フジ、『おじゃMAP』打ち切りで功労者・香取慎吾を使い捨て…ジャニーズ配慮で姑息な手段


 1日、香取慎吾と山崎弘也がMCを務める『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)が3月で終了するとスポーツニッポンが報じた。スポニチは11月に『めちゃ×2イケてるッ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』という2つの長寿番組の終了もスクープしており、今回も“的中”の可能性が高いとみられる。テレビ局関係者が話す。

「『おじゃMAP』は視聴率6~7%台を連発していましたから、終了はやむなしというところ。香取とともに昨年9月にジャニーズ事務所を独立した稲垣吾郎が出演した12月20日の2時間スペシャルも平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、同時間帯でテレビ東京と並んで最下位でした。今までも草なぎ剛や香取と親交の深い萩本欽一爆笑問題橋田壽賀子などが出演しても高い数字は取れなかった。編成が限界を感じてもおかしくはない」

フジテレビはゴールデン帯の週間平均視聴率が2ケタに届かない状態が続いており、7%台の週も珍しくなく、『おじゃMAP』だけが低視聴率なわけではない。別のテレビ局関係者が話す。

「『おじゃMAP』を終わらせたところで2ケタ取れる後番組をつくれるのかといえば疑問。また、元SMAPファンを中心としてネット上でジャニーズ事務所との関係について勘ぐられることは明白。元SMAPファンのフジテレビ離れはますます加速するでしょう。その覚悟があっての終了ならまだしも、単に視聴率が悪いから終わらせるというのであれば、考え直したほうがいい」

『おじゃMAP』は2012年1月からスタート。元をたどれば、高視聴率番組『クイズ!ヘキサゴンII』が11年8月の島田紳助の突然の引退に伴い、終了した穴を埋めるために始まった番組だった。

「『おじゃMAP』は『ヘキサゴン』終了というフジの危機を救ったわけですし、6年間も続いた。『SMAP×SMAP』やドラマなどでも香取は今までフジに貢献し続けてきた。KinKi Kidsが日曜夜の『新堂本兄弟』が終わっても、日曜昼に『KinKi Kidsのブンブブーン』が始まったように、普通は局の長年の貢献者にはなんらかの番組を違う時間帯で用意するという慣例があります。『おじゃMAP』が終了するとして、フジが香取側に別の番組を用意するかが見所だと思います」(別のテレビ局関係者)

テレビ朝日は16年間、699回も続いた長寿番組で視聴率の悪くなかった、香取メインの『SmaSTATION!!』を昨年9月限りで打ち切った。香取はテレ朝のサッカー日本代表応援団長を約11年も務め、当時は『香取が生観戦すると負けない』という不敗神話を局が積極的に喧伝していたほど崇め立てていた。しかし、香取がジャニーズ事務所を退所するとそれまでの貢献はどこかに葬り去ってしまい、時間帯こそ違うものの、事務所の先輩である東山紀之メインの情報番組を唐突に始めた。

「この一件で、テレ朝はSMAPファンを敵に回してしまった。慣例通りならフジがどこかの時間帯で香取の番組を始めるはず。もしフジで香取の新番組が始まらなければ、ジャニーズ事務所との関係を優先させたと思われても仕方ないでしょう。そもそも、『おじゃMAP』の内容には、元SMAPマネージャーで香取の現所属事務所代表の飯島三智さんが深く関与していたこともあり、フジはジャニーズに配慮して、香取がジャニーズを退所した昨年9月のタイミングで打ち切ることも検討していました。しかし、また“ジャニーズの圧力”などといってバッシングを受けるのを恐れたフジは、時間を置いて今年3月に打ち切ることを昨年9月の前には決定していました。だからこそ、草なぎや欽ちゃんとの共演など、あえてタブーを破ってやりたい放題しているのです。見方によっては、かなり姑息な方法ともいえるでしょう」(同)

フジの出方に注目が集まる。
(文=編集部)

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