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「わろてんか」53話「片っ端から買うてこい」人間を買う大胆な台詞にドッキリ

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連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月~土 朝8時~、BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~)
第9週「女のかんにん袋」第53回 12月1日(金)放送より。 
脚本:吉田智子 演出:川野秀昭


53話はこんな話
すっかり口を利かなくなったてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)。険悪な状況下、風太(濱田岳)が、寺ギン(兵藤大樹)のところで働くことがわかる。

亀井の通訳
53話は、おもしろい台詞がいくつかあった。

まずは、てんと藤吉と亀井(内場勝則)のやりとり。
てんと藤吉が直接しゃべらないので、亀井が間に入って、ふたりの言葉を伝書鳩にように届ける。
間にはいるのが内場であることで、ぐっと場が明るくなった。

最後の最後で、亀井が、自分の解釈「もうそろそろ許してほしい」を言って、藤吉が「黙ってろ」と怒るところは、テンポも含めて、なかなかいい。
松坂桃李、ムッとしている芝居は真に迫っている。

リリコは文学的
破れた堪忍袋を見て、「ほんまに破れてしもたん」と驚くリリコ。
破れたのは、堪忍袋だけでなく、夫婦仲という意味に感じる。
また、風太に向かって言う「あんたとうちは映し鏡や」。
ふたりの境遇(片思い)が似ているというのを、鏡に例えるとは、女義太夫をやっていたリリコだから、劇的な言い回しが得意なのであろう。

こわい、人買い
風太は、てんを助けたい一心で、寄席を知るため寺ギンのところに身を寄せることにした。薬屋の暖簾分けを断って、寄席の仕事をするなんて健気というか無謀な。

風太のモチーフである吉本興業の林正之助は、てんのモチーフである吉本せいのたくさんいる弟のひとりで、同族として仕事を同じにするのはわかりやすい。一方、風太はてんの親戚筋で、それが、恋をきっかけに寄席の仕事をはじめるとは、なかなかリスキーである。正之助は、仕事がなくプラプラしていて手伝うことになったようだが、風太は、暖簾分けもしてもらえるのに、それを捨てる選択をするのだ。信じられない。そこがドラマだとしかいいようがないが。

ともあれ、風太は、面白い芸人を探して歩き(スカウトみたいなもの?)寄席を見に行って、子供が笑っていることに目をつける。
子供が笑っているカットの一部が、芸人を見ないでよそ見して笑っているカットだった意味がわかりづらいと思ったが、それはまあいい。
そんな風太を見込んだらしい寺ギンは、良さげな芸人を「かたっぱしから買うてこい」と言う。
「買うてこい」とはなかなかすごい台詞である。
もっとも、てんのとこにも、啄子が掲げた「人財」という言葉がある。良くも悪くも人イコール銭の世界であることを痛感させられた。

「結婚してへんから 分からんのや」
てんに怒られて、家に帰りづらい藤吉は、栞(高橋一生)のところで時間を潰す。
女は母親になると強くなって面倒くさいなどと言い出した上、栞に「結婚してへんから 分からんのや」とちょっと得意げに言う。
てんと結婚していることしか、藤吉が栞にいばれるところがないにもかかわらず、そのてんをないがしろにする藤吉に「失ってから後悔しても遅いぞ」と栞。
それでも藤吉は、酒飲んで、手ぶらで家に帰る。ふつう、ここまで来たら、なにか手土産くらい買って帰りそうなものだが。いかがですか、世の中の旦那様。
隼也の布団をかけてあげるだけでは、足りません。
とにかく、早く、兜買え、兜。

順調に、毎朝、イライラエンタメしています。
(木俣冬)

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