毎日の料理を楽しむには、無理しないことが一番大切。

TABILABO

2018/1/11 17:00


残業で帰るのが遅くなってしまった日。とびっきり疲れている日。料理をするのが面倒に感じる時ってありますよね。そんな時に思い出してほしいのがナンシーさんの言葉。

30年前にアメリカから日本に移住し、埼玉の農家の夫と結婚したナンシー八須さん。料理研究家として「調理」を仕事にしている彼女ですら、著書『ナンシーさんの和の台所仕事』(ワニブックス)のなかで「疲れていて食事を作りたくないと思うことがある」と話しています。日々の料理を義務にせず、料理を楽しむにはどうすればよいのか。ナンシーさんが教えてくれた3つのコツを紹介します。

01.
毎日同じものを食べてもよい



農家の主婦であるナンシーさんは、毎日同じものを食べるのは当然だと話します。

「夏なら、畑で取れるトマトやきゅうり、ピーマン、ナスなど、季節の野菜を毎日食べ続けます。日本、特に都会だと、献立や食材を毎日変えなくてはというプレッシャーがあるんじゃないかしら。でも農家では、旬の食材を毎日食べるのは、むしろ自然なこと。調理法や組み合わせるものをちょっとずつ変えればいいんです

02.
完璧を目指さない



「きれいに切らなければ、などと考えすぎると、料理が楽しくなくなってしまいます。おいしければ、多少太くても、まっすぐでなくてもいいんです

レシピに頼りすぎず、自分の体と頭を使うことも大事。繰り返し、経験を積んでいけばよいのだといいます。

03.
なるべく「手」を使う



少し手間がかかっても、できるだけ機械に頼らず、自分の手で調理することにこだわるナンシーさん。

「機械だと味が同じになってしまいます。手を使うと、作った人の個性や、その人の気持ちが料理に出る。毎日少しずつ違っていること。それが料理だと私は考えています


料理は毎日のことだから、終わりがありません。ナンシーさんは、何よりも自分の気持ちを大切にしていて、「疲れていて食事を作りたくないなと思ったら、夫に作ってもらうこともあるし、外食することだってあります」と話しています。完璧を目指さず、自分の気持ちをおざなりにすることなく、日々の料理を楽しむことができたらいいですね。


『ナンシーさんの和の台所仕事』著:ナンシー八須(ワニブックス)

英会話教師としてアメリカから日本へ移住し、埼玉の農家で料理研究家として活動するナンシーさん。海外から来たからこそわかる、丁寧な日本の台所仕事の秘訣を紹介。日々の台所仕事を、ちょっと楽しくするヒントが詰まった一冊。

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