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松本潤「99.9−刑事専門弁護士−」が帰ってくる、世界観も親父ギャグもパワーアップしている(何故!)

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本日より、日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(TBS系)がスタートする。(フード配達サービス「Uber Eats」とのコラボキャンペーンも)


2016年4月期に放送され、大きな反響を呼んだSEASONIの続編。日曜劇場枠としては実に6年ぶり、2回目となる異例のシーズン化だ。(その他でシリーズ化されたのは、日曜劇場『JIN -仁-』)

松本潤-笑福亭鶴瓶の対立に期待!
SEASONIにて主軸として描かれていたのは、「弁護士」と「検察官」の攻防。弁護士・深山大翔(松本潤)が、父を有罪に導いた大友修一検事正(奥田瑛二)に放った言葉は、この世界観のハイライトだった。
「僕はあなたたちに父を奪われた。その日を境に全てが変わった。アンタは、その歪んだ“正義”とやらで何人の人生を狂わせるんだよ。冤罪事件で加害者にされた人間も犯罪の被害者なんだよ。僕はその立場に立って、弁護を続ける」

今回のSEASONIIでは、そこへ新たに「裁判官」の視点が加わる。世界観が、「弁護士」と「検事」と「裁判官」のトライアングルになるのだ。
まずは、今シーズンから登場する尾崎舞子(木村文乃)について。親友の弁護依頼の付き添いで班目法律事務所に訪れ、いきなり深山と意見が対立してしまう彼女、実は「元裁判官」という経歴を持っている。

そして、東京地方裁判所・所長代行を務める川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)。事件処理能力が出世の決め手と言われる裁判官の世界において、膨大な事件数を裁いてきたエリートだ。
1月7日に行われた舞台挨拶にVTR出演した鶴瓶は「バチバチに2人(松本と鶴瓶)が芝居で燃え上がる」と発言しており、SEASONIの「深山VS大友」ばりの対立を期待してしまう。

というのも川上の持つポリシー、どう考えても深山と水と油なのだ。
検察側と弁護側の双方から提出された証拠をバランスよく適切に捉え、事件の背景や特徴を汲み取り、判断することが大切だと説く川上。裁判官はあくまで「その時点で目の前に提出された証拠」を精査して、法律に則って判断するだけであって、もし検察が間違いを犯して冤罪が生まれたとすれば、それを証明するに足る証拠を提出するのはあくまで弁護士の役目。それが、川上の持論だ。
「事実」よりも「法廷での証拠」を優先させる彼の方針は、深山にとって相容れるものではない。

完璧主義者・松本潤が綿密に作り上げる親父ギャグ
『99.9』といえば、「ダジャレ」「親父ギャグ」について触れないわけにはいかないだろう。
・「いただきマングース!」
・「彼と彼女はネクタイ関係(肉体関係)」
・「電話をかけても、誰もでんわ」
緊迫していようがいまいが構わずにそれらは放たれるが、ハッキリ言って誰も得してない。喜んでいるのは、深山と室長の佐田篤弘(香川照之)の2人だけなのだ。

しかしこのくだり、断じて箸休めではなかった。『99.9』で“座長”を務める松本潤は、いつだって完璧主義。以下は、先日の舞台挨拶での香川照之の発言である。
「松本さんはダジャレのところを妥協されないので。iPhoneに音を録って、オーバーじゃなく50~100回くらいずーっと入れては聴き、『ここの音は伸ばした方がいい』『強くやった方がいい』って。すごい精密に作り上げていますよ(笑)」

筆者は試写で第1話を観て、確認している。SEASONIIの世界観が前シーズンに比べパワーアップしたのは前述の通りだが、それは親父ギャグも同様。良くも悪くもブラッシュアップしている。松潤の整った顔から飛び出す、どうしようもないダジャレ。思わず、「ギャップが笑いを生み出す」というビートたけしの言葉がよぎってしまう。

松潤と香川照之の関係性は、まるで「アムロとシャア」
親父ギャグのやり取りで特に顕著だが、深山は佐田と仲がいい。そぐわないようなフリをしているが、「喧嘩するほど仲がいい」を地で行ってるだけだ。SEASONIで佐田は「俺がお前の中で認めるのは親父ギャグだけだ!」と深山に言い放っているが、親父ギャグを認めていれば十分だろう? という気がしないでもない。

舞台挨拶で、香川は「深山大翔のバカなお友達役である佐田を務めます、香川です」と自己紹介している。これだけで、全てを察することができる。同僚らから「トムとジェリー」「アムロとシャア」とまで喩えられた2人の腐れ縁、SEASONIIではさらに深いものとなった。第1話を観た限り、両者の関係性はもはやソウルメイトに近い。
そういえば、松本潤は舞台挨拶でこんなことを口にしている。
「深山と佐田先生って敵対してるんだけど、別々へ行こうとすればするほど近付いてしまう」

今晩9時からスタートする『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(初回25分拡大スペシャル)には、シリアスな「現在の日本の司法への問題定義」とポップな「親父ギャグ」の両輪がある。
是非とも、深山ばりに飴を舐めながらご覧いただきたい。
(寺西ジャジューカ)

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