「肝臓を提供してください」 FBで懇願した女性 見知らぬ男性が名乗り出て

grape

2018/1/14 09:58


Melinda Ray
SNSの普及により、私たちは世界中の人と気軽に知り合えるようになりました。アメリカに住むメリンダさんもその1人。ただ彼女の場合は、新しい友だちができただけではありません。

見知らぬ人から命のギフトを受け取ったのです。

2017年9月、3人の子どもの母親である35歳のメリンダさんは病と闘っていました。すぐにでも肝臓移植が必要で、さもなければ命にかかわる深刻な状態だったのです。

Posted by Melinda Ray onSunday, May 14, 2017
メリンダさんと彼女の夫は、なんとかして肝臓を提供してくれるドナーを見つけようとしました。しかし彼女に適合するドナーは見付からず、そうしているうちにメリンダさんの病状はどんどん進行していきます。

彼女は脳死などで臓器を提供してくれることになったドナー候補者15人以上が不適合だと分かった時、絶望的な気持ちになり、ある考えに至りました。それは『亡くなった人ではなく、生存している人から臓器を提供してもらうこと』でした。

そしてメリンダさんはわずかな望みをかけて、Facebookにメッセージを投稿。自身の病状について説明した上で、ドナーを必要としていることを訴えたのです。

こんなことをしてばかげているように見えるかもしれません。または同情を求めているように思われるかもしれません。でも私はただ、まだこの世を去る準備ができていないことをあなたに知ってもらいたいのです。私にはまだすることがたくさんあります。あなたの助けが必要なのです。

もしあなたがドナーになってくれたら、私たち家族はあなたの経済的支援をすることをいといません。手術などにかかる費用はすべてこちらが負担します。あなたが私に捧げてくれたものを一生忘れません。お願いです。助けてください。

Melinda Ray ーより引用(和訳)メリンダさんの投稿は家族や知人から徐々に拡散し始め、ついに見ず知らずの人たちにも伝わります。

ABC NEWSによると、メリンダさんのことを聞いたカリフォルニア州に住むロビンさんという女性が夫のジェフさんにそのことを話しました。するとジェフさんは、ためらうことなくこういったのです。

「俺がドナーになるよ」


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Posted by Jeff Bramstedt onMonday, September 14, 2015

見知らぬ女性のためにドナーに名乗りをあげた男性

早速検査を受けたところ、彼の肝臓はメリンダさんと適合することが分かりました。

主治医によると、移植手術はジェフさんにも非常にリスクの大きいものであり、最悪の場合、彼が命を落とす危険すらあったそうです。

スカイダイビングのインストラクターやハリウッド映画のスタントマンをしているジェフさんには、メリンダさんと同じく3人の子どもがいます。しかし、ジェフさんに迷いはなかったということです。

そしてジェフさんの肝臓の60%をメリンダさんに移植する大手術は無事に成功。術後、ジェフさんは笑顔で語りました。

「なんだか妹ができたみたいな感じだよ。俺たちは文字通りDNAを分かち合っているからね」
ABC NEWS ーより引用(和訳)
Posted by Melinda Ray onTuesday, November 28, 2017
自らの命の危険をおかしても、見知らぬ女性を助けることを決めたジェフさんと彼の家族。その勇気ある決断はなかなかできるものではないと思います。

命のギフトを受け取ったメリンダさん。そしてジェフさんがこれから先も元気で幸せであるように祈ります。


[文・構成/grape編集部]

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