ホームレスだった8歳少年、自分の部屋を与えられ感涙(米)<動画あり>

母親と一緒に長年にわたりホームレス保護施設を転々として過ごしてきた8歳少年には、「自分の部屋とベッドが欲しい」という夢があった。しかし母子にようやく提供された公営住宅には、全くといっていいほど家具がなかった。そこで非営利団体「Humble Design」メンバーが立ち上がり、少年に素晴らしいサプライズをした。『Inside Edition』『Storytrender』『Mirror』など欧米の複数メディアが伝えている。

米ミシガン州デトロイトに暮らすデイヤーズ君(8歳)は、母ディオナさんが仕事を失ってからというものホームレス保護施設を転々とする生活を送ってきた。その後、看護師見習いとして働き始めた母とデイヤーズ君はようやく公営住宅を提供され移り住んだのだが、そこはキャンプ用の椅子が2脚とエアマットレスがあるのみの殺風景な空間であった。デイヤーズ君はこの家に引っ越してからもベッドのない部屋で、毛布を何重にもして床で寝るという毎日を過ごしていた。

2人のことをソーシャルワーカーから聞いた非営利団体「Humble Design(ハンブル・デザイン)」創設者のトレガー・ストラスバーグさんとスタッフは、「自分の部屋とベッドが欲しい」という長年のデイヤーズ君の夢を叶えるために立ち上がった。同団体は、2017年だけでもホームレス状態だった169世帯もの家族の手助けをしたようだ。

12月20日、同団体が完成させた内装により、デイヤーズ君とディオナさんの住処は“家”としての息を吹き返した。トレガーさんによると、家具は寄付されたものでカーテンや台所用品などは同団体の倉庫に収められていたものを使用したという。スタッフのセンスと思いやりで隅々まで丁寧に内装された家は、以前と比べて見違えるほど変化を遂げた。

自分の部屋に入る前に目を手で覆うように言われたデイヤーズ君は、目を開けた時に見た目の前の光景に驚き、口を大きく開けた。家具がなく、毛布しか積み上げられていなかった質素な部屋はもうそこにはない。念願のベッドや机、椅子などが配置されている“マイ・ルーム”を見て、デイヤーズ君は感極まり涙した。その姿をみたトレガーさんはこのように話した。

「これまで辛い経験をしてきたからこそ、余計に嬉しかったのでしょう。デイヤーズ君が自分のベッドと部屋を持ったことを喜んでいるのを見て、他の人にとっては当たり前のことが彼にとってはどれだけ大切でずっと望んでいたか、自分がどんなに恵まれているのかを改めて考えさせられました。他の子供と同じように彼にも“家”と呼べる場所ができ、これからは余計な心配をする必要がないのです。内装が整えられた家に住むことができた家族を見ていると、希望や成功の兆しを感じます。私たちはこれからも私たちを必要としてくれる全ての家族に温かい手を差し伸べて行きたい。床で寝る子供たちを一切なくすことが私たちの目標です。」

このニュースを知った人からは「なんていい話」「デイヤーズ君、本当に嬉しかったんだろうね。自分も涙が出た」「私たちは時に身近にある幸せを忘れてしまいがちだけど、この話を読んで気付かせられるね」「心がほっこりした。これからもこの母子が幸せになれますように」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2018年1月11日付「Homeless boy who has ‘only ever wanted’ a bed has amazing reaction when he’s given his own fully-furnished room」(Image: Caters News Agency)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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