登録50万人突破!アニメとゲームがアプリで融合する 『レイヤードストーリーズ ゼロ』アニメ第1話 完成披露試写会レポート

SPICE

2017/11/24 19:19


2016年の東京ゲームショウで発表され始動した「みんなでゲームをつくろうプロジェクト」。その後、文字通りキャラクターデザイナー、漫画家、声優、主題歌ボーカリストなどを募集し、新たな才能を発掘。アニメとゲームの両方がひとつのスマホアプリで楽しめる『レイヤードストーリーズ ゼロ』を作り上げてきた。アニメとゲームはそれぞれ同一世界の異なるキャラクター、物語だが、それぞれがひとつに重なるという。今回はそのアニメ第1話が完成したということで、11月18日に東京・新宿駅にあるが住所は物語の舞台と同じ渋谷区というミライナタワー(NEWoMAN)LUMINE 0ホールにて開催された「完成披露試写会」の様子をレポートする。

抽選で選ばれた応募者だけが参加できた特別イベント


『レイヤードストーリーズ ゼロ』ではすでに公式サイトで事前登録者を募集しており、登録者はこの冬に予定されているアプリ配信開始後、アプリ内で1回だけ登録人数達成度に応じた豪華報酬を受け取ることができる。

10月27日にアニメ第1話完成試写会が東京で開催されることがサイトで告知され、その後、兵庫・福岡・札幌での開催情報を加えて更新、一般観覧者応募はTwitterで指定情報をRTした人の中から抽選で選ばれることが発表された。こうした情報の拡散、そして11月6日にはアニメ第1話の前半部分が公開されるなど、より具体的になってきた世界観が注目を集め、11月16日の時点で事前登録者は40万人を突破、さらにイベント前日の17日には50万人を突破したことが発表された。

12時30分に開演となった「レイヤードストーリーズ ゼロ アニメ第1話完成披露試写会」。オープニング映像に続いてボーカリストオーディションで選ばれたMIYUが登場。主題歌を歌い上げる。
アニメのオープニング曲を歌い上げるMIYU
アニメのオープニング曲を歌い上げるMIYU

続いてMCの音響監督の納谷僚介、声優でアニメ第2話以降に登場するクレア役の巽悠衣子がステージ上に現れ、軽快なトークで楽屋の裏話を交えて会場の雰囲気を和らげた。
MCのふたり。左から音響監督の納谷僚介、クレア役の声優・巽悠衣子
MCのふたり。左から音響監督の納谷僚介、クレア役の声優・巽悠衣子

制作の思いと熱が詰まった第1話を公開


MCふたりに呼び込まれ、プロジェクトの総合プロデューサー・手塚晃司、アニメ監督の大橋聡雄が挨拶のため登壇した。これから公開されるアニメ第1話の立役者とも言えるクリエイターであり、責任者でもある。手塚プロデューサーは「10年間は作品を作っていきましょうというプロジェクト。その第一歩目が今日なので、すべてのものを脳裏に焼き付けて、みんなに伝えてもらいたいという大事な役目がありますので、しっかり観て帰ってください」と多数の応募者の中から選ばれて集まった当選ユーザーに挨拶。また、事前登録者の急増でいろいろ間に合わなくなっていることもある、などスタッフサイドの嬉しい悲鳴も明かしてくれた。
左から第1話上映前に挨拶する総合プロデューサー・手塚晃司、アニメ監督の大橋聡雄
左から第1話上映前に挨拶する総合プロデューサー・手塚晃司、アニメ監督の大橋聡雄

大橋監督はプロジェクト全体ではなくアニメに関して「今日観ていただく後半部分には、前半で出せなかったキャラクターも活き活きと動いています。キャラクターの動きにはこだわって作っているので、そこを観ていただければと思います」と思いを語る。その言葉を継ぐ形で納屋MCが「今後はアニメはアプリの中で観ていただくので、今回のイベントのように大画面で観るのも貴重な機会になると思います」と引き取り、いよいよ『レイヤードストーリーズ ゼロ』第1話の上映が始まった。



2037年の渋谷を舞台に、拡張現実の超発展技術とも言える“LayereD技術”でインターネットが可視化され、イメージできることは全て実現可能な世界で活躍する主人公たちの活躍を描くストーリーが展開される。この日、公開された後半部分では前半があくまで本筋への導入だったことが明らかになると同時に、もうひとつの世界、メインキャラクターたちの別の面も明かされる。

詳細は第1話のアプリ配信を待ってもらうことになるが、アニメは3DCG、しかもゲームエンジンを用いて制作されている。それだけに画面上の情報量は半端ない。また、キャラクターの動きは大橋監督の言ったとおり自然で、細かい仕草、表情、そしてダイナミックなレイアウトやバトルの動きなども見どころだ。

お待ちかね、豪華声優陣がステージに登場


上映後は声優陣が登場、作品についてのスペシャルトークショーとなった。ステージ上にレイチェル役の加隈亜衣、シンジ役の佐倉綾音、そしてオーディショングランプリを獲得しこれが初主演作となるユウト役の柳晃平が順に登壇。MCふたりとのトークを繰り広げた。
上映後、MCに声優陣が呼び込まれる
上映後、MCに声優陣が呼び込まれる

そこでまず明かされたのは、アニメの音声収録がプレスコだったこと。これは絵がない状態で台本に基づいて音声を収録して、演技に絵を合わせていく方法だ。そのため、声優陣も出来上がりがどうなっているか分からなかったという。しかし、その感想は「格好いいしスタイリッシュ。こんな渋谷なら行ってみたい」(加隈)、「青少年の夢が詰まった映像というか、文字やホログラムが浮いていたりする映像美がワクワクして、スタッフの美意識が高いと思いました」(佐倉)、「おふたりは映像に対する感想だったんですが、僕はそんな余裕はなくて(笑)。あ~自分の声が聞こえてるー。大丈夫かな、ちゃんとユウトくん出来ているかなと」(柳)。
左からユウト役の柳晃平、シンジ役の佐倉綾音、レイチェル役の加隈亜衣
左からユウト役の柳晃平、シンジ役の佐倉綾音、レイチェル役の加隈亜衣

実はプロジェクトでグランプリを獲得した柳にとって、本作の収録が人生初の声優仕事。そうなとは思えない堂々たる演技で主役をクールに演じていた柳に会場からは大拍手。これに答える柳に、声優陣と納谷MCから「変な技術を覚えない!」「こなれてきますよ」とツッコミが入る。その柳が明かした収録時のエピソードは、マイクテスト時と本番時で違うマイクを使って先輩声優陣と音響さんを困らせてしまったこと。緊張のあまりの声優あるあるともいえる。あとから「(ルールを)わかってないよ」とやんわり注意を受けたそうだ。加隈によると、もっとオブラートに包んだ言い方だったとか。その加隈は、収録前に柳の演技を見てアドバイスをする時間があり、その時点で「特に言うことはなくて、先輩感がありました」(加隈)という。そのセリフに柳は「やだやだやだ! こんだけ上げといて……」と戦慄して慌てふためくと、「ようしゃべるな、おまえ……」と佐倉から鋭いツッコミ。
MCを務めた巽悠衣子は第2話でクレアを演じる
MCを務めた巽悠衣子は第2話でクレアを演じる

このプレスコ収録に関してだが、色々なパターンで演技をしたという。プレスコといっても、本作ではある程度の絵はあったのでイメージは沸きやすかったそうだ。納谷MCによると制作スタッフの“シンジ愛”が物凄く、それぞれが「俺の考えた最強のシンジ」像を持っているとか。そのため、後半にあるシンジの見せ場では特に演技を振れ幅多く収録したという。
アフレコ時のエピソードを話す先輩に笑うしかない柳
アフレコ時のエピソードを話す先輩に笑うしかない柳

ミシャラを演じる高野麻里佳のコスプレ姿を撮影せよ


トークに続いては、第2話からアイドルACTのミシャラとして登場する高野麻里佳が、作中キャラの映像あとにコスプレで登場、歌を披露した。これもひとつの拡張現実ともいえる、リアルと重なるレイヤーだ。いわばイベントはスマホを飛び出した、ゲーム・アニメの世界でもある。

そして、この日は「みんなでミシャラのMVを作ろう」ということで、このコーナーに限ってはスチール撮影OK。投稿された写真とアニメをミックスして、スタッフがミシャラのMVを制作する試みだ。採用された投稿者の名前も明記されるという、スタッフだけでなくユーザーも参加して作るというプロジェクトの一環が試されるコーナーだ。
ステージに登場するミシャラ役の高橋麻里佳のコスプレ姿を撮影してMVを作る試み
ステージに登場するミシャラ役の高橋麻里佳のコスプレ姿を撮影してMVを作る試み

登場した高野は金髪にホットパンツというセクシーなスタイル。まさにフォトジェニック。取材陣もユーザーに負けじとシャッターを押しまくる。取材陣の写真は使われないが、どんなMVが出来上がるのかが今から楽しみだ。


完成度の高いコスプレ姿で歌い踊る高野を会場中が激写!
完成度の高いコスプレ姿で歌い踊る高野を会場中が激写!

ライブを終えた高野に感想を聞くと、コスプレでのパフォーマンスは初めてという。「みなさんが笑顔でいてくれたら私はいちばんなんですけれど、どうでしたか!?」と問いかけると、会場からは拍手喝采が巻き起こった。

キャラのコスプレ推奨! だから公式コスプレイヤー


ちなみに「レイヤードストーリーズ ゼロ」では、リアルのコスプレも推奨しており、公式コスプレイヤーとしてえなこが続けて登場。ステージ上でコスプレ姿の美女が並ぶ様はまさに可憐。えなこのコスプレは物語中でも重要な役割を担うシンガーツールACTの「ノア」。クールなキャラクターで、あまりしたことのないキャラということで緊張したとのこと。しかしそこは名うてのコスプレイヤー。違和感なくクールなノアのビジュアルを再現していた。
公式コスプレイヤーのえなこ。上のキャラがこの日コスプレしたノア
公式コスプレイヤーのえなこ。上のキャラがこの日コスプレしたノア
クールなコスプレに少し緊張したという。みんな自分で楽しんでコスプレしてほしいのこと。
クールなコスプレに少し緊張したという。みんな自分で楽しんでコスプレしてほしいのこと。

ラストは本日の登壇者が全員登場、一人ずつ挨拶の言葉をもらって終了した。今後もイベントがネット内、リアルと世界やメディアをまたいで開催されることが期待される。アニメはすでに第2話、3話へと制作が進んでおり、新たなキャラが登場して第1話以上に面白い出来になっているという。
手でゼロマークを作る登壇者。作中では手で示す意思も重要
手でゼロマークを作る登壇者。作中では手で示す意思も重要

ゲーム制作も現在、修羅場という名の佳境に入っており、この冬に予定されているアプリの配信開始が今から楽しみだ。

取材・文・写真=梅田勝司

作品情報
レイヤードストーリーズ ゼロ

公式サイト https://projectlayered.com/ 事前登録受付中 https://projectlayered.com/pre/ レイゼロ放送局 ニコニコ生放送 http://live.nicovideo.jp/watch/lv308717930 パーソナリティ 市来 光弘(「レイヤードストーリーズ ゼロ」 タクマ役)
中島 唯(「レイヤードストーリーズ ゼロ」 役名後日発表)

当記事はSPICEの提供記事です。

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