連ドラ初主演の亀田侑樹「勢いだけは他の人に負けたくないです」

ザテレビジョン

2018/1/12 12:00

2016年4月の「AbemaTV」開局以来初となる、企画から脚本まで完全AbemaTVオリジナルの連続ドラマ第1弾「AbemaTVオリジナルドラマ進出記念作品『#声だけ天使』」。

同作は、東京・秋葉原と並んでアニメの聖地・池袋を舞台に、声優に憧れて上京してきた主人公・ケンゾウと、同じ志を持つ4人の仲間の友情と純愛、挫折と希望を描く青春群像劇だ。

劇作家、演出家、劇団扉座の座長であり、「スーパー歌舞伎IIワンピース」など、数々の舞台やドラマを手掛ける横内謙介が、AbemaTVのために脚本を書き下ろしたオリジナルドラマで、主演を次代を担う若手俳優・亀田侑樹が務める。

今回、連続ドラマ初主演となる亀田に撮影を振り返ってもらい、見どころなどを語ってもらった。

――主役として撮影に臨まれた心境はいかがでしょうか?

クランクインするまで、主演と言われても実感が湧きませんでした。リハーサルをしても、撮影に入ってみないと分からないこともあるだろうなと感じて、いざ撮影が始まってからもケンゾウという役に対して「これでいいのかな?」と悩み、苦しんだ時期がありました。

そんな時、信頼できる監督やスタッフさんの皆さんが現場でいろいろアドバイスしてくださり支えてくれたので、作品のために主役としてケンゾウを通して恩返ししなきゃ。と思いがより一層強くなり、自分をさらけ出して演じることで、楽しむことができ、最後まで走り抜けることができました。

――台本を読ませていただき、ケンゾウというキャラクターは感情の起伏も大きいし、「愛すべきバカ」といった印象を受けましたが、ご自身の役の印象はいかがですか?

まさにその通りだと思います。喜怒哀楽が激しいですし、とにかく、情に厚いんですよ。若者なのにどことなく自分の父親を思わせる古風な面や、こだわりを持っていたり(笑)、真っすぐな性格で、自分のことは二の次で「自分の大切な人たちの笑顔が見たい」ただそれだけで頑張ることができるし、みんなに優しい男なのでとても魅力的だと思っています。

――監督さんは亀田さんを見て「あ、ケンゾウだ」と思われたというコメントを出されていましたけど、割とご自身も自分に近いキャラクターだと思われましたか?

そうですね。特にリンクするところは“勢い”だと思います。僕も普段あまり“迷う”ことがなくて、私生活でもお芝居でも、とりあえずやってみるタイプなんです(笑)。そういう愚直さというか不器用なところは似ているかもしれないですね。

――共演の皆さんも個性的なキャラクターであり、俳優さんですよね。皆さんと撮影された感想はいかがですか?

皆さん個性的ですよね! 不思議なのが、初めてお会いする方ばかりなんですけど、台本を先に読んでいるので「あ、本物に会えた」という感覚になったんです(笑)。

役者としてというより、その役として見られて、自然と壁は感じませんでしたね。

みんなとも「いとこのような感じがするね」ってよく話しています。普段から頻繁にやりとりするわけではないですが、たまに会ったら自然と話し込んでしまうというか。

しかも今回の5人って、全然社交的な人ではなく、どちらかといえば内気で、“自分の世界”がある人ばかりで(笑)。

そういう人たちが一旦仲良くなると、すごく深い絆になりますよね(笑)。出会うべくして出会ったという感じですし、似たような人が集まったなという感じがしています。

――作品の中で登場するアクター名が“まごころ王子”というだけあって、声が癒やし系といいますか、印象的ですが、声に自信はありますか?

いえいえ、どちらかといえば結構“厄介な声”をしているな、と個人的には思っています。声変わりするまで、もう少し高かったので、ヘリウムガスを吸ったような声をしていたんですよ(笑)。

それもあり、学校のときも女子にまねされていじられるようなことがあって、それが嫌で、家でも低い声を出す練習をしていました。

――では、今回のドラマで声を出すときに気を付けていることは?

やはり“まごころ”なので、叫ぶというより、たった一人のために届けているという感覚を大事にしました。“あなたたち”じゃなくて“あなた”に届けるというか。そういうイメージを意識しました。

――実際、こういった声を使う役をされてみて、今度は自分も声の仕事をやってみたいと思うことはありますか? 声優さんのお仕事とか。

自分が思っている以上に「声の仕事をやってみたら?」とよく言われるので、チャンスを頂けたら挑戦してみたいです。

――撮影に臨む前にそういった声の勉強をされましたか?

声優を目指す物語ということが根底にあるので、そこはちゃんとしておきたいと思ったので、撮影に入る前、一カ月くらいいろいろと調べました。

実際、声優学校に研修に行き教わると、“声を作っている”という感じではなく、役によって自然と変わっていくのを目の当たりにし、本当にプロはすごいなと思いました。

――ヒロイン・さくらを演じる仁村紗和さんとも現場でいろいろとお話されましたか?

クランクインの前にお会いしたきりで、序盤は全然同じシーンがないのと、撮影はケンゾウのシーン、さくらのシーンは完全に別だったので、ポスター撮影のとき、現場の支度場所で久々にすれ違ったんですけど、なんか気まずくて(笑)。

お互い意識しちゃったんでしょうね。ケンゾウはさくらのためにいろいろ奔走しているし、さくらもケンゾウのボイスを聞いて癒やされていたので。「この気まずさ、何だろう?」って。それがちょっとうれしかったです。

顔合わせでは気兼ねなく「紗和ちゃん、これからよろしくお願いします」という感じで普通に話していたんですけど、いざ撮影の現場で会うと、意識してしゃべれなくなるという(笑)。

変な話、気軽に会っちゃいけないレベルまで自分の気持ちが高まっていたのかもしれませんね。

――いい関係性を保てていたということですね。仁村さんの方にも聞いてみたいです。

紗和ちゃんは「え? 何とも思っていないんですけど」ってなったら、「あっれ~?」ってなっちゃいますけどね。ただの片思い(笑)。

――タイトルが「#声だけ天使」ということで、それにちなんで亀田さんご自身、「ここだけは天使」というか、一番優れていると思う部分はどこでしょうか?

何でしょう(笑)。人より優れているとは思ったことはないですが、自分の“感性”“直感力”は信じているつもりです。これからも、勢いだけは他の人に負けたくないです。

――最後に、これからご覧になる方にメッセージをお願いします。

声優という世界に興味がある人もない人も楽しめる作品です。僕の中で“声”というのはその人の 生きざまだと思っています。声は、生まれてからずっとその人と一緒に生きて共に年を取っていくもの。

声の不思議な力と魅力を信じるケンゾウの生きざまを最後まで皆さまに見届けてもらえたら幸せです。

今の時代、SNSなどの流行もあり、人と面と向かって思いを伝え合うことが少くなっているけれど、自分の思いを言葉にし、声に乗せ、人に直接伝えることは大事なんだと、この作品に出会えてあらためて感じました。

感謝の言葉なんかは、特に親しい間柄だと普段は恥ずかしくてなかなか伝えられないこともありますよね(笑)。でも、そんな感謝の一言を伝えるきっかけにこのドラマがなったらすてきだな…と思っています。

基本的に重い内容の作品じゃなく、くだらないことも本気でやっていますので、気楽にのんびり見て楽しんでくれればと思います(笑)。

ぜひ「#声だけ天使」ご覧ください!(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/133715/

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