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毎年恒例「玉林犬肉祭り」への批判に沸く中国 江蘇省ではネコ500匹が保護

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中国の広西チワン族自治区玉林市で20年ほど前から毎年6月に開催されてきた「玉林犬肉祭り」。この祭りのために殺されるのは1万頭もの犬で、屠殺方法もむごい上に狂犬病患者も多く発生することからこの祭りを禁じるための署名活動などが行われてきたが、中止になったためしがない。夏至に犬肉を食べると病気にならないという言い伝えがあり、すでに伝統行事になっているというのだ。今年もその祭りが開催されるのかと国内外で物議を醸しているなか、江蘇省では食肉処理業者に運ばれる寸前という大量のネコが保護された。『網易新聞(NetEase)』が伝えている。

500匹以上のネコが食肉処理工場に向かって運ばれていたのは江蘇省鎮江市で11日のこと。「飼い猫が誘拐された」との通報で捜索にあたっていた警察が不審なトラックを発見して呼び止めたところ、荷台には動物を運搬するためのケージが何台も積まれていた。ぎゅうぎゅう詰めにされたネコたちは脱水症状が強く、圧迫された状態ゆえに窒息寸前であった。車を運転していたSunと名乗る男は警察に「カゴの鳥でネコをおびき寄せた」と話し、大量のネコがいる小屋についても供述した。しかし蒸し暑さが原因か、ネコたちはすべて瀕死の状態であったという。

家庭の飼いネコ、野良猫を次々とさらっては地元の飲食店に運び、1匹あたり30人民元(約490円)の値で売りつけていたというSun。商売歴が長いこともわかったが、その行為に対し刑事告訴が行われたかどうかは明らかにされていない。また警察は、飼いネコを誘拐されたと被害を申し出ていた地域住民を集め、すべてのネコについて確認するよう促したとしている。

江蘇省では、昨年1月にも動物保護団体が長距離トラックから2千匹ものネコを救出していた。向かう先は広東省の食肉処理業者で、レストランに卸すためと説明されたという。また犬やネコについては食肉ばかりが目的ではないとの報道もある。広東省深セン市で犬の虐殺を行っていた不法業者の作業場からは毛むしりや皮をはぐ道具が多数押収されており、剥がした皮を牛革や羊革と偽って欧州に出荷していたものとみられている。

画像は『網易新聞 2017年6月11日付「500多只猫遭诱捕 送饭店前被警方查获」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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