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夫が思わずグっとくる!妻の魔法の言葉

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「夫がグッとくる言葉」「妻をもう一度愛せるようになる言葉」はないものか? 実はこれが、あるものなんです。
過去に「夫がドンビキする妻の言葉にご用心」というタイトルで、夫婦間のNGワードを「リビング編」「寝室編」と分けてご紹介しましたところ、大きな反響をいただきました。

「うちの夫婦の会話、まさにNG例のまんまです(汗)」

「そうなんです! 私はこんな言葉を夫に掛けて欲しいんです」

「この言い方って、ヤバかったんですね。気がつきませんでした」

「同じ内容でも伝え方でこんなに印象が違うとは驚きです」

「すぐに参考にさせていただき、実践したところ、最近妻の機嫌がいいです」

などなど……。多くの方に夫婦の間の言葉・会話について考えていただけるきっかけになったようで、大変うれしく思いました。そして、そんな反響の中で散見したのが「今よりも夫婦仲良し度をあげる言葉を教えて下さい。」というリクエスト。

そこで「夫が、妻が、思わずグッと来る魔法の言葉」についてまとめてみました。私が考える「パートナーがグッと来る」キーワードは、

「感謝」
「褒める」
「認める」
「気遣い」
「愛情」


の5つ。では順にそれらを見て行きましょう。

パートナーに最も求めるものは「感謝」

以前発表されたgooランキングに、「たまに夫が(妻が)してくれるとうれしいこと」という調査がありました。

夫にとってうれしいことの第1位、妻にとってのうれしいことの第3位はずばり、「感謝してくれる」。

同じような結果は他の調査でも現れており、以前にNIKKEIプラス1に掲載されていた調査でも「妻に言われてうれしかった一言」の第1位、「夫に言われてうれしかった一言」の第3位は「ありがとう」でした。

ちなみに「愛している」は同調査ではベスト10の中に入っておらず、夫婦間では愛情よりもまず感謝の気持ちが求められていることがよくわかります。“たまに”どころか、人は(特に男性は)“毎日”感謝してもらいたい生き物なのです。

人間は感謝されたい生き物

先ほどご紹介した結果を見て、「なーんだ、意外に普通の言葉じゃない。『ありがとう』なんて、いつも言っているわ」と思った主婦の皆様。

「妻に言われてうれしかった一言」の回答結果の中には、「褒められたことがない」というものもあるのですよ! 実際の言葉を含んでいないのでランキングの表からは外されていますが、回答数だけで見れば8位に入るボリューム。

まさか妻から全く「褒められたことがない」という旦那様はいないと思いますが、この結果を見ると「褒め方がヘタ」「夫の印象に残るように褒めていない」という妻の“褒め下手”な実態を表しているのかもしれません。

話はちょっと横道にそれますがgooランキングでの「たまに夫がしてくれるとうれしいこと」の第1位は「料理」。

NIKKEIプラス1での「夫に言われてうれしかった一言」の第1位は「おいしいね」「ごちそうさま」、第2位は「家のごはんが一番おいしい」でした。

妻にとって、毎日の必須業務である料理がいかに気になるところであるかを示しており、ここが妻のモチベーションを高めるポイントであることが見えるのも興味深いところです。

話を元に戻しましょう。ではなぜ、人は誰かに感謝されたいのでしょうか?

子育ての基本は「認める、褒める、励ます」だとよく言われます。子どもは自分の存在、特にありのままの自分を親に認めてもらうことで、自分自身に肯定的になることができます。そして自分で出来るようになったことを褒めてもらったり、壁にぶつかった時には励ましてもらったりすることで、自我を確立していきます。

そして次の段階になると社会と自分との関わりが大きな問題になってきます。自分が社会で存在意義を見出す、また自分の価値を感じることが出来るのは、他人からの評価によってです。周囲から感謝されることで自分の存在の意味や価値を感じることが出来るのですから、人間は常に感謝されたい生き物なわけです。

そして感謝して欲しい相手が一番身近な家族である夫や妻であるのは、当然だといえるでしょう。

感謝上手になるコツはこれ!

では上手に「感謝」を示すにはどんな工夫が要るのでしょうか? 1つ目は言葉を惜しまないこと。

もしあなたが「『ありがとう』を連発しすぎるとありがたみがなくなる」と思っているとしたら、それは大きな勘違いです。感謝の言葉は、どんどん、その場ですぐに言うことが大切です。「後から言おう」と思っていても、時間がたつと忘れてしまったり、あるいは別途、改まって言うのは何か照れくさくなってしまったりしがち。

何かをしてもらったら、何かを見つけたら、そこですかさず「ありがとう」を言いましょう。もちろん、相手の目を見て言うことや素敵な笑顔を忘れずに。目を合わせず、ぶっきらぼうな言い方では相手に伝わりませんよ。

さらに、単なる「ありがとう」にもう一言添えられる妻は、「感謝テクニックの上級者」といえます。

「いつもありがとう」
「○○してくれて感謝してるわ」
「あなたも疲れているのに、ありがとう」
「ありがとう、とっても助かるわ」
「うれしいわ、ありがとう」
「素敵ね! ありがとう」
「いつもお仕事ご苦労さま」

など、相手への気配りの言葉や自分の素直な感情を添えると「ありがとう」の言葉もイキイキしてきます。ほかには

「○○できるのもあなたのおかげね」

のように、相手を立てる感謝の言葉も相手がグッと来ますのでぜひお試しください。では次に2番目のキーワード「褒める」を見てみましょう。

褒め上手で夫婦円満

先ほど、子どもの育ちには「褒めること」が大切だと書きましたが、大人になっても「褒める」はモチベーションを高めるための大切な手段です。

前述のgooランキング「夫がしてくれるとうれしいこと」「妻がしてくれるとうれしいこと」では、どちらも6位に、「褒めてくれる」がランクインしていますし、NIKKEIプラス1の方でも「夫に言われてうれしかった一言」1位が「おいしいね」2位が「家のごはんが一番おいしい」「妻に言われてうれしかった一言」の4位が「さすが!」です。

やはり、年齢を問わず、褒められるのはうれしいもの。しかし、言い方しだいでは空々しく聞こえたり、わざとらしく思われたり、時には嫌味や皮肉と受け取られかねないのも褒め言葉の特徴。相手の心に心地よく響かせるためには言い方にもコツがあります。

まずは、感謝と同じく、タイミングを逃さず褒めること。

例えばお風呂掃除を旦那様に頼んだ場合、「終わったよ~」というタイミングでお風呂場を見に行ったら、まずは、

「わ、さすが! ピカピカ!」

と、間髪いれずに褒めましょう。もちろん、洗い残しがあったり、仕上がりに不満がある場合もあるかもしれません。でもまずは相手が「終わった!」と達成感に浸っているうちに褒めてあげましょう。そして汚れが落ちていないところがあればあとからさりげなく指摘するのが賢い方法。

「さすがに男性だと力が強いから、私が落とせなかったところもきれいになってるわ。あー、でもここは男性の力でも落ちないのね。洗剤を変えてみようかしら」

などと持っていけば

「いや、じゃあもう一度洗ってみるよ」

と、旦那様も素直にやり直しに応じてくれるかもしれません。しかしこれが、

「あ、ここは汚れ落ちないままなの? やっぱり男性の力でもダメか~。でもほかはピカピカになったわね」

と先に汚れが残っている点を指摘されると、ダメな点がクローズアップされ、そのあとのピカピカになったという褒め言葉が相手に届かなくなってしまいます。妻は「褒めている」と思っていても夫は「褒められたことはない」と感じてしまうというギャップは、このあたりから来てしまうのではないでしょうか。

そしてタイミングと同じぐらい大切なのは添える言葉。

「上手ねぇ」
「すごいわね」

という一般的な言葉だけでは相手の印象に残りません、大事なことは具体的なポイントをさがして、そこを褒めること。たとえば、

「あなたって靴を磨くのが上手よね」

のように、具体的な内容を添えましょう。そのポイントが旦那様自身でも密かに自信がある点だったり、逆に旦那様自身が気づいていなかった点であれば、余計にうれしいもの。もしピンポイントで褒める点が見つからなければ、

「センスがいいじゃない!」
「気が利くのねぇ」
「さすがねぇ」

と、単なる「すごい」とはちょっと切り口を変えて褒めるのも効果的です。また、男性は女性よりも勝ち負けにこだわる習性があるので

「それを使って磨くっていうのは、私も気づかなかったわ。」

と「私が負けた=あなたが勝った」という褒め方も、男性が喜ぶ褒め方ですので、覚えておくと便利です。

では次に3番目のキーワード「認める」を見てみましょう。

「認める」コツは第三者をうまく使うこと

子ども自身のことを「認めてあげる」というのは子育てにおいて重要なポイントだと述べましたが、大人にとっても「認めてもらう」というのはうれしいもの。

ただし、目の前にいるパートナーから認めてもらうというだけでは、何だかパートナーのほうが自分よりも偉いような気がして、なかなか素直に喜べません。そこで活用したいのが第三者。

「○○さんが……」

と他の人の発言にすることで、相手の受け取り方も全く変わってきます。たとえば、

「うちの実家の母があなたのことを『よくやってくれるね』って言ってたわ」
「お父さんがあなたは『がんばってるな』って言ってたわよ」
「(自分の子どもが)パパすごいって言ってたのよ」
「(自分の子どもが)パパなら絶対出来るって言ってたわ」

などと、第三者からの評価にすると「周囲から認められた」という気持ちになり、言われたほうも満足感が増します。あるいは逆に旦那様の聞こえる範囲で(でもわざとらしくならないように)、子どもに向かって

「パパはお仕事頑張ってるねぇ」

などというのも、旦那様にとってはうれしいものです。父親は子どもに尊敬されたいと常に思っていますから、子どもが父親を敬い、憧れの存在になるように演出してあげるのも妻の役割のひとつです。

そして最後は4番目のキーワード「気遣い」、5番目のキーワード「愛情」についてです。

やっぱりうれしい気遣いと愛情

「感謝」や「褒める」ことに比べるとランキングでは下位になりましたが、自分への気遣いや愛情を感じる言葉にグッと来ない人はいないでしょう。

自分がイライラしていたり疲れているときは、なかなかパートナーにこのような言葉は掛けにくいもの。でも相手が肉体的・精神的に弱っている時こそ、特にこのような言葉は心に染みこみます。これらの言葉に関しては、下手なテクニックは不要。

相手の目を見て、時には手を握ったりハグしたりなどのスキンシップを入れながら、素直に相手への気持ちを伝えましょう。

「大丈夫? 無理しないで」
「お疲れ様、あとはやるから少し休んでて」
「手伝おうか?」
「たまには実家でゆっくりしてきなよ」

など、優しい言葉は相手の気持ちを癒すとともに、言った本人も優しい気持ちになれますよね。あとはもちろん

「愛してる」
「あなたと結婚できてよかった」
「君がいてくれてよかった」

などストレートな愛の言葉もうれしいものです。基本的には自分が言われてうれしい言葉が相手もグッと来る言葉。

「相手からの優しい言葉が無い」という方は、まずは自分から相手に優しい言葉を投げかけてみることです。その思いはきっと、うれしい言葉になって相手から跳ね返ってくるはすですよ。
(文:三松 真由美)

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