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人生逆転バトル、社内プレゼンで誕生のクイズ…“お試しバラエティー”光った2番組

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 年末年始は毎年恒例の特番だけでなく、新企画の“お試しバラエティー”が多くラインナップされる時期。昨年末に放送された単発バラエティーで2番組が次回も期待できる内容だった。

 1つ目は12月28日にTBSで放送された「人生逆転バトルカイジ」。アニメや藤原竜也主演で映画化もされた福本伸行氏の人気漫画「カイジ」をベースにした“業界初の漫画原作バラエティー”で、借金を抱え人生を逆転したいと願うチャレンジャー12名がさまざまなゲームをクリアし優勝者が賞金を獲得できるというもの。

 高所に架けられた細い鉄骨を渡る“鉄骨渡り”や、独自通貨ペリカを獲得できる“地下強制労働”など、原作を再現したミッションに加えオリジナルゲームも展開され、原作ファンはもちろんそうでない視聴者もそのゲーム性の高さを楽しむ番組だった。

 一番の見どころは“生々しさ”。出場者はまだ芽が出ない芸人らほぼ全員が“バラエティー素人”で、テレビ的なリアクションをしない(できない)人物ばかり。賞金を手に入れるため悪知恵を働かせたり、ミッションを手持ちの金で解決させたりするさまは、見てはいけないものを見てしまった怖さがあり、合間に挿入される脱落者たちのドキュメンタリー部分も相まって、その生々しい演出が他のバラエティーにはない見どころとなった。

 番組視聴者の声や満足度を集計している「テレビウォッチャー」(データニュース社、東京)によると、「カイジの世界観がいろんなところから感じられ、息が詰まるようなスリリングな展開ですごく面白いと思った」(35歳男性)、「強烈な番組で面白かった。どうか第2弾をやってほしい」(22歳男性)、など原作ファンの支持はもちろん、インパクトの強い内容だったようで、第2弾を希望する声も多かった。この生々しさは毎週のレギュラー番組では厳しいかもしれないが、単発特番として次も大いに期待できる。

 2つ目は大みそかにフジテレビで放送された「超逆境クイズ99人の壁」。この番組はフジテレビが自社のバラエティー番組を活性化させるために行なった社内の「プレゼン大会」でトップに輝いた企画。チャレンジャー1人に対しブロッカー99人が早押しクイズに挑戦、25人→50人→99人と1問正解するごとに増殖していくブロッカーを倒し5問連続正解すると賞金100万円が獲得できるという新感覚のクイズバラエティー。

 これまで数多くあったクイズ番組と違うのは、チャレンジャーに出題される問題が「切手」や「サザンオールスターズ」など、100人それぞれに用意されたかなり限定された得意分野という点。もう1つは、回答を阻止すれば自らがチャレンジャーになれるというルールによって、1問1問の緊張感が増し、ブロッカーたち全員に異様な熱気と一体感が生まれるという点。視聴者の感想をみると「25人ずつの壁が順番に出てくるという新しいシステムが面白かったし、司会の佐藤二朗も珍しくとても良かった」(66歳女性)、「これ今回だけ?面白かったです。司会の佐藤さん良かったですよ」(59歳女性)など、斬新なルール設定の面白さはもちろん、バラエティーMCに初挑戦した俳優の佐藤二朗の進行も新鮮で番組の好感度を上げた。

 今回の番組内では5問連続で正解できたチャレンジャーがおらず少し消化不良な面はあったが、それが逆に次回を見たいと思わせる効果にもなった。

 昨年はテレビ東京の「池の水を全部抜く」がヒットを飛ばすなど、奇抜な企画が生まれ、まだ新しいものがひねり出せる余地があると感じさせたバラエティー。年末年始のお試し番組から新たなヒット作、という展開も見えてきた。

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