スティーヴン・キングの“全著作の原点”がここに 猟奇的な悪役の原点をご紹介

Billboard JAPAN

2018/1/13 13:00



“モダン・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの作家人生の集大成ともいえる『ダークタワー』が2018年1月27日より公開されるが、本作には『シャイニング』や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の原点とも言える猟奇的な悪役が登場する。

本作の原作となった『ダークタワー』シリーズは、スティーヴン・キングが小説家としてのキャリアをスタートする際に書き始め、完成するまでに実に30年もの月日を費やした作家人生の集大成的な作品で、彼の数々の著作に世界観がクロスオーバーしている原点でもある。“モダン・ホラーの帝王”とも呼ばれるスティーヴンだが、彼の原作映画といえば、『シャイニング』(1980)でハリウッドの名優ジャック・ニコルソンが怪演をみせた家族を惨殺しようとする小説家ジャックや、昨年ホラー映画史上最高の世界興行収入を塗り替える大ヒットとなった『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の怖すぎるピエロ“ペニーワイズ”など、共通して“凶悪でありながら陽気”という狂気に満ちた悪役キャラクターが登場している。そんな彼らを生んだスティーヴン・キングが最初に生み出した悪役が、本作に登場する黒衣の男だ。

彼は、主人公ガンスリンガー(イドリス・エルバ)が守り続けている世界の均衡を保つ塔“ダークタワー”を破壊し、世界の混乱を目論む凶悪な敵だ。凶悪で強大な能力を持つ典型的な悪役でありながら陽気な一面も持ち合わせる、スティーヴン・キング作品を代表するような猟奇的な悪役で、演じるマシュー・マコノヒーも「原作を読んで黒衣の男のキャラクターを考えたとき、彼は悪魔のようだけど、僕ら人間から離れすぎた存在でもない。彼ほど楽しいキャラクターはいないよ」と“ただの悪役ではない”と語っている。

彼は魔術を操ることができ、異なる場所へ一瞬で移し、物体を自由に動かし、さらに人の心をも操る能力を持っているのだが、ガンスリンガーにだけは通用しないことから、「黒衣の男は敵であるガンスリンガーに深い愛着を感じている。それは彼がガンスリンガーとの対決を楽しんでいて、あまり早く“ゲーム”を終わらせたくないからなんだ」と、マコノヒーは普通の悪役では考えられない彼の異常な一面を明かしてくれた。

本作のメガホンを取った気鋭監督ニコライ・アーセルは「悪役でありながら歓楽を持つこのキャラクターに触れられてとても楽しかった。原作に忠実であるように努めながら、マシューはキャラクターに多くの側面を加えてくれたよ」と、原作ファンの予想を超えるような出来になったと話す。さらに、このキャラクターの生みの親である原作者スティーヴン・キングも、「その姿を見た人が恐怖であとずさりするのも納得がいくような黒衣の男になっている。マシュー・マコノヒーは最高のキャスティングだ」と、その演技を大絶賛している。スティーヴン・キング作品を代表する悪役キャラクターの原点ともいえる最凶最悪の敵“黒衣の男”に注目だ。

◎『ダークタワー』予告編
https://youtu.be/mOO6SKuKP7c

◎公開情報
『ダークタワー』
2018年1月27日(土)より全国ロードショー
原作:スティーヴン・キング
監督:ニコライ・アーセル
出演:イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー、トム・テイラー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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