JYJユチョンの結婚の影響は? 東方神起とのライバル構図は崩壊か


 反日を表明する候補者たちが大統領選を争うなど、日韓関係にはキナ臭い匂いが漂う一方、JYJジェジュン東方神起のユンホらトップアイドルが次々に除隊するなど、韓流ファンにはうれしいニュースもあった。そんな中、JYJのユチョンが韓国でも有数の食品ブランド・南陽(ナムヤン)乳業の令嬢ファン・ハナ氏との婚約を発表した。

近年ではファンも応援する芸能人に寛容になり、一時は「〇〇ロス」など嘆きの声も上がるが、それが落ち着けば祝福する傾向にあった。しかし、ユチョンの結婚に関しては、祝福よりも、あきれや戸惑いの方が多いようだ。

「相手が悪かったでしょうね。結婚相手に関して、最初は『一般女性』とだけ報じられましたが、後に大企業の令嬢だと判明し、一気に心証が悪くなったように思います。パク・クネ前大統領とチェ・スンシルの癒着が発覚したとき、大統領の支持率が下がりましたよね? 以前から韓国では官民の癒着が社会的な問題で、財閥が利権を独り占めしていたことから、一般市民は財閥に対して憎悪に近い感情を抱いています。財閥令嬢と婚約したからといって一気にユチョンからファンがいなくなることはないでしょうが、複雑な気持ちを抱いている人は多いのではないでしょうか」(芸能関係者)

もうひとつ、この婚約発表が物議を醸す原因は、発表のタイミングだ。兵役は韓国男性の義務であり、兵役中は真摯に職務に従事するのが当然のこと。ただでさえ、ユチョンは入隊中に起こった性的暴行疑惑をデマだと立証したばかり。安心していたところに今度は突然の婚約発表と、ファンが戸惑うのも無理はない。

「婚約を知ったとき、私たちも『なぜ入隊中に発表したの?』と頭を抱えました。ユチョンやジェジュン、東方神起のユンホ、チャンミンなど、単体でも日本で雑誌を売れるパワーのあるトップアイドルが入隊した2015年は、業界に『これから誰の特集で雑誌を売る?』という雰囲気が漂ったんです。17年にはJYJのジュンスやBIGBANGのT.O.Pなどが入隊しましたが、16年末にはジェジュンが除隊して活動を再開。さらに東方神起のユンホが4月20日に除隊し、ユチョンも8月に除隊を控えていて、『これから盛り上がるぞ!』となっていたタイミングでこの事態ですからね。例えば、除隊して活動を再開してから『実は結婚することにしたんです』と発表すれば、お祭りムードに押されて祝福する方向に誘導もできただろうに……。発表のタイミングをタレントと調整できなかった事務所に対する不信感もあります」(韓流ライター)

もうひとつ、韓流関係者が心配しているのは、これによって東方神起とJYJの人気の差が開いてしまうことだ。

ジェジュン、ユチョン、ジュンスの3人が東方神起を離れて結成したJYJは、韓国で地上波の音楽番組に出演できなくなるなど、圧力を受けていたが、音源の配信、ライブ活動を積極的に行い、さらにドラマにも進出するなどし、東方神起と肩を並べるほどの人気をキープしていた。しかし、東方神起はユンホとチャンミンが入隊時期を合わせ、最短でグループ活動を再開できるようにしたのに対し、JYJはまずジェジュンとユチョンが入隊し、1年半ほど空けてジュンスが入隊したことで、グループの活動再開は、早くてもジュンスが除隊する18年末以降。ジュンスの入隊が遅かったのは、スケジュールが詰まっていたのに加え、ファンにJYJの存在を忘れさせないという狙いがあったのかもしれない。ところが、今になってそれによるデメリットや、運営側の読みの甘さが目立っている。

「語弊はありますが、東方神起は表舞台で、JYJは裏で活躍することでバランスが取れていたんです。圧力を受けているJYJは弱い立場にいるからと、日韓両国のファンから、かえって熱心に応援されていましたからね。でも、もともと彼らが脱退したとき、昔からのファンは、事務所の扱いから『当然だ』という擁護派と、『仲間を置いていくなんて勝手だ』という否定派に分かれていました。そして今回のファンの期待を無視した発表ですからね。怒るファンがいても仕方ないと思います」(前出・芸能関係者)

東方神起のユンホは除隊時の会見で「これからが東方神起の始まり」と、活動再開への意欲を語った。一方、ユチョンは除隊後しばらくは結婚の準備に専念し、芸能活動を控えるという。ドラマや映画で俳優として活動再開か、それとも先に除隊しているジェジュンとユニットを結成するのかと期待していたファンは、肩透かしを食らった形だ。

道をたがえた後も、ライバルとしてK-POP人気をリードしてきた東方神起とJYJ。しかしユチョンの結婚により、大きな差がついてしまうかもしれない。

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