貧血ではないのに立ちくらみやめまい・・・原因はなに?

イクシル

2018/1/14 11:00

立ちくらみやめまいに悩む女性は少なくありません。今回の相談者さんも若い頃から悩まされてきましたが、貧血を指摘された事はないようです。原因はいったい何なのでしょうか。専門家に聞いてみました。

立ちくらみについての相談:「貧血じゃないのに立ちくらみはなぜ起こる?」

『10代の頃から立ちくらみ・めまいに悩んでいます。学生の時や社会人になってからも血液検査で貧血と言われたことはありませんが、年に数回、立ち上がった時に世界が回る程の立ちくらみに襲われます。10数秒ほど我慢すれば普通に戻りますが、体調の悪い時は毎日起こるので気になります。食事の栄養バランスは悪くないとは思うのですが、もう少し鉄分の多い食材を摂った方が良いのでしょうか。(30代・女性)』

起立性低血圧や隠れ貧血の可能性アリ。原因を特定し対応を


立ちくらみやめまいの原因は、貧血以外にもあるようです。起立性低血圧ではないかとの声もありました。

『この場合は貧血ではなく「起立性低血圧」と思われます。起立性低血圧は貧血と同様に考えられがちですが、必ずしも貧血は関与していません。起立性低血圧の原因は貧血もありますが、急な起立で心臓の血液拍出量が付いていけず、一瞬脳への血液供給が不足することでも起こります。他にも原因はありますが、普段から運動を心掛け、心肺機能を高くすることで改善出来ます。生活に支障があるなら病院に相談しましょう。(看護師)』

『貧血になると立ちくらみやめまいを起こしやすくなりますが、起立性低血圧でも立ちくらみを起こします。まためまいが起こる疾患には、メニエール病・良性発作性頭位めまい症・薬剤性・心因性などがあります。一般の血液検査では分からない、隠れ貧血も考えられます。貧血ではないのに立ちくらみがするのでしたら、きちんと原因を調べた方が良いと思います。(血液・腫瘍科医師)』

不足しがちな鉄分は積極的に食べて。サプリメントの過剰摂取は要注意


鉄分は不足しがちのため、鉄分豊富な食生活は大切です。サプリメントなどで摂り過ぎないよう気を付けましょう。

『貧血でないのでしたら、鉄分を積極的に摂る必要はないでしょう。普段の食事で鉄分を摂り過ぎることは考えられませんが、医師から処方されている鉄剤とサプリメントを併用して摂ると、鉄分の過剰摂取で、嘔吐・頭痛・胃腸障害などを起こすことがあります。鉄分は吸収されにくい反面、蓄積されやすいので肝臓・腎臓・すい臓などの臓器にダメージを与えます。(血液・腫瘍科医師)』

『これまで貧血の診断を受けたり指摘されたことがないのであれば、あまり神経質に鉄分に執着する必要はないと思います。しかし貧血がない人でも、1日の鉄分摂取推奨量を満たせている人は少ない傾向にあります。予防や健康のためを考えれば、鉄分のある食材はしっかり摂った方が良いでしょう。(看護師)』

立ちくらみやめまいには、様々な原因が考えられます。病気の可能性もありますから、病院で原因を調べた方が良いようです。鉄分は不足しがちのため、食生活を見直して適切な摂取を心掛けましょう。

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