NEXT世代の強みは「しなやかなメンタル」 その理由は?

ananweb

2017/8/30 20:00



めきめきと頭角を現し、今後のさらなる活躍が期待される、進化した驚異の新世代。彼らが自分の才能と出合い、実力を伸ばせた理由は何?

尾木ママでおなじみ教育評論家の尾木直樹さん、スポーツライターの藤島 大さん、SNSコンサルタントの石井リナさんの3人がNEXTジェネレーションの活躍の秘密を分析してくれました。

■ しなやかなメンタル

いつも冷静で柔軟、大舞台でも物おじせず自分をプレゼンテーションできるのは、NEXTジェネレーションの強みのひとつ。

「彼らは、自分のことや状況を的確に分析してコメントします。物事を客観的に見つめる視点が冷静さと度胸の源」(尾木直樹さん)

「メンタルの強さは、小さい頃から努力を重ねてきたという自信だったり、世界が身近になり、欧米諸国に引け目を感じなくなったことが関係しているのでは」(藤島大さん)

自由な発想や、ある種の開き直りも強み。

「生き方やジェンダーが多様化し、『こうでなきゃ』という固定観念から解放された世代です。価値観が広がった分、のびのびと好きなことに全力を傾け、結果を出しているのかもしれません」(石井リナさん)

■ 圧倒的な練習量

スタートが早まっている傾向も目立つ。いまは習い事を通じ、さまざまなジャンルの門戸が開かれていることもあり、3歳前後で、夢中になれる専門分野に出合える可能性が。

「音楽やスポーツでは才能の要素も大きいとはいえ、結局のところ、練習量をこなさなければライバルを上回る成績を残すことは難しい。早く始めれば、それだけ反復を重ねられるので有利です。また、幼い頃から大人や強い相手と戦って、負けて悔しくて、子どもなりに感情を揺らしながら膨大な練習を重ねる。それがスキルの向上だけでなく、メンタルの成長にもつながるのです」(藤島さん)

幼い頃から興味のあることに習熟し、スキル、経験値、精神力、すべての面で鍛えられてきたのがNEXTジェネレーションなのだ。

■ デジタルネイティブ

ネットやSNSが身近にある環境で育った世代だけに、ネット上の情報から自ら学んだり、発信したりすることが日常的に。その結果、従来のアプローチでは難しかった新しい技術やチャンスを獲得できるようにも。

「昨年の国体のボウリング(少年男子個人)で優勝した畑秀明選手(15歳)はYouTubeで海外選手の両手投げの技を見て覚え、将棋の藤井君はAI 搭載のソフトで研究しているそう。まさにデジタル世代の象徴」(尾木さん)

「エンタメの世界でもSNSや動画サイトで才能を見出されてプロになるケースが。彼らはネイティブだからこそ、ネットの力を肌で感じ、可能性を信じて発信を続けています。発信することで表現力やクリエイティビティがさらに磨かれるという側面も」(石井さん)
尾木直樹さん 教育評論家 尾木ママでおなじみ。教育現場に密着した研究に取り組む。近著に『取り残される日本の教育』(講談社+α新書)など。

藤島 大さん スポーツライター 雑誌で連載するコラムに定評が。ラジオNIKKEIのラグビー番組に出演中。『人類のためだ。』(鉄筆)など著書多数。

石井リナさん SNSコンサルタント Web広告のコンサルタントを経て、フリーランスとして企業のマーケティングに従事する。初期のゆとり世代でもある。

※『anan』2017年9月6日号より。取材、文・熊坂麻美 (C)TommL

(by anan編集部)

当記事はananwebの提供記事です。

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