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【優勝会見全文】M-1王者とろサーモンインタビュー「M-1を憎みながら生きていた時もあった」

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12月3日に開催された「M-1グランプリ2017」で、とろサーモンが優勝。13代目チャンピオンに輝いた。4094組の頂点に輝いた2人は放送後の会見で喜びを述べた。コンビ結成15年目。出場資格ギリギリ、ラストイヤーでの優勝だった。以下、会見全文。

■ 優勝した今の心境は?

村田秀亮「ちょっともうほんとに売れへん時代が長かったので、今優勝したということがいまだに受け入れられていない状態ですね。本当にうれしいです。ありがとうございます」

久保田かずのぶ「なにかどっかでずっとM-1を憎みながら生きて、漫才してきた部分があったので。今日回収できて、漫才師としての宿命を感じさせてもらいました。今日が12月3日ということで彼(村田)の誕生日なんですよ。おめでとうございます」

村田「M-1が12月3日に決勝戦、しかもラストイヤーで行けたというのが何かあったんじゃないかと。しかも38歳になったんですよ。サンパチマイク(漫才で使用される定番マイク)って、ここも一個のっています。そのあたりも何か自分の中であったんじゃないかって」

■ お二人はもう秒刻みでお仕事が入っているということですが

久保田「秒刻みで入れられても、15年培った貧乏という体力で全部回収します」

村田「そうですね」

■ 久保田さんはファイナルラウンドで衣装に蝶ネクタイを付け加えたそうですが

久保田「本当はもう一枚衣装を用意したんですけど、忘れてしまっただけです。(蝶ネクタイは)M-1はパーティーなんで」

村田「パーティーという感覚でやってたの? でも衣装の中にもゲン担ぎというか内側に書いてるんですよ、こいつ今日」

久保田「実は、自分の弱さがあるんですけど、優勝しなかったらということも考えていたんですよ『ボケクソ!』というのも面白いなと思ったんで、負けたらという前提でここ(上着の内側)に『祝 2017M-1優勝 I am hero』って入れて…」

村田「むちゃくちゃダサいでしょ」

久保田「もうボケじゃなくなりました!」

■ これまで厳しい戦いだと思いますが振り返って

村田「何回も正直、挫折しかけたんです。全然決勝行けないので。本当に漫才やっていたのもM-1の決勝に行くためだったので。本当に今回決勝行けてこんなにうれしいことはないですね」

久保田「多分、彼が昨日くらいから一番精神が究極になっていたんだと思って。これまで15年楽屋であいさつしたことなんてなかったのに、昨日俺の目を見て『こんにちは』って言ったんですよ。めちゃくちゃ怖くなって。こいつやべえ状態入ってるなって」

■ 王者になって、何か会話を交わしましたか?

村田「感謝ですよね、彼に。なんか言ったかな?」

久保田「言ってないねんけど、俺はお前に抱きついてきてほしくて、手を広げていたのに来なくて」

村田「でも抱きついたんですけど、はねのけたよな」

久保田「それは準決勝の…どうでもいいねんそんなこと(笑)」

■ 優勝の喜びを一番最初に伝えたい方は?

村田「なんかいつも母親が、ダメだったら、もう帰ってきていいよって。家が宮崎なんですけど、M-1あかんかったっていうと、母親がダメだったらもう帰ってきたら?と優しい言葉をかけてくれるのを思い出したので。やっぱり母親ですかね」

久保田「作家の樅野(太紀)さん。樅野さんという方に東京来てからずっとお世話になっていて。仕事がないときもずっと『お前に仕事入れるから』って。『クソから花が咲くのを見てみたいからお前に投資するわ』って言ってくれた人で」

■ コンビ結成15年、M-1出場資格としてもラストイヤーでしたが、その間解散を考えたことは?

村田「正直東京に来て本当に仕事がなくてですね。家のフローリングで四つん這いになって泣くという毎日を過ごしていた時があって。長渕剛の「東京」をきいてフローリングで四つん這いになって毎日40分泣いて、そのあと8時間寝るという。その次の日に三田製麺所でつけめん3玉食べるという生活を送ってました。その時は正直もうやめようかなと思ってました」

久保田「東京に来たときはむちゃくちゃだったので、落ちるならトコトン落ちようかなとは思っていました。キャバ嬢の犬の散歩したり、社長の靴磨いたりとか、バケツに金入れてドンペリ飲んだら全部やるわとか…よぎりますね(笑)」

■ M-1というものに対する思いは?

久保田「すべてつながるんやなとは思いましたね。正直去年、決勝に出演できたのが9組で敗者復活で次点で落ちて。今回10組で『去年だったら決勝行けてたやん』と思いながらやったら優勝できて、つながっているなと。原因があって結果があるというのは幸福だと思いますね。神に感謝してます」

村田「宗教観が出ているね」

■ 二本目の自動車の事故のくだりはアドリブ?

村田「あれは…警鐘をならしたという。でもアドリブではないですね」

久保田「アドリブは一本目の太った子供の喧嘩の仕方というのがアドリブでしたね」

■ 今回の新ルール。待機している間の心境など。ネタに対してのやりにくさはあったか

村田「トップじゃないようには祈っていましたね。自分の中で3番か4番を狙っていたんですよ。(実際に3組目になって)これはラッキーやなと思いながら。その予想が当たって心がリラックスしてのびのびできました」

久保田「3,4番がベストと思いつつ、一番でもいいなと思いました。一番なら開き直れるし、自分のどうでもいいや感が出るので、一番でもいいなと」

■ 賞金1000万円の使い道は?

村田「今、宮崎空港のすごく目立つベンチのところに温水(洋一)さんの銅像があるんですけど、そこに我々とろサーモンの銅像も」

久保田「温水さん挟んで、とろサーモンを」

村田「誰も座れなくなるんですけど(笑)」

■ ネタをやり終えた時点で手ごたえは?

村田「一本目は正直これきたなとおもいましたね。久保田がアドリブ入るくらい余裕があったので、こっちも安心して。手ごたえはすごくありました。二本目はワードがあまりハマらなかったところもあったので、どうだろうなと思いましたね」

久保田「二本目が一番怖かったですね。(最終組)ジャルジャルが終わるまで貧乏ゆすりしてましたし、負けコメントはずっと考えていた」

■ 同期に向けて

久保田「類が友を呼ぶじゃないですけど、汚い人間にはヨゴレが集まってきて。山里亮太とかも戦友でダイアンの津田も仲いいしネゴシックス、今薬局に勤めている中山功太とか。そういう人にも会った時に喜びを伝えられるのがうれしいですね。…ミサイルマンには特にないですけど(笑)」

村田「僕には天津やレギュラー…一発屋の同期がいるんですけど、その人たちもすごく応援してくれたので感謝の気持ちを伝えたい」

久保田「天津の木村さんが僕らが決勝行ったときにツイッターで『おめでとう、とろサーモン』と言いながらジョイマンの写真を上げていて。それが『今回このコンビが凄い』というニュースになっていて。今回、顔を知らない人たちもいるコンビが優勝したということで。ナナナナーということで」

村田「ジョイマンのネタですけどね(笑)」(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/129863/

外部リンク(ザテレビジョン)

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