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元SMAP「ホンネテレビ」成功がもたらしたかもしれない“大きな代償” 業界の本音は甘くなかった…

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 11月2日から5日まで生放送された元SMAP3人の『72時間ホンネテレビ』は、AbemaTVの過去最高視聴数となる7,400万超を記録し、放送中はもちろん、放送終了後も各所で話題となった。だが、地上波のワイドショーなどではほとんどこのことに触れていない。果たしてテレビ業界では今回の『ホンネテレビ』をどう受け止めているのであろうか。

「正直にいえば、放送中や放送後はこの番組の話題があらゆる会議などでも持ち上がっていました」(放送作家)

各番組で表向きには触れられなかったものの、制作現場では相当注目されていたようだ。では、どのような感想を抱いたのだろうか。

「自主規制もなく単純に面白いことをやろうという純粋な内容に感じ、かつて自分たちが好きだった時代のバラエティ番組を見ているようでした。それこそ元SMAP3人と森且行さんとの対面は、多くの業界人が企画していましたが、事務所の問題でかないませんでした。それが実現できてうらやましい限りです」(同)

さらに、ほかの関係者も褒めたたえていた。

「本人たちが楽しそうに企画を遂行し、さらに視聴者も楽しめていたみたいです。『本来、テレビとはこういうものだ』と見せつけられたようで、悔しいと同時に拍手を送りたくなる内容でしたね。地上波でももっとシンプルに面白いものを追求したいと思いました」(テレビ番組スタッフ)

今の地上波ではできなくなったバラエティ番組の王道ともいうべき内容が繰り出され、多くの制作陣が胸にくるものがあったようだ。

さらに、静観を決めている地上波各局だが、それぞれの社員は危機感を持っているという。

「今回ゲストは132組もいて、なおかつあらゆる芸能事務所の人間が出演。さらに地上波のテレビにも出稿しているような大企業のCMも流れていました。この状況には危機感しかありません」(テレビ局スタッフ)

なぜ、危機感を持つことになるのか。

「正直、番組が始まるまではネットテレビなのでスポンサーもそこまで大企業だとは思っていませんでしたが、ふたを開けてみれば有名スポンサーがズラリ。当然、各芸能人も所属各事務所を通じて正式に出ています。テレビ局にとって大企業スポンサーと大手事務所との関係性こそがネット配信サービスにはマネできない強みだと自負していました。しかし、その点でももはや差がなくなったことを見せつけられた形です。今後を思うと怖いですね」(同)

たしかにこれまで自分たちにお金を払っていたスポンサーがネットに流れれば死活問題でもあるため、危機感も当然なのかもしれない。

このようにテレビ局に大きなインパクトを残した『ホンネテレビ』だが、今回あまりに騒がれたために、ひとつの問題も出ているという。

「AbemaTVなどのネット放送局は現状、BPOは関与していません。しかし、ここまでの影響力を持ち放送局という形で広く認知されたことでBPOの目がそちらに向かう可能性があるといわれています。つまり、法改正やルール改正をしたほうがいいという議論も出ているんです。ただ、ネットは自由にできるからこそ意味があるという意見もあり、BPOのような組織が口を出すべきではないという声もあります。最終的にどう転ぶのかわかりませんが、あまりにメジャーな存在になったため、そのような議論まで出ているんです」(テレビ局関係者)

仮にネットテレビ局にも規制ということになれば結局、地上波と同じように自主規制の嵐となり、ネットならではの面白みが欠けることになる。そのような議論が進まないことを祈るばかりだ。
(文=吉沢ひかる)

※画像は、新しい地図公式サイトより

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