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最初で最後か? 伝説のアニメ『チャージマン研!』が奇跡のシネマコンサートに!

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伝説のアニメ『チャージマン研!』が、ライブシネマ形式でオーケストラが映像に合わせて生演奏される「シネマコンサート」としてフィーチャーされることとなった。「この機会を逃せばもうないだろう」「最初で最後」とも言われる奇跡のコンサートである。

『チャージマン研!』(通称「チャー研」)は1974年4月~6月の平日夕方にTBSテレビなどの10分枠で放送されていた1話完結形式のテレビアニメ。製作予算が低すぎてスタッフがやる気をなくした結果、驚くほど低品質な内容となり、それが2000年代になりネットを中心にカルト的なブームを起こすにいたった。「出演声優の稚拙な演技」「頻発する作画の乱れやフィルムに写り込むゴミ」「ご都合主義的だったり辻褄を無視した強引なストーリー展開」などが指摘される(ウィキペディアより)。「ボルガ博士!お許しください!」「気にするな!」「うぇーい」「ジュラル星人の仕業に違いない!」など数々の名セリフも残している。

しかし、そんな残念アニメの音楽を担当してるのが名匠・宮内國郎(みやうちくにお/1932-2006)なのだ。宮内は誰もが知る『ウルトラマン』『ウルトラQ』『宇宙猿人ゴリ/スペクトルマン』などの音楽を担当した大家。少年時代にガーシュインを聴いたことが音楽への道に進んだきっかけだっというだった、という彼が『チャージマン研!』において、ジャズやロックの要素も加えつつ、オーケストラサウンドの魅力をフルに花開かせた。アニメの内容と不釣り合いなまでに見事でカッコよすぎる音楽を聴くことができるのも、このアニメを伝説化させた要因の一つだろう。

今回の「シネマコンサート」では、第1部が「宮内國郎特集 コンサート形式」と題され、宮内國郎メドレー「ウルトラQ、ウルトラマン、快獣ブースカ、とびだせバッチリ、宇宙猿人ゴリなのだ、スペクトルマン・ゴーゴー、ラブラブショー、ガス人間第1号オープニング、エンディングより」、オール怪獣組曲(「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」より)、交響組曲「チャージマン研!」、ひばり児童合唱団の歌唱による「チャージマン研!主題歌」「研とキャロンの歌」が演奏される。

そして第2部では、ライブシネマ形式で『チャージマン研!』の三大傑作+1をスクリーン上映しながらオーケストラが生演奏をおこなう。上映されるのは、第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ」、第45話「鳩時計が 3 時を指したら」、第31話「危機!爆破一秒前」、第35話「頭の中にダイナマイト」という人気の4話だ。

+1として追加される第31話「危機!爆破一秒前」の内容は次のとおり。ボルガ博士のときだけでなく「爆弾」フィーチャーなお話である。今回の事件は、ナント!コンサートホールに仕掛られた爆弾を10分以内に処理しなければ3万人の聴衆もろともホールは大爆発!というもの。爆弾のことを知らずに美しい音楽を奏でるオーケストラ。必死に爆弾を探すチャージマン研たち。ステージではクラシックの名曲であるオッフェンバック「天国と地獄(地獄のオルフェ)」が演奏される(もちろん宮内國郎作曲ではなくブラームス作曲でもない)。このままでは全員爆死という緊迫の一瞬で映し出される謎の実写画面「R-1 23話」を見逃すな!など、見どころ、ツッコミどころも豊富な逸品なのだ。コンサートホールに爆弾が仕掛けられる曲を、実際にコンサートホールで生演奏という、ギリギリの臨場感に緊張を禁じ得ない。

演奏は、オーケストラ・トリプティーク。ゴジラや黒澤明作品など東宝映画を中心に演奏してきたオーケストラで、今回、髙橋奨が指揮をする。さらに、アニメでも歌っている名門、ひばり児童合唱団も登場。音楽的クウォリティは文句のつけようのないほど高いものとなる。

今回の演奏会開催に関連する動画も複数公開されたので、参考までに見ておくとよいだろう。

あのキチ○☓ピアノを世界最高のピアノで演奏してしまいました!


ボルガ博士死のバラードを指揮者が演奏!

公演情報
チャージマン研!ライブシネマコンサート【宮内國郎特集】

■日時:2018年2月17日(土) [開場]13:30 [開演]14:00
■会場:渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール
(〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21)
■料金:全席指定 S席¥7,000 A席¥6,000 B席¥5,000(税込)
※未就学児入場不可(限定6席の親子席は事務局扱い)
■お問合せ:事務局スリーシェルズ 070-5464-5060 (平日12:00~18:00)
■総合INFO:https://www.3s-cd.net/concert/jpn/km/

[主催] チャージマン研!コンサート実行委員会
[公認・協力] 株式会社ICHI
[企画制作] スリーシェルズ / ジャパニーズコンポーザーアーカイブズ
[作曲] 宮内國郎 復元編曲:今堀拓也
[指揮] 髙橋奨
[演奏] オーケストラ・トリプティーク
[合唱] ひばり児童合唱団
[ゲスト] 皆川おさむ
【予定内容】
第1部 宮内國郎特集 コンサート形式
宮内國郎メドレー
ガス人間第1号より
オール怪獣組曲
ひばり児童合唱団による「チャージマン研!」「研とキャロンの歌」
交響組曲「チャージマン研!」
第2部 ライブシネマ形式
チャージマン研!の三大傑作+1
第16話「殺人レコード 恐怖のメロディ」
第45話「鳩時計が 3 時を指したら」
第31話「危機!爆破一秒前」
第35話「頭の中にダイナマイト」 ライブシネマ形式でオーケストラが映像に合わせて生演奏!
その他、BGMを全曲演奏! 【プロフィール】 ◆宮内國郎(みやうちくにお 作曲) 1932年2月16日東京都世田谷生まれ。『ウルトラQ』『ウルトラマン』『快獣ブースカ』『ガス人間第一号』『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』などの音楽を手掛けたアニメ・特撮音楽の巨匠。
ジャズの味わいを基本に、オーケストラサウンドまで幅広くフォローした作風で、児童合唱を使った『チャージマン研!』の主題歌、挿入歌、不気味サウンドやビートの効いたロックもふまえたBGMは重要作品である。2006年11月27日に74歳で亡くなった。 ◆オーケストラ・トリプティーク 2012年、旧奏楽堂にて日本の弦楽オーケストラ曲を集めて第1回コンサートを開催して評価を受ける。第2回、第3回演奏会は、朝日新聞文化財団の助成を受け浜離宮朝日ホー ル(朝日新聞社内)で開催し、いずれもCD化され新聞、音楽誌他で好評を得た。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材 も受け、3回の公演を成功に導く。2015年は、生誕90年の作曲家特集として、芥川也寸志と渡辺宙明の個展を開催して好評を得る。フルオーケストラ、弦楽オーケストラ、アンサンブル、小編成まで様々な形態で日本の作曲家の音楽をアーカイヴすべく活動している。リリースされたCDは10枚。タワー・レコード やamazonのチャートで1位も記録している。トリプティーク(三連画)とは、前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思の表明でもある。http://3s-ca.jimdo.com/ ◆高橋 奨(たかはしすすむ 指揮) 東京生まれ。東京音楽大学音楽学部ヴィオラ専攻を経て、洗足学園音楽大学大学院修了。これまでにヴィオラを兎束俊之、 百武由紀、岡田伸夫の各氏に、指揮を上杉隆治氏に師事。2009年、ゲルハルト・ボッセ指揮ジャパンアカデミーフィルハーモニック参加。2009年横浜OMPオーケストラメン バー。2009年トリトンアーツ主催アドヴェントセミナー参加。新田孝指揮ロイヤル・シンフォニック首席ヴィオラ奏者。横浜山手クラシカル・プレイヤーズ 指揮者。 ◆迫田圭(さこだ けい コンサートマスター) 東京音楽大学卒業。同大学院を給費奨学金を得て修了。在学中、東京音楽大学シンフォニーオーケストラのコンサートマスターを務める。東京音楽大学コンクール入選、第28回市川市新人演奏家コンクール弦楽器部門最優秀賞。現代音楽の演奏を主として結成されたロリエ弦楽四重奏団のメンバーとしてプロジェクトQ第10章に参加。ソリストとして新作初演にも数多く携わっており、サントリーホールの芥川作曲賞では新日本フィルハーモニー交響楽団(杉山洋一指揮)と共演した。現在、東京音楽大学ピアノ伴奏科演奏助手。これまで、ヴァイオリンを大熊庸生、安冨洋、景山誠治、木野雅之、荒井英治、各氏に、作曲を伊左治直氏に師事。 ◆今堀拓也(楽譜復元・編曲 いまほりたくや) 1978年横浜生まれ。2001年にガウデアムス賞(オランダ)受賞。IRCAM(フランス)、スイス・ジュネーヴ高等音楽院修了、2017年イタリア国立ローマ・アカデミア・サンタチェチーリア研究科課程作曲専攻を最高位評価で修了。ならびにミラノ市立クラウディオ・アバド音楽学校指揮予備科で指揮を学ぶ。 ドナウエッシンゲン音楽祭(ドイツ)、ラジオフランス・プレザンス音楽祭、横浜みなとみらいホール委嘱、ベルリン・ブランデンブルク放送、ニコシア・ファロス国際現代音楽祭(キプロス)、ジュネーヴ・アルシペル音楽祭(スイス)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)などで作品が演奏されている。ヴィスビー国際作曲家センター(スウェーデン)2012年および2015年レジデント作曲家。玉川大学芸術学部非常勤講師、日本大学芸術学部音楽学科助教を経て、現在ヴェルシリア音楽アカデミア(イタリア、トスカーナ州ルッカ県ヴィアレッジオ)作曲講師。http://takuyaimahori.strikingly.com/
◆ひばり児童合唱団 1943年、東京荻窪で皆川和子により創立され2017年には創立75周年を迎えた日本を代表する児童合唱団。安田祥子・由紀さおり姉妹を輩出し、吉永小百合が幼少期にレッスンに通っていたことでも知られている。創始者の皆川和子は「歌を通して子どもたちに希望を」という願いのもと合唱団を立ち上げた。『文明堂』や『ヤンマーディーゼル』の歌唱、CMやテレビへの出演など昭和のエンターテイメントを支えた児童合唱団。http://hibari-children1943.com/
【演奏メンバー】 指揮 髙橋奨
Vn 迫田圭、藤代優意、荒井智子、知見寺武
Va 星光、伊藤美香
Vc 竹本聖子、細井唯
Fl 、Picc 向井理絵
Cl、B-Cl 古川邦彦
Fg 宮部貴絵
A-Sax、S-Sax 中嶋紗也
Hr 本田史由記
Tp 肥田尚子、森崎美穂、秋宗章太
Tb 山本靖之
Bas Tb 鯖瀬真義
Electric Guiter 大坪純平
Electric Bass(videolon) 佐藤洋嗣
Drum 重本遼太郎
Electone 竹蓋彩花
Piano 藤井麻理
Perc 岩見玲奈、日比彩湖
合唱 ひばり児童合唱団 15名
音響・映像操作 磯部英彬
ライブラリアン 青島佳祐
企画構成司会 西耕一

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