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「ブラックリベンジ」は文春砲テクニック公開じゃないか。木村多江「骨の髄まで炎上しなさい」が怖すぎる

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毎週木曜は、多くの芸能人にとって恐怖なはずだ。この日は、「週刊文春」の発売日である。加えて、「週刊新潮」もある(文春、新潮ともに日が前後する場合あり)。火曜日には「FLASH」があるし、金曜には「FRIDAY」もある。これぞ、戦々恐々。まさに、四面楚歌。
9月11日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスは昨今の不倫報道に対し「人殺しを楽しんでいるようなもの」と発言していたが、決して言い過ぎではない。それらの報道によって、社会的に抹殺された何人かの芸能人を思い浮かべることは容易だ。

とは言え、雑誌側も“殺人”を目的に取材しているわけではないらしい。9月20日放送『じっくり聞いタロウ タブーに斬りこむ! ヤバイ話 大暴露SP』(テレビ東京系)にて、文春の現役記者・鈴木竜太氏は「『そこに山があるから登る』じゃないですけど、不倫しているから撮るし書く」と、モチベーションの源を明かしている。

ここからは、ifの話。もしも、雑誌記者が取材対象を貶めようと意図的にペンを握っていたらどうする?
そんな恐ろしき想像がドラマ化された。10月5日よりスタートしている『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)は、週刊誌記者・今宮沙織(木村多江)を主人公に展開される復讐劇。監修を務めるのは、元週刊文春のエース記者・中村竜太郎だ。


スキャンダルで地獄を見たから、スキャンダルで復讐する
まずは、今作の設定をざっとさらっていこう。
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将来有望な政治家だった寺田圭吾(高橋光臣)は「週刊星流」に愛人スキャンダル記事をスクープされ、それを苦に自殺。夫の圭吾、そしてお腹の中の第一子と共に暮らしていた妻の今宮沙織(木村多江)は最愛の人を奪われ、そのショックでお腹に宿していた子どもを流産してしまう。
5年後、田舎の療養施設で静養していた沙織のもとに何者かからUSBが届く。USBの中には圭吾が自殺する直前の遺言が残されており、愛人スキャンダルはねつ造だと圭吾は説明。そして、自分をスキャンダルに追い込んだ3人の実名が圭吾の口から明かされた。その3人とは、塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)である。
「私は絶対に許さない。あなたが受けた屈辱を、私が味わった苦しみを、彷徨い歩いた地獄を。同じ絶望を与え、地獄の底に叩き落す」
沙織は“夫を殺した3名”に対し、夫と同じ目にあわせて社会から葬ることを心に誓う。彼女は復讐を果たすため、夫のスキャンダルを報じた「週刊星流」の契約ライターとなった。
――――――――――――――――

とにかく、このドラマの相関図は複雑だ。

ターゲットから言質を取る流れが克明に描かれる
まずは、第1話のあらすじを辿っていこう。すると、そこかしこに“手法”というか“How to”が潜んでいることに気付く。

スクープを連発して一目置かれる沙織であったが、彼女はもう一つ大きなネタを掴んでいると編集部に報告。それは、もうすぐ大臣になると噂の塚本議員に愛人がいるというスキャンダル情報である。

沙織は塚本後援会のパーティー会場であるホテルの前で張り込みを実行。そこでドレス姿の女性支援者を見つけた沙織は、部下の芦原咲良(岡野真也)に女性を尾行するよう命じる。結果、この女性の正体は銀座の高級クラブのホステス・彩香(白羽ゆり)であることが判明した。彩香は、相手に一切の迷惑が掛からないよう痕跡を全く残さない“プロ愛人”だったのだ。
この彩香に「自分が愛人です」と独占告白させようと目論む沙織は、彩香が務める高級クラブへ訪れた。

ここからの展開が、意表を突く。沙織は、本当の目的をおくびにも出さない。彩香を、あくまで「塚本の後援者の一人」として扱うのだ。沙織は彩香に一枚の写真を見せる。そこには、塚本とサングラス姿の女性が腕を組んで街を歩く姿が写っていた。

沙織 塚本先生に愛人がいたんです。こちらの女性なんですが、六本木のクラブで働く”雪乃さん”という方です。もう何年も愛人関係を続けていて、先日、結婚を申し込まれたそうです。
彩香 冗談でしょ? 先生には奥さんとお子さんがいらっしゃるんですよ!?

怒気まじりに驚愕の表情を浮かべる彩香であったが、沙織は“決定的な証拠”として婚姻届を差し出す。それを見た彩香は、無言に……。明らかに“プロ愛人”としてのプライドが傷つけられている様子だ。

その後、雪乃へのインタビューを某レストランで行う沙織。すると、そこへ彩香が乗り込んできた。
彩香 こんな女(雪乃)が先生の愛人なわけがない!
雪乃 あんた、何なのよ。早く帰れよ! ……あ、わかった(笑)。もしかしてあなた、先生に捨てられた元愛人?
彩香 ふざけんな! お前なんかに、先生と私の関係をブチ壊されてたまるかよ。簡単に愛人を名乗りやがって。理想の愛人演じることが、どれだけ大変だと思ってるの!? 私が、塚本先生の本物の愛人なんだよ!

言質を取ってしまった。ドサクサの流れで、彩香は自分が愛人であることを口にしたのだ。
沙織 あなたは認めたんです。自分が塚本修二郎の愛人だということを。
彩香 何? アンタたち、私をはめたの!?
沙織 はい。「週刊星流」に独占告白を掲載させていただきます。

そして、雪乃が正体を明かす。彼女がかつらとサングラスを外すと、そこにいたのは塚本の妻である渚(高橋かおり)であった。「浮気の原因はアンタでしょ? アンタのその貧相な体じゃ物足りなかったんだよ!」「男に股開いて金をむさぼる寄生虫に何言われても響かねえって!」と、つかみ合いのケンカを繰り広げる渚と彩香。
そして、その様子を隠しカメラで撮影していた沙織。その後、塚本が大臣に任命された直後、「渚夫人の独占告白」として塚本の愛人スキャンダルが「週刊星流」に掲載された。渚と彩香のケンカの模様は、同誌の動画サイトで公開するという容赦のなさ。

窮地に陥った塚本だったが、逃走を図る彼の前についに沙織が現れた。“寺田圭吾の妻”であることを、涙ながらに塚本へ明かす沙織。
「こんなもんでは終わらせない。膿みをすべて吐き尽くすまで、私はあなたを追い続ける! あなたはこれから“メディアのうねり”に飲み込まれる。知人や友人たちは、手のひらを返したようにあなたを糾弾し、哀れみの目で見下す。何を言っても、誰も信じない。あなたの言葉は誰にも届かない。待っているのは、永遠の孤独。その後はただ、燃え尽きるのみ」(沙織)

これ、まさに報道によって窮地に陥った著名人たちの行く末をそのまま表わしているじゃないですか……。

元「週刊文春」のエース記者が直伝!? 紹介される数々の取材法
実際のところはわからないが「週刊誌記者が実際に使うスキルが公開されている」と考えながら観ると、このドラマはより面白くなる。

10月12日放送の第2話では、人気アイドルの愛原サユミ(芹那)がターゲットとなっている。この時、沙織が取った手法は以下だ。
・サユミがアップするインスタグラムの画像をすべてチェック。
・サユミのTwitterの鍵付き裏アカウントを探す。そして裏アカを閲覧できる知人を口説き落とし、スキャンダルとなるであろう画像(ニャンニャン写真等)をそこから入手。

なるほど。たしかに若い芸能人を崩しにかかるには、ネット方面から着手するのが有効かもしれない。

そして、この回でもターゲットの前に現れた沙織。かつて、匿名の愛人役として圭吾の捏造スキャンダルに加担したサユミを詰めにいく。
「すでに火は燃え広がっている。もう、誰にも止められない。もちろん、私にも」(沙織)

スキャンダルによって命を絶った夫のため、スキャンダルという手段で復讐しようと誓った沙織。復讐を成し遂げると、毎回のように以下の決めゼリフを吐く。
「骨の髄まで炎上しなさい」

怖いわ、ゲスだわ、とんでもない内容の『ブラックリベンジ』。このドラマを観る感覚は、スキャンダルを掴んだ週刊誌を読む感じにすごく似ている。
(寺西ジャジューカ)

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