「最高に生産的な休暇」を過ごすための秘訣


2016年5月1日の記事を再掲載しています。

Inc.:ホリデーシーズンに数日間、あるいは1週間、オフィスを離れて英気を養い、ToDoリストに書かれた、前からやるべきだったことをついにやり遂げられるとしたら、それは最高の気分ですよね。

ただし、それも休暇が終わり、やりたかったことを何1つ実行に移せなかった自分に気づくまでの話です。

仕事を離れて休暇を取ることは、燃え尽き症候群や、ストレスに関係した病気を防ぐためには必要不可欠です。そして、普段は時間がなくてできない創造的なプロジェクトに取り組んだり、感性の鋭さを取り戻したりするための絶好の機会でもあります。

休暇が1週間であれ1日であれ、スケジュールをうまく立てて、気分も新たに職場に復帰するための秘訣をご紹介しましょう。

1. 「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」を優先させない


「考慮すべき重要な点は、休暇中にしたいことについて現実的な考えを持つこと」と話すのは、時間管理の専門家で、『I Know How She Does It』の著者であるLaura Vanderkamさんです。

彼女によれば、多くの人はまとまった休みを前にすると、延び延びになっている雑用などが並んだToDoリストをつくってしまうそうです。自分がやりたいことよりも、バスルームの流しの修理だとか、放ったらかしになっているガレージの掃除だとかをやろうと考えるわけです。

長々としたToDoリストの問題点は、そこに並んだ仕事を完了できず、ウンザリして、見るつもりのなかったテレビをひたすら見る結果に終わってしまうということです」とVanderkamさんは言います。

そうならないために、Vanderkamさんはバランスを取るよう提案しています。

休暇中にしたいと思うことを3つから5つ選んで、短いToDoリストをつくりましょう。何カ月も会えなかった友達と飲みに行くことでも良いですし、最近始まった美術展を観に行くことでも構いません。

2. 「精神的な刺激をあまり必要としない活動」をいくつか加える


ホリデー中のスケジュールが、親族の訪問や夕食会でぎっしり埋まっていても、脳にとっては「ダウンタイム」が絶対に欠かせません。

Scientific American』によると、優秀な人材に備わっている創造性や集中力、モチベーションといった資質の多くは、その人の脳が十分な休息を取れていることに依る部分が大きいそうです。

職場では「締め切りに間に合わせないといけない」という焦りから、かなりの不安が生じます。

ですから休暇中は、刺激が少なく、その瞬間に没頭できるような活動に参加することで、脳を休ませるのが理想的です。

手始めに、瞑想に挑戦してみてはいかがでしょう?

数えきれないほど多くの研究が、「瞑想には集中力の向上や記憶力のアップなどの長期的な効果がある」と評価しています。また、コーネル大学が2014年に発表した研究からは、1日わずか25分間の瞑想を3日間続けて行うだけで、ストレスレベルを下げられることもわかっています。瞑想はまさに、長い週末にはうってつけのリラクゼーション活動なのです。

「Medical Daily」によると、大人向けの塗り絵にも同じような効果があるそうです。というのも、塗り絵というのは「結果が予測できる」からだとか。塗り絵なら、「この課題をどうやって仕上げようか」などと頭を悩ませてストレスを感じることなく、作業に没頭しながら好きなだけぼんやりできるのです。

もう1つ挙げるとすれば、自然の中での散歩にも、同じような脳の回復効果があります。

スタンフォード大学の研究グループが2015年7月に発表した研究から、交通量の多い幹線道路沿いを90分間散歩した人たちよりも、木々が立ち並ぶ静かな小道を90分間散歩した人たちのほうが、散歩後に感じる「不安の軽減率」が大きいことがわかりました。

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3. 仕事中とは違った形で脳に作用する活動をする


ホリデーシーズンに贈り物をもらうと気分が良くなるのには理由があります。

それは必ずしも、愛されていると実感できるからではありません。新しいモノや経験に触れることで、私たちのモチベーションが高められることが、数々の研究で示されているのです。

目新しいモノに触れることが引き金となって、脳内のドーパミン濃度は上昇し、これが「快感」と結びつきます。すると脳は、何か良いことが起きようとしていると認識し、循環効果を生み出します。

そして、さらなる快感を求めてモチベーションが高まり、新しい経験を見つけ出そうとするのです。

というわけで、新しいレシピを試しましょう。ポッドキャスト「Serial」の最新エピソードを聴きましょう。

仕事がある平日は単調なルーチンに忙殺されがちです。だからこそ休暇は、疲れた脳の回復を助けてくれる新しい活動に取り組むには絶好の機会なのです。

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Image: Hanphayak/Shutterstock.com

Source: Scientific American, NCBI, Medical Daily(1, 2), The New York Times

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