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部屋がAmazonのダンボールだらけ…200万円以上をネット通販につぎ込む40代男性の依存行動

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依存症は、酒や薬物などの物質が引き起こす印象が強いが、近年では、本人の意思の問題と思われてきた痴漢や万引などの行為も、治療が必要な依存症と捉えられている。“新型依存”とも言うべき新しいケースは次々と増え続けている。

◆開封もしない商品を次々とクリックして散財

飲食店勤務の緒方正和さん(仮名・42歳)は、買い物依存症の進化系とも呼ぶべきネット通販依存症。Amazonで不要なアイテムを次々と買っては後悔に駆られているとか。

「今日は見るだけと決めても、気づいたら3時間以上眺めていて、全然興味のない工具やスポーツ用品を色違いで何個も買ってしまいます。購入ボタンをクリックするとスーッとした気分になるんです」

手取り月給27万円のうち、Amazonで使うのは毎月15万円以上。今年に入ってからすでに200万円を注ぎ込んでいる。

「最近は、届いた時点で商品への関心がうせているので開封せず、部屋の隅に積んでおしまい。クーリングオフで返送したり、転売したりするのも面倒くさいんですよ」

このままでは部屋がAmazonの箱に埋もれて、ゴミ屋敷化する日もそう遠くないかもしれない。

●精神保健福祉士・社会福祉士 斉藤章佳氏の解説

買い物依存は本来、女性に多い依存症ですが、刺激や報酬がすぐに返ってくるインターネットはあらゆる依存の温床や媒介になり得ます。ネット通販も十分依存対象になるでしょう

【斉藤章佳氏】

精神保健福祉士・社会福祉士。大森榎本クリニックでソーシャルワーカーとしてさまざまな依存症治療に携わる。著書に『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)

― 急増する[新型依存症]が危ない ―


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