ウミガメで食中毒、子供8人が犠牲に 母乳飲んで死亡した新生児も(マダガスカル)

マダガスカル保健省は今月中旬、国内北部でウミガメの肉による食中毒が発生し8人が死亡したと公表した。この地域では毎年気温が上がるこの時期に、有毒藻類をエサとするウミガメや魚を食べて死亡するケースがあとを絶たないようだ。

保健省のボロハニー氏は16日、ウミガメを食べた27人が食中毒を発症、うち8人は1月8日から9日の間に死亡したと述べた。亡くなったのはいずれも同じ家族の出身で、生後数か月から4歳の子供だった。生後数か月の2人に至っては、ウミガメを食べた母親の母乳を飲んだ後に息を引き取ったという。

専門家は「11月から3月にかけては、海底の有毒藻類をエサとするウミガメや24種の魚には毒が蓄積されており危険だ。これらを食べると死に至ることもあり注意が必要である」と警告している。マダガスカルではウミガメは保護種に指定されてはいるものの、多くの住民がその肉を食しているそうだ。

同じ北部のアンツィラナナでは、昨年12月にもサッパ属の一種である魚を食べた8人が急性食中毒で死亡している。保健省の健康促進部長は「暖かいこの時期には毎年同じような事故が起こる。地元に足を運んでウミガメの危険性について説明をする必要がありそうだ」とコメントしている。

画像は『CGTN Africa 2018年1月17日付「8 children die after eating turtle in Madagascar」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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