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浮気されてる? 恋人やパートナーへの不安の解消法

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配偶者や恋人に対して浮気を疑うのは、時として強い不安やストレスに繋がります。信用したい気持ちと疑念を繰り返すうちに、日常生活にも支障を来たしかねません。場合によっては、うつ病などの心の病気の引き金になる恐れも。浮気の不安に陥ってしまった時、心身の健康を維持するためにはどうすれば良いのでしょうか? 精神医学的に問題になりやすい状態と不安への適切な対処法をご説明します

浮気されてる? 恋人や配偶者への疑念

人間関係にストレスはつきもの。社会生活を送る以上、日々の小さなストレスは暮らしの一部とも言えますが、男と女、1対1の関係ともなると、適当にやり過ごせるような単純な問題ばかりではありません。恋愛でも夫婦関係でも、よりプライベートで密接な付き合いになるほど、パートナーとの関係は安心感をもたらす反面、小さなきっかけからネガティブな感情が生じてしまうことがあります。

たとえば、相手が浮気をしているのではないか、と考えてしまったときです。その疑念の深刻さによっては、さまざまな問題の引き金になります。相手を信頼すべきか、何かの勘違いなのか、いっそ聞いてしまった方がよいのか……頭の中は誤解や気遣い、疑念など、さまざまな思いでいっぱいになってしまいます。仕事や勉強が手につかなくなったり、眠れなくなったり、日常生活に影響が出てしまうこともあるでしょう。

そんな状況に陥ってしまった時、もしくは陥ってしまいそうな時、心と身体の健康を維持するためにはどうすれば良いのでしょうか。精神医学的に問題になりやすい心の状態と、気持ちのコントロール方法をご説明します。

対処法はあるの? 相手の浮気の不安解消法

私たちが一般に不安を感じるのは、危険や恐怖が迫っている時です。危険や恐怖を察知すると、脳は「不安」な気持ちを生み出します。不安を感じること自体は決して悪いことでありません。しかし、不安を感じたときには、まずそれを生み出している原因である何かに適切に対処する必要があります。

ドラマやスキャンダルのニュースでは浮気や不倫はよく目にするものかもしれませんが、実際に自分が浮気をされたとなれば、大変というレベルではありません。浮気の可能性を感じて不安が募っていくようならば、第一にそれが本当なのか否かをはっきりさせる必要があります。実際、多くの方がまず試みるのではないでしょうか。

浮気疑惑は勘違いの可能性も…不安を打ち明け、まずは相談を

相手の浮気の兆候を何かに見出してしまった時、大変な不安にかられるのは全く正常な心理反応です。しかし、募らせている不安はしばしば間違っていることもあります。

たとえば、相手は浮気など全くしていないにも関わらず、勝手に浮気をしていると決めつけてしまっている可能性です。その場合、あなたがもともと猜疑心が強めなタイプなのかもしれませんし、自分にあまり自信がないといった心理傾向が関わっている場合もあります。あるいは、あなたには全く問題はなく、相手が周りの人を寄せつけてしまうほど、魅力的な方なのかもしれません。中には何らかのトラウマ体験から「男(女)の人は必ず浮気をする」といった観念が心に深く根付いている場合もあります。

こうした思考内容や心理傾向の問題は、自分自身ではなかなか気づきにくい面もありますが、他人が見れば分かることもあります。困った時や悪循環から抜け出せない時は、自分ひとりで抱え込まないことが大切です。まずは深刻化させないためにも周りの信頼できる人に相談してみることをおすすめします。解決への糸口が見つかるかもしれません。

過度の不安感は免疫力低下や体調不良の原因に…

浮気のように、信頼していた人からの裏切り行為は、かなり深刻な精神症状をもたらす恐れがあります。「夜、眠れない」「イライラして物事に集中できない」「学校や仕事で充分成果を出せない」「今まで楽しかったことが楽しくない」「まわりの人と関わりたくない」といった思考にもなりかねないのです。それだけではなく、ストレス症状が深刻になることで、免疫力も低下することが報告されています。免疫力の低下により、風邪を引きやすくなるなど、身体面に不調が現れることもあります。

強い不安などによるストレス症状がある時には、健康を守るためにもそれまで以上に心身のケアを意識しなければなりません。健康な心は規則正しい生活からというように、まずは不安な気持ちを認識した上で、「睡眠時間はしっかり確保する」「食事の量や栄養のバランスに気を配る」「定期的にウォーキングなど有酸素運動をする」といった健康的な生活を意識的にすることが大切になります。配偶者の不倫のような深刻なストレスは、しばしばうつ病などの心の病気の引き金になることもあります。もしも身近な方からそれらの相談を受けて死んでしまいたいといった言葉を打ち明けられた場合、軽く考えずに大至急精神科(神経科)の受診を促してください。

不安解消にたばこやお酒…対処法がさらなる深刻化を招く事も

私たちは不安が強くなると、その不安を和らげるために何かをしたくなるものです。テレビを見たくなる人もいれば、ゲームをしたくなる人もいます。それで不安をコントロールできれば問題ないですが、「たばこを吸いたくなる」「お酒を飲みたくなる」あるいは、「無性に買い物をしたくなる」といった依存傾向の強い対処法を確立している場合は要注意です。通常はそうした衝動が依存症のレベルにまでなることは少ないですが、不安が強い状況では衝動的に何かをしたくなり、あとで後悔するということにもなりかねません。ストレス症状だけではなく、二次的に健康面や金銭面での深刻化を招く恐れがあります。落ち着いてる時や気持ちに余裕がある時に不安への対処法をしっかり見直してみてはいかがでしょうか。

大きな不安を抱えて日常生活を送る状況はかなりのストレスです。もしそうした状況下にいる方は、まずは自身の健康を維持していくためにも、自己管理を念頭に置いてください。自分の中で悩むのではなく、周囲の人に打ち明けると、違った視点で物事を考えられるかもしれません。

(文:中嶋 泰憲)

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