『MASKMEN』覆面芸人「人印」の正体は斎藤工 「むしろ意外性がない」の声も

しらべぇ

2018/1/13 12:00


((C)「MASKMEN」製作委員会)

お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーが出演するドラマ『MASKMEN(マスクメン)』(テレビ東京系)が、12日深夜に放送された。

くっきーが初プロデュースする謎の覆面芸人の人印(ピットイン)の成長や、芸人の葛藤を記録したドキュメンタリードラマだ。放送前から注目を集めていたが、第1話では人印の正体が明かされた。

■謎の覆面芸人「人印」の斎藤工


((C)「MASKMEN」製作委員会)

昨年10月、サンドウィッチマンや永野らが所属するお笑い事務所「グレープカンパニー」に所属し、ライブに突如現れた人印。

天の声であるくっきーの声に合わせて動き、ときおり「シュコー」とガスマスクの呼吸のような声を発するという奇怪なネタに、会場はざわつく。

そしてその正体は、共に舞台に立つ芸人はおろか、所属事務所の芸人たちにも知らされていなかった。

終演後、人印の舞台の出来に納得がいかないくっきーは「やっぱりシュコーが小さいっすねちょっと」「できるだけ声は大きく出す。あとは正面は絶対見る」とダメ出しをして、その場を後にした。

くっきーから“お叱り”を受け、うなだれながらマスクを外した人印。流れる汗をタオルで拭いながら、「いやぁ~…そうですね…」とつぶやいた人印の正体は、俳優・斎藤工だった。

■人印になった理由は自分への苛立ち


((C)「MASKMEN」製作委員会)

斎藤が「精神的なつながり」と言う、お笑いコンビ・ニッチェやミラクルひかるなど、さまざまなお笑い芸人たちが集う「阿佐ヶ谷会」の飲み会に参加した斎藤。

ニッチェとは過去に共演したバラエティ番組で、合同コントをしたことをきっかけに仲が深まっていったという。

斎藤はその番組で司会の1人を担当していたが、「代わりがきくポジションだなってずっと思ってた」と悶々とした思いを味わっていたと明かす。

そんな中、あるインタビューに監督の立場で参加した斎藤は、自身が「クリエイターぶった」態度を匂わせてしまったことに苛立ちをおぼえ、「お前はクリエイティビティーを匂わせていくのか!?」と自問自答する。

そして、その疑問に対する決断が、覆面を被り、匿名となって「本気で芸人になること」だった。

■芸人たちとの対立も


((C)「MASKMEN」製作委員会)

「斎藤工」という築き上げた看板を捨てて「どこまで死ぬ気になれるか」チャレンジしたいと明かす斎藤に、芸人たちは一同に首をかしげた。

ニッチェ・近藤くみこからは「今まで俳優として笑いを取ってた部分もあるじゃん。それを勘違いしてるのかなって思う」と辛辣な意見も。さらに、覆面とネタも考えてもらうことを斎藤が明かすと「結局それって俳優じゃん」「演じてるだけですよ。(芸人は)ネタ作るのがメインですよ」と非難が飛び交う。

中でも熱く語ったのはピン芸人・曇天三男坊だ。これまでピン芸人・サンシャイン池崎のパロディ「サンシャイン斎藤」や、その他斎藤の下ネタについて「みんな気を遣って笑ってただけですからね」と本音を明かす。

さらに「邪魔ですよ、邪魔! こっちは夢賭けてやってるのに、ちょっとした人間の成長のためにみたいな感じでやられても。冗談じゃないですよ、本当に」と芸人のプライドから斎藤に食ってかかった。

しかし、斎藤も「でも芸能の道ってそういうことでいいんじゃないですか? それに負けるようじゃ、そこまでってことじゃないですか?」と、未だブレイクしていない曇天に痛恨の一撃を与え、さらには「芸人になりたいときに審査ありました? なんで審査してるんですか? 僕を」と淡々と語りながらも、鬼気迫る様子で訴えていた。

この斎藤の気迫に負けたのか、曇天も「じゃあ…まあ、やったらいいんじゃないですか」と、斎藤のチャレンジをしぶしぶ認めることに。

■「芸人論」に胸が熱くなる


あくまでも本業は「俳優」であり、芸人は「お笑いの筋肉をつけるため」と期間限定であると明かした斎藤。そしてそれら斎藤の意見に、疑問や否定のスタンスをとる芸人たち。

対立する両者の理由に、胸が熱くなった視聴者も少なくなかったようだ。








■斎藤工では「意外性」がない?


((C)「MASKMEN」製作委員会)

そして「ドキュメンタリードラマ」としての本作品に、「どこまでがフィクションかわからない」と疑問視する意見も。







番組が「どこまで嘘か不明」な空気感を醸し出しているのは、斎藤のキャラによる部分も多いだろう。とことんまで自らを追い込むストイックな性格の俳優でありながら、一風変わった役柄やお笑いの仕事など、「なんでも仕事を受ける」印象もある斎藤。

そのため「芸人になりたい」と斎藤が語ることについても「斎藤工なら本当に言ってそう」という声も少なくない。そのため、ネット上では「むしろ意外性はない」といった意見もみられた。





暴力的で奇想天外な世界観のネタから「鬼才」と称されるくっきーに、「融合したい。ムチャクチャにされたい」とラブコールを送った斎藤。

また、人印を通じて「闇・哀しさ・愛らしさ」の三拍子を表現したいと語ったくっきーに、斎藤は応えることができるのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・伊藤大生

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