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吉岡里帆をあやつる向井理が怖い…サイコ要素もあるラブコメ『きみが心に棲みついた』

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昨年放送のドラマ『カルテット』『ごめん、愛してる』で存在感を増し、今、注目の若手女優・吉岡里帆。彼女の初主演ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系、火曜夜10時)が初回視聴率9.4%を記録し、反響を呼んでいます。

◆一見、スタンダードな恋愛コメディと思いきや……

原作は現在も連載中の天堂きりんの人気漫画。オープニングから8分間もヒロインが姿を見せなかった広瀬すず主演『anone』とは異なり、本作は冒頭から吉岡のアップで始まります。

下着メーカーの材料課に勤める小川今日子(吉岡)は自己評価が低く、テンパると挙動不審になるところから、学生時代につけられたあだ名が“キョドコ”。その名に違わず、人生初の合コンで知り合ったマンガ編集者・吉崎(桐谷健太)をいきなり追いかけて告白し、しかも撃沈するというキョドりぶりをいかんなく発揮します。

しかし、そんな自分と決別し、少しずつ変えていこうと決意した矢先、彼女の職場に出向してきたのが、なんと大学時代の先輩・星名(向井理)。超絶イケメン&スマートな星名ですが、彼には狙った獲物を精神的に支配し、意のままに操ろうとするというとんでもない裏の顔が。

過去に星名によって心をズタズタにされた今日子はこれからどうなるのか……というのが、大まかなストーリーです。

原作未読の状態で第1話を見ましたが、ドラマ全体の雰囲気は明るめ、出ている俳優たちの好感度も高めなのに、何やら違和感とともに不穏なムードを早くも感じました。

それもそのはず、原作では今日子の心の傷、星名の心の闇がより深く詳細に描かれており、星名が今日子の同僚・飯田(石橋杏奈)の競争心を巧みにコントロールし今日子に敵意を抱くよう仕向けたり、さらには今日子に下着姿になるよう命じ、新作発表会のランウェイを歩かせたりするシーンがあるなど、若干のサイコ要素も感じられる、かなりダークでヘビーな趣きなのです。

はたしてドラマではそれらをどこまで再現しようとしているのか、今後の展開が非常に気になります。

◆ダークな展開もいいが、ぜひ“あの人”をゲストに!

よくも悪くも、視聴者のリアクションに柔軟に対応できるのがテレビドラマの特性の一つと言えるでしょう。好意的な反応だけでなく、時にはネガティブな反応もひっくるめて作品が盛り上がることを考えれば、すぐには感情移入しにくいキャラクター、なかなか共感しづらいキャラクターの存在も納得がいきます。

でも、そのためには紙一重のところで不快にならない演出のさじ加減、加えて俳優の演技力が必要となってきます。

心の傷をえぐられてつらい表情のヒロイン、その様子を眺めて微笑む元カレ、翻弄される周囲の人たちの姿をわざわざドラマで見たくない人も多いかもしれません。けれども、それより怖いもの見たさの好奇心が上回れば、視聴率が大きく上昇することもおおいにあるでしょう。

必然的に吉岡をはじめとする俳優陣には、決してチープにならない高度な演技力が要求されます。裏を返せば、演技者にとっては非常に挑戦しがいのある作品とも言えます。

そんな息つくヒマもないヒリヒリした展開を追うのも悪くないですが、そればかり続くと少々しんどくなります。ならばここはぜひ今日子のトレードマークでもある“ネジネジ”(マフラーをねじって巻く)の生みの親・中尾彬にゲスト出演してもらい、ヘビーな雰囲気を少しでもやわらげてもらいたいです。

<TEXT/中村裕一>


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