この年末、帰省のお土産に買うべき「究極の商品ベスト5」! 関東・関西編


 気づけば2017年も残りわずか。仕事の繁忙期や大掃除に忙殺されそうになりながら、並行して実家への帰省準備をしている方も多いだろう。

帰省は親族と顔を合わせる久々の機会ということで、せっかくなら気の利いたお土産を持参し、場を大いに盛り上げたいところ。あえて前年と同じ定番品をチョイスするのも手かもしれないが、帰省先で「この人のセンスは一味違うな」と唸らせたい場合、どんなお土産を選ぶべきなのだろうか。

そこで今回、ギフトコーディネーターとして活躍する冨田いずみ氏に話を聞いた。

「お盆の帰省は夏で、年末年始の帰省は冬だという違いがありますから、まずは季節感のあるお土産を選ぶのが好ましいです。また、たとえ冬であっても、日持ちするかどうかは意識しなければいけません。そうなるとカステラやバームクーヘン、クッキーなどの定番品に偏ってしまいがちなのですが、そのなかで話題性や希少性を盛り込めたら、より喜んでもらえるでしょう。

また、大人数に配れるよう、小分けや個包装されたお土産を買っておくと便利です。それと甘い系だけでもしょっぱい系だけでも途中で飽きてしまいますので、味覚の違うものを選ぶのもポイント。最近は各メーカーも“甘辛セット”など、凝った詰め合わせ商品を多彩に用意してくれています。

なお、お盆に帰省できなかった方でしたら、年末年始のお土産は例年よりプラス1000~2000円ほど奮発してみてもいいかもしれません。お中元とお歳暮でも、一年の締めくくりとしてお歳暮のほうにボリュームを置く傾向がありますからね」(冨田氏)

●関東のおすすめお土産5選:1位はバターサンド界のニューカマー

ここからは冨田氏に、具体的な店名や商品名を挙げてもらおう。

最初に紹介するのは、関東のお土産5選だ。冨田氏いわく、日本の玄関口である東京駅はお土産関係も非常に拡張充実しており、定期的な情報チェックが欠かせないとのこと。そのなかでも、冨田氏が特にイチオシする商品はなんなのだろうか。

「最も旬なお土産が購入できるのは今年4月、東京駅構内の丸の内南口にオープンした『PRESS BUTTER SAND』でしょう。バターサンドというお菓子は今年の流行の一つだったようで懐かしくも新しい多種多様なものが駅構内でも見受けられましたが、こちらを手がけているのはあのチーズタルトで有名なBAKE。一度は食べてみたいとお客さんを並ばせる力があり、なおかつその期待を裏切りません。味がすごく染み込んだ『焼きたてバターサンド』(1個170円/税込<以下同>)は絶品です」(同)

PRESS BUTTER SANDの人気はうなぎのぼりのようで、10月には東京ソラマチに2号店が、12月には池袋駅に3号店が誕生。クッキー部分は軽やかな歯ざわりで、クリームとキャラメルが2層になったバターは、とろっとした口溶けになっている。味はもちろん、食感まで存分に堪能できることうけあいだ。

「東京駅ですと、GRANSTA内にも優れたお土産ショップが大変豊富です。菓子研究家のいがらしろみ氏がプロデュースするカップケーキでお馴染みの『Fairycake Fair』は、丸の内の駅舎をかたどった『トーキョーステーションビスケット』(10枚入1500円)を販売しており、こちらもおいしいバター菓子ですね。

東京駅地下とつながった大丸東京店1Fにある、『森幸四郎』の『かすてら』(桐箱入2160円)も秀逸。老舗 銀座文明堂の最高技術顧問であり農林水産大臣賞(食の人間国宝・フードマイスター)を受賞した森 幸四郎氏の50年のカステラ職人歴の集大成として監修した自身の名を冠する店。そのたどり着いた「幻の味」をその蘊蓄と共に届けてはいかがでしょう。帰省して2日以内にご賞味いただけるのであれば、フレッシュタイプの『どらやき』(1個216円~)もおすすめです。

もし焼き菓子にやや食傷気味でしたら、『ヒトツブカンロ東京GRANSTA店』のキャンディはいかがでしょうか。缶やBOXも可愛くオシャレで、その工夫されたラッピングのデザインセンスは目にも嬉しいお土産に。キャンディのように一粒ずつ個包装されているお菓子は、帰省先で集まった親戚など急に人数が増えた際などの押さえとしても重宝するはずです。

また、食べ物だけでなく飲み物もということなら『10FACTORY 銀座店』をおすすめします。バリエーション豊かな柑橘類の珍しいみかんジュースが楽しめるので、親戚みんなで飲み比べればイベント性も高く楽しいですよ。この店は今年4月に開業したばかりのGINZA SIX内にあるため、なかなか東京に行けない人にとっては『あの話題の店で買ってきてくれたんだ』というサプライズにもなります」(同)

●関西のおすすめお土産5選:1位は京都の老舗料亭が手掛ける逸品

続いて、関西のお土産事情はどうか。

「関西のお土産でイチオシしたいのは、京都の『雲月』の『小松こんぶ』(45g桐箱入1296円)です。昆布を松の葉のように細く刻み秘伝の頃合いにカラッと炊き上げたもので、山椒の風味がきいており、普通の佃煮とは一線を画す美味しさです。そのまま御茶請けやおつまみに、またご飯や麺の上に載せればしっとりとおかずいらずで食が進みます。性別や年齢を問わない万能なお土産だといえます」(同)

雲月では『小松こんぶ』の他にも、昆布に梅を練り合わせた『梅びしお』(60g 756円)など、料亭ならではの吟味を重ねたお土産が揃う。これらの商品は取り扱いのある百貨店でも購入可能だが、京都市内の料亭『御所 雲月』まで足を運ぶ余裕があれば、数量限定の『わらびもち』を入手できるチャンスもあるのだとか。

「これも京都のお土産ですが、『緑寿庵清水』は日本唯一の金平糖専門店で、皇室も御用達。一部商品は百貨店でも購入可能ですが、バリエーションには限りがあります。本店(京都市左京区)では『究極のヴォーヌ・ロマネ 赤ワインの金平糖』(9180円)のように季節の特別商品も取り扱っていますので、確実に入手したいのなら予約推奨です。

生菓子なので日持ちの問題はありますが、もし近所に帰省するようであれば大阪の『餅匠しづく』の『草餅』(1個237円)や『フランボワーズ大福』(1個408円)がおすすめ。一方、『小島屋』の『けし餅』(6個入908円~)でしたら4~5日ほど経っても食べられますので、お餅というジャンルにしては長持ちするほうかもしれません。

スイーツでしたら、兵庫県三田市の『パティシエ エス コヤマ』が不動の人気でしょう。なかでも行って並ばなければ手にすることのできない『小山ロール』(1404円)や『小山ぷりん』(1本324円)など、シェフの小山進氏が本当に納得して作り上げた『小山』の名をつけた究極のお菓子たち。クッキーやマドレーヌといった焼き菓子も豊富でそのシーズンごとのギフトパッケージもこだわり抜いており、子どもたちの嬉しい笑顔が貰えること間違いなし!親御さんにも喜ばれ会話もはずみますね」(同)

●北海道、東北、中部、中国・四国、九州のハイセンスなお土産

最後は関東・関西以外の各地域にも視野を広げ、冨田氏がレコメンドするお土産を紹介していこう。

「北海道は『六花亭』の『ストロベリーチョコ』(100g 600円)や『ロイズ』の『ポテトチップチョコレート』(190g 778円)で、東北でしたら『さいとう製菓』の『かもめの玉子』(4個入453円~)でしょうか。定番中の定番ということは承知していますが、やはり変わらぬおいしさは魅力です。実績のあるメーカーだけに、その年のレアな新商品も試してみる価値はあります。

中部ですと、名古屋の『菓匠 花桔梗』の『五福』(3672円)。カラフルな5色のあん玉と寒氷が木箱のなかに並んでおり、視覚的にとても華やかです。『桂新堂』の『海老づくし』(2160円~)というせんべいも、海老そのままの面白い形をしているものも入っているので、贈り物に適しているでしょう。

中国・四国ではまず、広島の『藤い屋』の『淡雪花』(2個入400円~)を挙げます。もみじまんじゅうの店でもありますが、『淡雪花』はレモン羹をレモンのマシュマロでサンドした本当に儚い雪のようなお菓子で、シャリッ、フワ、プルンとした口当たり。香川の『藤井製麺』の『HANAIRO 5色セット』(うどん5人前1458円)も、美味しいさぬきうどんが色とりどりの箱に小分けされていて可愛いらしい印象ですね。

九州のお土産なら、帰省して親戚と鍋を囲む機会もあるでしょうから、福岡に本店がある『茅乃舎』の焼きあごだしなど素材が活きる一番人気の『茅乃舎だし』(8g×30袋1944円)や『野菜だし』(8g×24袋1944円)を推します。だしに使わなくても、袋の中身をお湯にあけてそのままスープとして飲んでもOK。一人暮らしや海外暮らしにも嬉しいカンタン本格レシピの技アリだしです。東京でも1人1個購入制限がしかれ空輸入荷待ちされたほど大ヒットした『生七味』(60g 1026円)をはじめ今も変わらぬ人気の(『青柚子胡椒』『赤柚子胡椒』など薬味・)調味料のラインナップも充実、ここの商品は何を買っても間違いないです」(同)

いかがだっただろうか。帰省当日、何を買おうか悩みすぎて新幹線や飛行機に乗り遅れてしまうような事態を避けるためにも、冨田氏のアドバイスも参考にしつつ、納得のいくお土産選びをしてほしい。
(文=森井隆二郎/A4studio)

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