れていない”って。今回メリーを演じるに当たって、それが一番の心の支えになっています。ちょっと人間とは違うオーラをまとってないとなかなか演じられない役だと思うので、宇宙人だったころを思い出して演じてみようと(笑)。今はそれしか心の寄りどころがないので、宇宙人というキーワードに助けられています」

【作品の魅力】

「楽曲がほんとに素晴らしいと思います。『チムチムチェリー』はいい曲ですね。改めて歌ってみると、子供っぽい曲だと思っていたのが意外と大人っぽくて。『スパカリ(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)』も多分世の中にないですよね。地球上にない言葉を作っちゃうなんて、私にはそんな発想はなかったので、すごくかっこいい曲だなと。

誰もが幸せになるミュージカルですね。メリーは、ちょっとサンタクロースっぽい感覚があるかな。子供の味方だし、空からやって来るし。信じる気持ち、祈ったらいつでも来てくれる存在のような気がしています。宇宙人だし、魔法も使えていろんな時空にも行けるんですけど、それって自分を信じる気持ちだと思うんですね。指をパチッと鳴らしただけでお部屋が片付くシーンも、指を鳴らすことはある意味象徴で、自分が“よし!”と思ったら変われるんだよということを教えてくれる作品だと思います」

【伝えたいこと】

「私が思っていたように、メリーの職業ってなんだろうとか、意外とみんなに知られてない部分がたくさんあるんですよね。映画を見てもあまり読み取れない部分もあるんですけど、ミュージカルを観ると、わかる部分があると思います」

【見どころ・楽しみにしているところ】

「衣裳がかわいくてきれいで、着ていてうれしいです。実は、ポスターに載っているバッグが10キロ弱ぐらいで結構重いので、頑張って持ち上げています。それからセットもすごい。メリーは空を飛ぶし、いろんな魔法の仕かけがあって、目の前で魔法が見られるのも、舞台の見どころの一つだと思います。ワイヤーアクションは初めてですが、空を飛ぶことって一度はやってみたかったので、それが一番楽しみですね。

この作品は、家族の大切さを伝え、お父さんにも観に来てもらいたいミュージカルというのが私たち共通の思いなんですけど、私はメリー・ポピンズが何者なのかを見ることができるチャンスだと思います。あまり知られていない彼女の人となりを、かいま見れる瞬間があるので。歴史的で素晴らしいこの作品が、ミュージカルで生で、そして日本初演でもあるので絶対に見逃さないでほしいなっていう思いがありますね」

【ミュージカルに出ることについて】

「ミュージカルは観ることはあっても、自分が出演するとはあまり想像もしてなくて。でも、デビューのきっかけは、高校の時の文化祭でやったミュージカル「天使にラブソングを2」のリタ役で、そこで初めて人前で歌ったんです。それまで歌を習ったことはなくて。ミュージカルに出るようになってからは、前より自分の歌が歌いやすくなって、すごく鍛えられたような気がしました。声帯の横の筋肉が鍛えられると、いろんな声が出やすくなるんです。ミュージカルの稽古はマイクなしで歌うし、毎日毎日ずっと歌い続けで泣きながら歌うとか、平原綾香のソロ活動よりも過酷な状態でやっていることが修行になったのかもしれません」

【ダンスについて】

「動かないイメージがあると言われ続けてきたのですが、実は私、クラシックバレエを11年間やっていました。踊ることが大好きで、小学校1年生から高校2年生まで松山バレエ団に通っていたんです。ほんとは踊る歌手をしたかったんですけど、『Jupiter』でデビューしたら、なかなか踊る機会がなくて。で、ずっと自粛していたんですが、今回15年目にして人前で踊れる。すごく幸せです。タップダンスもあるんですけど、タップはコンサートツアーの隠し芸でやっていました。ジャズタップとアイリッシュタップができます。ついに隠し芸が役に立つ日がきました(笑)。なので、ダンスも頑張ります。期待していてください」

【大阪のファンへメッセージ】

「父が大阪生まれで、母も関西に住んでいました。親戚もたくさんいるのでホッとします。これまで出演したミュージカルは東京公演しかない作品だったので、今回は大阪の人たちにも観てもらえることがとってもうれしいです。1か月間、関西人として大阪に住んで、新たな発見と大阪のパワーを感じてメリーを演じたら、また東京公演とは違うメリーになるんじゃないかなと思っています」

【関西に来た時に必ずすること】

「北新地にある細うどんの『さかえ』というお店に必ず行きます。もうほんっとにおいしくて。うどん好きというより、あそこのうどんが大好きなんです。スタッフと行ったり、ツアーメンバーみんなで行ったり。だからお店の人とも仲良しで、コンサートにもよく来てくださいます。絶対食べてみてください。デビューする前は、ずっと大阪のいとこの家で年越しするのが恒例でした。公演中、大阪の住まいはホテルになってしまうのですが、ずっと外食だといけないからって、大阪のお母さんがお弁当を作ってくれるみたいで安心です」

【これからのこと】

「これからどうなるかはまったくわからないですが、夢がある作品やみんなが幸せになる作品などに出られたらいいなと思います。これからも、いい音楽をしっかり届けられるようになりたいですね」

ひらはらあやか●1985年、東京都生まれ。2003年にホルスト組曲「惑星」「木星」に日本語詞をつけた「Jupiter」でデビュー。数多くの賞を受賞し、一躍スターダムに。その後もドラマの主題歌や番組テーマ曲などで活躍、音楽を通じた支援活動も展開中。舞台は14年にミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」でデビュー、17年にミュージカル「ビューティフル」に主演(関西ウォーカー・高橋晴代)

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