坂下千里子がカメラマン夫の薄給に「もうほんと辛い」…テレビ局員だけが得をする? 業界のブラック体質を暴露

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 12月19日深夜に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)に、坂下千里子(41)とMEGUMI(36)がゲスト出演。坂下が夫の収入に不満を漏らしたことが話題になっている。

2008年に2歳年下のカメラマンの男性と結婚した坂下は、番組でMCの笑福亭鶴瓶(65)に話を振られて夫の話題に。鶴瓶が「(夫が)社長やねんてな? 今」と聞くと、坂下は「違いますよ。全然社長じゃない。フリーです」と否定。だが鶴瓶は「でもしっかりしたカメラマンって言ってたで」「フリーやから結構(年収)いってんねやろ?」と追及していく。

すると坂下は「そんなことないですよ。技術業界の話していいですか私」と語り出し、番組スタッフに顔を向けて「技術業界厳しいよね。今」と訴える。さらに「一番予算削られるの技術のとこだから。昔ほど全然バブリーじゃない。もう大変。ほんと辛い」と赤裸々に家計の状況を明かした。

この発言に対してネット上では「何この庶民派アピール」「なら自分で稼げよ」「IT社長を探して結婚すればよかったじゃーん」といった否定的な声が多数。また「自分で稼いでるくせになに言ってんだこいつ」「千里子自身も一般人よりは稼いでるし言うほど辛くないでしょ」と、タレントである坂下自身が高所得なはずだと言及する意見も多くあがった。

番組では坂下が自身の収入について答える場面も。鶴瓶に「貧乏キャラ出すな」とツッコまれた坂下は「23年給料制なんですよ。ここ15、6年(給料が)あがってない」「(給料は)良くないです。ホントにうち小さい事務所だから」と回答。

明確な金額は明かさなかったものの、15~16年前というと、坂下が『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)、『もしもツアーズ』(フジテレビ系)など多くのレギュラー番組を抱えていた全盛期。今なお当時の給料をキープしているだけでも十分だろう。

しかし、下請けばかりが不況の割を食らっている業界の構造は問題視すべきだろう。2017年に「東京商工リサーチ」が行った調査によると、「東京放送ホールディングス」の平均年間給与は約1,661万円、「フジ・メディア・ホールディングス」の平均年間給与は約1,485万円、「日本テレビホールディングス」の平均年間給与は約1,427万円、「テレビ朝日・ホールディングス」が約1,373万円とキー局の局員たちは高収入、視聴率不振中のフジテレビも給与は前年と比較して増加している。

一方、下請けの制作会社では20代のADが200~300万円ほどの年収で、どれほど昇格してもキー局員なら30代のうちに届く1,000万円にはまず届かないとのこと。それでも、2011年頃から業界の不況によって番組制作会社が相次いで倒産したりと仕事を選べる状況ではない。衰退が叫ばれているテレビ業界だが、番組制作において絶対に必要な技術職の人材が薄給でこき使われ、局員というだけで高給という給与体制のままでは、指揮をとる側の人間が危機感を持てるはずがない。テレビ業界が復活するには、それがバラエティ番組の話のネタだとしても、どんどん声を上げていくのは得策かもしれない。

(ボンゾ)

当記事はmessyの提供記事です。

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