「新SMAP」稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾の賢い戦略、ジャニーズ事務所所属では出来ない仕事に敢えて乗り出す40代の勇気

messy

2017/9/26 23:00


 ジャニーズ事務所を退所した元SMAPのメンバーである稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の3人が公式ファンサイトを立ち上げたことを9月22日に発表した。この日の朝日新聞と東京新聞にも広告を掲載し、告知を果たしている。

公式ファンサイトの名は<新しい地図>――なるほど、いいネーミングだ。彼らの退所が決して後ろ向きなものなんかではなく、これからまた新たな人生の航海に漕ぎ出していく決意であることが充分に感じられる。解散後も彼らを変わらずに応援し続けてきたファンは、3人の新たなる意志を感じてひと安心といったところだろう。

このサイトの本格始動は10月16日と予告されている。現時点ではサイトをクリックすると約50秒の動画が自動的にスタートするようになっており、それが終わるとトップページが現れる。そこには3人の出演番組が記されているほか、それぞれのインスタやツイッターなどSNSのアカウントにも飛べるようになっている。まだ投稿はされていないが、すでにフォロワーは多数ついている。現時点でもどんどん数は増えており、たとえばTwitterアカウントには、香取慎吾が30万1,945フォロワー、草なぎ剛が26万8,080フォロワー、稲垣吾郎が26万2,215フォロワーとなっている。

9月26日発売の「女性自身」(光文社)によると、このサイトのドメインが取得されたのは5月31日のことで3人は4カ月前から着々と準備をすすめていたようだ、としている。「一部からは『3人は昨年から極秘に再始動計画を練っていた』という話も聞いている」との芸能関係者のコメントも掲載されているが、実際、わずか4カ月やそこらの準備で見切り発車したプロジェクトとは考えられない。複数の優秀なスタッフが協力し、数年先まで見据えた計画を立てているのではないだろうか。

22日当日中には公式ファンクラブの会員番号が6万台を突破。この原稿を書いている26日現在は「9万台を超えている」との書き込みもネット上で見かけた。昨年か4カ月前か、いつから準備を進めていたか真偽のほどは定かではないが、どうやら新たなサイトとファンクラブはかなり好調な滑り出しとなっているようだ。SMAP時代同様に変わらず大勢のファンが傍にいるという事実はなによりも彼らを勇気づけることだろう。

芸能事務所に支配された民放テレビ局では出来ないことを
 新情報は続々投下されている。24日には、インターネットテレビ局・AbemaTV(アベマTV)の特別番組に3人が11月2日夜9時から3日間ぶっ通しで生放送出演することを明かしたのだ。この特別番組は「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」と題し、本番当日の生放送に一緒に出演して番組を盛り上げてくれる芸能人を公開募集することも同時に発表された。ちなみに筆者の頭に浮かんだ張り切って出演しそうな芸能人は……23日に惜しまれつつも終了した『SmaSTATION』(テレビ朝日系)最後のゲストとなった俳優の山本耕史(40)だ。山本は個人事務所所属なため、妙なしがらみも少ない。3人とAbemaTVでの共演も充分あり得る話ではないだろうか。

3人がインターネット番組に出演することはこれが初。しかも生放送、3日間ぶっ通しとなるといったいどんなことを話すのか……。ジャニーズ事務所という鎖から解き放たれた彼らがついに引退騒動の核となる部分に触れるのか、ジャニーズ事務所に残った2人の元メンバー(木村拓哉中居正広)についての思いをなにか語るのか……気になることは山ほどあるため、ファンは11月2日からの3日間、寝る間もなさそうだ。なお、上段に書いた3人のSNSはこの日から投稿をスタートするようで、今後は“インスタグラマー香取““ブロガー稲垣”“YouTuber草なぎ”として、SNSでの新たな発信にも挑戦していく予定だと発表されている。この発表直後のトレンドワードには “YouTuber草なぎ”がランクイン、あらためてその人気ぶりを見せつける形となった。いずれにしろ、芸能事務所に支配された民放テレビ各局では出来ない活動を、インターネットを経由してどんどん発信していくことになるのだろう。

23日の『SmaSTATION』で大下容子アナウンサーから現在の心境を問われた香取は「とっても残念で、ずっと続けたかった」「新しい道を選んで、新しい道を進もうって思ったことによって、みんなでどこまでも続けたいって思ってた『スマステ』が終わってしまうことに、皆さんに僕は申し訳ないなって思うんですね」とコメント。グループ解散に際して散々「香取のやる気がない」「香取は引退を希望している」という報道がスポーツ紙・週刊誌を中心に出回ったわけだが、同番組の終了は自分の意思で打ち切りを希望したものではないことを明確にした上での終了となった。香取については、東京・代官山で年明けにもセレクトショップを手掛けるのではないかとの噂も出ている。

「ぼくら3人の意思とか決断を映像にしてくれた」
 24日にオンエアされた草なぎ・香取のラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)では、草なぎが「色々やりたいことがいっぱいでさ、ようやく始まったなって」「今までないなって、始まってるなって」とワクワクぶりを見せ、「自分の好きなところとか、方角決めてもいいし、決めなくてもいいし、色んなところに飛び出して新しいことを始めたい」と語った。香取は『新しい地図』スタートまでの経緯について、「(3人が)それぞれ個人個人、一人ひとりの意思のもと自分たちの決断で、よし、やりましょうって言ったらプロジェクトチームが動き始めてくれて、すごい賛同してくれる方々が(いてくれて)」と説明。様々な関係者が適切に動き、広告・映像・webサイト制作など滞りなく進めてくれたのだという。彼らには多くの味方がついている。ジャニーズ事務所を離れたからといって、決して孤立無援になったわけではないのだ。

草なぎも「ぼくら3人の意思とか決断とか、そういうのをすごくうまく汲んでくれて映像にしてくれた」と関係するスタッフへの感謝を述べている。こうした楽しそうな彼らの言葉を耳にして、ファンも心からうれしくなっただろう。彼らの年齢はすでに40代。一般的に、その年齢から「新しい地図」を描くのは難しいとされがちだ。しかし今の彼らから溢れ出すワクワク感はどうだろう。ファンが受け取る高揚感はどれほどだろう。おそれを見せずに前進する姿は、勇敢なものとしてうつる。

いずれにしろ、ジャニーズ事務所を退所した3人は、これまでとは別の、新たな活躍の場所を模索し始めた。ジャニーズ事務所所属のタレントは、コンサートは勿論のこと、地上波テレビや映画、広告、雑誌などへの登場がメインの仕事で、インターネット媒体への登場は禁止されてきた。SNSの開設もNGだった。“マスメディアから干されてやさぐれる”なんてシナリオに沿うことはなく、タブーから解放されて以前よりさらに輝けるかもしれない。たとえいろんな裏事情があるからだとしても、稲垣、草なぎ、香取がイキイキと楽しそうに働く姿を見られたならファンはきっとほかになんにもいらないはずである。

(エリザベス松本)

当記事はmessyの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ