生田斗真と菅田将暉の初共演舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』10/30開幕! コメント&舞台写真が到着

SPICE

2017/10/30 16:10



生田斗真菅田将暉の初共演舞台として注目を集めてきたシス・カンパニー『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』が、いよいよ2017年10月30日(月)19時より開幕する。

『ハムレット』での端役コンビで、しかも最後は登場さえもさせてもらえず、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ…」の一行で片づけられ てしまった哀しい2人組「ロズとギル」。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』はこの2人を主人公に、斬新な発想で新たな劇世界を生み出した劇作家トム・ストッパードの金字塔的な作品だ。この革新的戯曲が、生田斗真=ロズ、菅田将暉=ギル、気鋭の小川絵梨子演出で今回上演されることとなった。

卓越した表現力で益々輝きを増す生田斗真と、破竹の勢いで音楽活動にも進出した菅田将暉が初タッグを組み、自由自在&軽やか&スピーディ&笑いに満ちた台詞の渦の中で繰り広げられる「ハムレット」の裏の裏…。歴代最年少の30代で、次期新国立劇場演劇部門の芸術監督に任命された気鋭の演出家・小川絵梨子が紐解く、深い深い戯曲のからくり…。合わせ鏡のまた向こうに、またまた合わせ鏡があるかのように、幾重にも張り巡らされた仕掛けの中で、『ロズとギル』の行く末には待つものは? 本家「ハムレット」では、最後は舞台に登場することもなく、「死んだ」のひとことで片付けられてしまう憐れな2人…。果たして、ロズとギルは、自分たちの哀れな運命を変えられるのか?!演劇ならではのライブな楽しさに心を躍らせながら、ロズとギルの運命の旅路が始まる。

このほど主催のシス・カンパニーより開幕直前の演出家、ロズ&ギル2人のコメントと最終通し稽古で撮影した舞台写真(本記事トップの画像)が届いたので紹介する。

■コメント


演出:小川絵梨子

ロズとギル2人の旅路は、人が生まれて死んでいくまでの人生そのものです。2人の哀しみと可笑しみは、人間の存在そのものなのだと思います。なぜ2人は死ななければならなかったのか…2人の哀しい運命と世界の不条理さが、決して重苦しくなく、むしろブラックコメディとして描かれているのが、この戯曲の凄さです。今回、この2人組を、真っ直ぐなエネルギーをもつ生田さん、菅田さんに演じていただけるのが本当に嬉しいです。そしてカンパ ニー全員で稽古を重ねてきた成果を、皆様にはお楽しみいただきたいと思っています。

生田斗真……ローゼンクランツ(ロズ)

哲学的な要素や言葉遊びが多い戯曲で、何重にも入れ子構造になっているので、丁寧に台本を読み解いていく小川さんの稽古が、とても有難かったです。実質は死に向かう殺伐とした物語なのに、ロズがボケてギルが突っ込むテンポ良い掛け合いの面白さが楽しめるのもこの戯曲の魅力です。関西出身の菅田君は、何をやっても絶妙の間合いで突っ込んでくれるのが頼もしい!なんだか普段の会話もロズとギルみたいになっています(笑)。

菅田将暉……ギルデンスターン(ギル)

「稽古場に行けば、小川さんと斗真くんがいる、できないことがあっても、皆と一緒なら何かが進む」そんな毎日で、とにかく通うのが楽しい稽古場でした。斗真くんがあの顔立ちで“ボケ”る可愛げもたまらない(笑)。今回、ギルの台詞量は膨大で難しい言葉も多いし、最初は「新たな挑戦」のような気持ちでいたんです。でも、稽古に入ってから、どこか「新入生」のような、俳優としての原点に立ち返ったような感覚になっています。とても有難い現場です。


■STORY


コインの裏表をかけながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組。
彼らの名は、ローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)。
デンマークの王子・ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王・クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだ。
自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。
ただただオタオタする二人のそばを「ハムレット」の物語は粛々を進み、そして、、、、。
自分たちも物語のひとつとして、なす術もなく、どんどん死が待つ結末に向かって運ばれていく「誰でもない彼ら」。
かくて運命に流された二人は、「ハムレット」の物語に書かれた通り、この短い台詞によって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか…。「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ…」

■プロフィール


演出:小川絵梨子 (おがわ・えりこ)  1978年生まれ。東京都出身。

2004年、アクターズスタジオ大学院演出部を卒業。2010年、『今は亡きヘンリー・モス』(サム・シェパード作)を翻訳・演出。第3回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞。2011年より活動拠点を東京に移し、快進撃が始まる。第19回読売演劇大賞優秀演出家賞の他、読売演劇大賞杉村春子賞に演出家として初めて選出され話題を集める。シス・カンパニーでは、『TOPDOG/UNDERDOG』、『ロンサム・ウェスト』、『RED』、『コペンハーゲン』、『令嬢ジュリー』『死の舞踏』を手がける。その他の近年の主な作品には、『OPUS』、『クリプトグラム』、『ヒストリー・ボーイズ』、『運転免許、私の場合』、『夜想曲集』、『スポケーンの左手』、『マリアの首』、『クライム・オブ・ザ・ハート~心の罪~』などがある。2018年9月より、新国立劇場演劇部門の次期芸術監督に就任予定。

生田斗真 (いくた・とうま)  1984年10月7日生まれ 北海道出身……ローゼンクランツ

1997年、NHK連続テレビ小説「あぐり」でドラマ初出演。同年、『Stand by Me』で初舞台を踏む。以降、映画・ドラマ・舞台と活躍の場を広げ、2007年、ドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」を機にその人気と注目度が一気に加速。その後、多くの主演作を重ねる。近年の主な舞台出演作には、蜷川幸雄演出『ミシマダブル サド侯爵夫人/わが友ヒットラー』(11年)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『かもめ』(13年)、宮藤官九郎脚本・いのうえひでのり演出『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(16年) など。本年2月公開の主演映画『彼らが本気で編むときは、』でトランスジェンダーの女性という難役に挑み、その新境地への挑戦と演技が絶賛を浴びる。本舞台『ロズ・ギル』初日開幕直前の10月28日より主演映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』が公開。来年5月には主演映画『友罪』の公開も控える。

菅田将暉 (すだ・まさき) 1993年2月21日生まれ 大阪府出身 ……ギルデンスターン

2009年、デビュー以降、TV ドラマ、映画出演を重ね、13年には、主演映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。15年出演のTVドラマ『民王』や、auのCM「三太郎」シリーズの鬼ちゃん役で人気が爆発。16年以降、主演映画が次々と公開され、17年は、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』出演の他、映画『帝一の國』『銀魂』『火花』『あゝ、荒野』など話題作の公開が相次ぐ。来年には、主演映画『となりの怪物くん』の公開も控えている。また、映画『キセキ~あの日のソビト』の劇中バンド「グリーンボーイズ」としてCDデビュー。本年は、「見たこともない景色」でソロ歌手デビューも果たした。舞台では、10年上演の『タンブリング』が初舞台。14年にはオールメール(男優だけ)キャストが話題を呼んだ蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』に主演。蜷川氏も絶賛のロミオ像を創り出した。
公演情報 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

■公演期間:2017年10月30日(月)~ 11月26日(日)
■会場:世田谷パブリックシアター
■料金:S席¥10,000 A席¥8,000 B席¥6,000(全席指定・税込)
■一般前売開始:2017年9月16日(土)
■作:トム・ストッパード
■翻訳・演出:小川絵梨子
■出演:生田斗真 菅田将暉 / 林遣都 半海一晃 安西慎太郎 松澤一之 立石涼子 / 小野武彦 ほか
■公演問合せ:シス・カンパニー TEL:03-5423-5906
■公式サイト:http://www.siscompany.com/rosen/

当記事はSPICEの提供記事です。

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