ローラの独立・洗脳記事で浮上した、芸能事務所の“嫌がらせ”とマスコミの共犯関係


下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

『報道ステーション』(テレビ朝日系)と時事通信の世論調査で、安倍政権の支持率が30%を割った。他調査でも軒並み30%台となっているが、第二次安倍政権発足後、初めての事態だ。秘密保護法、集団的自衛権、安保法制、そして森友、加計学園問題、そして憲法改正。こうした民主主義国家とは思えない恐ろしい独裁体制に、ついに楔が打ち込まれるのか。これからが正念場だ。

第373回(7/13~18発売号より)
1位「ローラ 事務所独立騒動のウラに心酔する大物デザイナーのカゲ」(「週刊女性」8月1日号)
2位「市川海老蔵 『治療費3千万円は払わない!』」(「女性自身」8月1日号)
3位「松居一代がひた隠す『7つの嘘』」(「女性セブン」7月27日号)

またしても、そうくるか。それが「週刊女性」のローラ独立、洗脳記事だ。

ローラの事務所独立話が急浮上している。その発端は6月、Twitterでローラが事務所への不信感とも思えるつぶやきをしたことだが、その後、次々と浮上したのがローラへのネガティブとも思えるマスコミ情報だった。いわく、ローラが事務所との金銭トラブルを抱えている、レギュラー番組がゼロ状態に、CMのオファーが出せず広告業界困惑――などなど。

そして、満を持したように飛び出したのが「週女」の“洗脳”報道だ。記事によれば、ローラは世界的に有名なデザイナーであるマッシモ・ジョルジェッティに心酔し、「彼の意見を聞いてから何もかも決めている」「彼の意見をいちばん尊重する」。そのため「事務所は彼女をコントロールできなくなっている」だって。毎度毎度、よくぞこうしたネタを仕入れてくるものだ。

独立騒動とタレントの洗脳問題を関連づけ、セットにしてバッシングを行う。それはタレントの独立問題を抱えた芸能事務所の“常套手段”となってしまったようだ。

その筆頭が、のんこと能年玲奈の洗脳、芸能界引退危機“干され”事件だ。女性演出家に洗脳され、事務所に不満を募らせた。こんなストーリーで事務所の処遇に不満を持ったのんを追い詰めていった。そういえば、「週女」はこの“のん洗脳報道”も熱心にやっていた。

のんだけではない。安室奈美恵、江角マキコ、清水富美加など、さまざまに状況は違うとはいえ、事務所と関係が悪化したり、独立を画策しようとすると、巻き起こる洗脳騒動。それは中島知子問題以降、顕著になったと思われる現象だが、事務所にとっては“自分たちはあくまで被害者だ”と主張できる都合のよいものであり、また御用マスコミにとってはセンセーショナルで“おいしい”ネタなのだろう。独立しょうとするタレントへの、巧妙で効果的な“嫌がらせ”である。

だが、そんな苦境に立たされているタレントたちに一筋の光明が。それは公正取引委員会が、タレントの移籍を制限することは独占禁止法に抵触するとして、調査を開始することだ。そうなればSMAP問題も含めて、これまで悪辣なやり口でタレントを縛り、独立を阻止し、そして干してきた芸能事務所の問題が“社会問題”として大きく浮上する可能性が高い。

だが、大きな問題がひとつ。これまでブラックな芸能事務所と結託し、そのご機嫌を伺い、事務所からのリークによって独立タレントのネガティブ報道を繰り返してきた“共犯関係”にある芸能マスコミが、果たして公取委の調査結果をきちんと報じることができるのか。今後、公取委による芸能史上初の“メス”の結果とともに、各マスコミの報道にも要注目だ。

日本中の涙をさそった小林麻央の衝撃の訃報。現在でも夫の市川海老蔵、そして2人の幼い子どもたちの健気な姿、一挙手一投足が大きな話題になっているが、そんな中、一部マスコミが報じたのが「空白の1年半」問題だ。

当初、麻央にしこりが見つかったが、がんは見過ごされ、その後の検診も遅れた。さらに8カ月後の検診でがんが見つかったが、温存を望んだ麻央は手術をせず病院を去った。そして海老蔵が会見で麻央のがんを発表するまでの1年半が“空白”となっている。

これについて、乳がん患者や専門家がさまざまな意見を発しているが、「女性自身」によれば、その間、海老蔵と麻央は「最先端治療から“スピリチュアル”な治療まで、ありとあらゆる方法を模索し」たという。

だが、記事には衝撃の記述が。こうして試行錯誤を重ねた末たどり着き、昨年7月に転院した病院の治療方針に対し、現在でも海老蔵が不信感を抱いているというのだ。そして納得いく説明があるまで、治療費3千万円の支払いを止めているという。

本当か!? もし本当だとしたら、その結果は是非知りたいと思う。これまでのさまざまな臆測を払拭し、また乳がんと闘っている人々にとっても有益な情報になると思うから。海老蔵も、納得がいくまで、頑張れ! 本当の“家族たちの今後”のためにも。

松居一代騒動は、いまだ多くの人々を楽しませている。他人の不幸はうれしいんだろうな。そして松居と夫・船越英一郎の離婚調停を“文春砲”と同時にスクープした「女性セブン」が、「週刊文春」(文藝春秋)報道の“舞台裏”を暴露している。

松居は当初「文春」と組んで不倫の証拠を掴むため、女性記者とハワイへ飛んだ。しかし、あまり証拠が出ないので記者は先に帰国。松居の話は単なるうわさ話で、松居による不倫告発記事は無理だと判断、決裂に至ったらしい。さらに、松居が主張する「1年5カ月の尾行」に関し、「文春」は「セブン」の取材、尾行ではないか、との質問状を「セブン」編集部に出す。それに対し「セブン」は全否定。そもそも「セブン」はこの間、何度も松居に直接取材していたと主張。こうしたマスコミ裏話、大好きです。

当記事はサイゾーウーマンの提供記事です。

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