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千葉県富津岬の最先端に建つ要塞「明治100年記念展望塔」へ

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以前、友人の船に乗せてもらった時に海側から不思議な塔を見つけました。場所は千葉県富津岬の最先端。
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地図を見ると、こんなにとんがった岬があるのかと驚いたのですが、もっと驚いたのは塔の形状。塔というよりも要塞のようで、入り組んだ階段がかなり特徴的。これはいつか行ってみたい! と記憶に残っており、ついに岬の先端「明治100年記念展望塔」までやってきました。
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先端には駐車場がたくさん。みんなこの記念塔と海でのアクティビティを求めてやってきます。

調べてみると展望塔のユニークな形状は五葉松をかたどったとのこと。1971年に造られ、塔の高さは21.8メートル。てっぺんからは360度、海を見渡すことができるため東京湾を一望できるだけでなく、天気の良い日には富士山もくっきりと観ることができ、なんと「関東の富士見百景」にも選ばれているというのです。お正月にはもってこいの場所ではないですか! 大人も子どもも夢中になって迷路のような階段を登り、人を集めるランドマークタワーとなっていることがわかります。
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みんなてっぺんに向かって夢中で階段を駆け上ります。
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迷路のような不思議な階段はどこを切り取っても絵になります。
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驚いたことに海がとてもきれい! 南の島かと思うくらい。ボートやヨットを楽しむ人の姿が見えます。
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てっぺんまでもう少し。登るほど風も強くなり、意外と時間がかかります。

明治百年記念展望塔から沖を眺めると島があることに気が付きます。明治14年から大正3年にかけて建設された第一海堡(かいほう)と第二海堡です。海堡とは、人工の島に造られた砲台で、明治時代に日本陸軍省によって外国の軍艦から東京を護るために東京湾口に3つ建設されたのです。

日本で最初に造られた人工島の海堡はアメリカから技術提供を求められたほど世界から注目された技術だったそう。3つの海堡が実戦に使われることはありませんでしたが、富津岬一帯は、第2次世界大戦後まで東京湾防衛上の抑止力となっていました。
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ちゃんと岬の歴史が説明されています。
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手前に見える島が第一海堡。写真ではわかりにくいかもしれませんが、奥にうっすら富士山が見えます。

不思議な形をした塔を見にやってきたのですが、東京湾を護るための歴史や海堡まで見ることができるなんて思ってもみませんでした。実際に足を運ぶことで発見や学びは深まります。

海は日没後のトワイライトタイムもまた表情を変え、美しい富士山のシルエットと吸い込まれるようなロイヤルブルーに染まる空と海のグラデーションを見ることができます。もちろん展望塔のシルエットの美しさも見逃せません。これからも変わらず展望塔は東京湾を、千葉の大地を見守っていくのでしょう。

明治100年記念展望塔

所在地:〒293-0023 千葉県富津市富津2280

無料駐車場:普通車100台

交通案内:<車で>館山自動車道木更津南ICから国道16号線直進、県道255号線を岬先端に向かって約20分 <公共機関で>JR内房線青堀駅下車富津公園行バス終点下車徒歩約20分

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