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山田涼介、完成後に自ら声を入れ直した『鋼の錬金術師』 ディーン・フジオカと振り返る作品への思い

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●山田涼介の顔にFortuneを感じる
全世界でシリーズ累計発行部数7000万部を突破した、荒川弘による人気漫画『鋼の錬金術師』。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ”人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エド (山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルの物語を描く。

主役であるエドに焦点を当てた特集「映画『鋼の錬金術師』エドの精神」。今回はエド役の山田涼介と、マスタング大佐役のディーン・フジオカに話を聞く。アニメ版のエド役を務めた朴ロ美(ロは王編に路)は、同じ役を演じた山田も「魂を持ってかれたのではないか」と話していたが、山田は一体どのように考えていたのだろうか。

○互いに「漫画から出てきた人みたい」

――お二人は初の共演となりますが、お互いの印象はいかがでしたか?

山田:ディーンさんは、ミステリアスな部分をたくさんお持ちじゃないですか。本当にテレビで見るイメージだと、少女漫画から出てきた王子様。どこからどう見ても、もう男子目線から見てもかっこいいんだから、弱点を探したくなりました。

ディーン:ははは(笑)

山田:何が苦手なんだろうな? と(笑)。でも現場でお話しすればものすごく優しいですし、知れば知るほどどんどん弱点がなくって、こういう方もいるんだな、と思いました。本田さんとの現場で「すごいね」と話しました。

ディーン:いやあ(笑)。だいぶ怪しいですけどね。

山田:弱点あります?

ディーン:たくさんありますよ。あげたらきりがない。「漫画から出てきた」というのは、こちちのセリフですけどね。山田くんを見て、本当にずっと見ていられる顔だなと思います。幸運な星のもとに生まれている。僕は山田くんの顔を見ていると、Fortuneを感じます。

山田:嬉しいですね(笑)。

ディーン:そういう星のもとに生まれることって、ないと思うから。変な発言に聞こえてしまうかもしれないけど、こういう人がいるんだなというのは、まさにこちらのセリフですね。

●エドを演じたもの同士にしかわからない苦しみ
○意志の強さを感じた

――もちろんお互いにご存知だったとは思いますが、共演してみて役者としての印象の変化などはありましたか?

山田:役に取り組む姿勢が真摯で、すごく尊敬できました。僕はこの作品でしかご一緒できていないですけど、役のことを一から理解して、すべての表情や仕草、見せ方や立ち居振る舞いを、アートとして描こうとしている。現場でも、男として「かっけ~」と見ていました。

ディーン:山田くんの存在感は、生まれ持った一つの才能ですよね。さらに、その存在感と同じくらい魅力的だなと思ったのが、骨太なところ。山田くんと話していると、強さを感じますし、エドというキャラクターを演じる上でも、その骨の太さがドンピシャで、生身の人間が持つキャラクター性を引き出している。僕は山田くんの意志の強さを感じて、興味を持って撮影の合間にも色々と聞いてしまいました(笑)。山田くんどういう形で今の仕事を始めたのかとか、僕はまだ4~5年くらいしか日本での経験がないので、日本で芸能の仕事をしていくことについても。

『鋼の錬金術師』は原作の魅力があって、他の国からもどういう形で実写化されるか、興味を持たれている大きな作品です。僕も他の国で仕事しているときに、みんなから興味を持たれて『鋼の錬金術師』について聞かれます。そんな大きな作品で、座長として、主人公のエドとして、強くそこにいる山田くんの意志が、演技をしているときも目や台詞回しにも出ている。

それは、演技だけでできるものではないのだと思います。役を理解して演じてみても、パッとできるものではなく、そもそも本人が持っている強さは、良くも悪くも隠せないものですから。この作品の中で山田くんがエドとして存在する姿が、多くの人の心を掴むのではないかなと、僕は思います。
○エドへの思いを再確認

――アニメ版でエドを演じた朴ロ美さんは「エドに魂を持ってかれてしまう」「山田くんもそういう部分があるんじゃないか」とおっしゃっていましたが、山田さんは実際に演じられていかがでしたか?

山田:僕も朴さんとお食事させていただいたときに、エドを演じたもの同士にしかわからない苦しみや辛さ、「色々なものがあるよね」とお話をさせていただきました。自分の中にあるものを全て持って行かれる、見透かされているような気がするんですよ。

だから小手先の演技が通用しないし、自分の内にあるものを瞬時に爆発的に出すことができないと、エドという役は演じられないなと思いました。それができているかどうかは、僕が判断することじゃなく、観てくださった方が判断されることだと思いますが、僕なりにできることは全部出してやったので、納得してくれたらいいなと思います。

――声の出し方も力強いと思ったのですが、意識されて演じられていたんですか?

山田:声色は変えるつもりで演じていました。でも、お食事の際に朴さんのお話を4~5時間聞かせていただいて、朴さんのエドに対する思いを聞いて。僕もエドに対する思いは強かったはずなんですけど、何年間もエドでい続けた朴さんの思いを聞くと……。映画は出来上がっていたんですが、監督に「ちょっとアフレコをやらせてもらっていいですか」と無理を言って、もう一度声を入れさせてもらいました。

だから、朴さんとお話ができてよかったなと思います。日本でエドを演じたのは、僕と朴さんしかいないんですよね。2人にしかわからない感覚がありました。

――ディーンさんは、今回はかなり二枚目、原作だと女性好き、三枚目な面はあるんですが、そういう面も持っているマスタングと思って演じられていたんですか?

ディーン:漫画って、人間の形をしている時と、お笑いモードで三頭身になっている時があるじゃないですか。

山田:ありますね(笑)。

ディーン:原作を読んだときに、これをどう演じるのかなって気になっていたところでした(笑)。でも、今回は大人な描き方でまとまっています。もし今後、三頭身な部分が描かれるのであれば、それもマスタングの別な魅力だと思います。
○プロフィール

■山田涼介
1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとして「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。以降、TVドラマへの出演や歌手活動などを精力的にこなす。映画では15年『映画 暗殺教室』で初出演にして初主演を果たし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他に、『グラスホッパー』(15)、『暗殺教室-卒業編-』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)に出演。2018年1月からは主演ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』が放送される。

■ディーン・フジオカ
1980年8月19日生まれ、福島県出身。香港でモデルとして活動を始め、『八月の物語』(05)の主演で俳優デビュー。その後、台湾で数々のドラマ、映画、CMに出演。北米のTVシリーズにも出演するなど、アジア以外でも活躍。日本では、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16)で広く知られる。2016年にアルバム『Cycle』をリリース、2017年には主演映画『結婚』やドラマ『今からあなたを脅迫します』の主題歌を書き下ろし、音楽活動も積極的に行う。2018年2月には初の全国ツアー、春以降に『坂道のアポロン』、主演映画『海を駆ける』、『空飛ぶタイヤ』が公開予定。

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